今回は「当座預金」を取り上げます。
(1)当座預金と小切手
当座預金とは、銀行と契約をむすび、自社の当座預金口座
に預け入れたお金で自社が振り出した(=支払人となった)
小切手や手形を引き落とししてもらう(決済してもらう)た
めの預金です。
小切手とは自社が取引先などの相手先に振出し、そ
の小切手を銀行に持ってきた相手先に、小切手にかかれた金
額を自社に代わって銀行が払うものです。当然銀行は自社
(振出人)の当座預金から同額引き落とします。小切手には
銀行と当座契約をむすぶともらえる、小切手帳を使います。
小切手は取引の決済の際、多額の現金を持ち運ぶ煩わしさ、
危険を回避するためのものです。
手形については、改めて紹介しますのでお待ちください。
(2)当座預金の性格
簿記の基礎(第2回)の(4)2006年9月12日の加筆
資産とは現金自体。もしくはそれと引き換えに現金や
「財産」・サービスを要求できる権利
「財産」の追加をします
当座預金は支払手段なので、引き換えになんらかの財産や
サービスを要求できます。よって、資産です。
財産は形あるもの、建物や備品など、サービスは形のないもの
、経営コンサルティングを頼んだときの代金などがあげられます。
資産は増加=借方
減少=貸方
(3)当座預金の処理
当座預金は1.預けたとき2.引き出したとき(必ず小切手を使う)
の2通りです。
1.預けたとき
普通預金から当座預金へ1000振り替えた
当座預金 1000 / 普通預金 1000
普通預金は個人の皆さんも使っている、おなじみのものです。
普通預金は資産ですから、減少が貸方です。
2.引き出したとき
水道光熱費500を小切手を振り出して払った
水道光熱費 500/ 当座預金 500
仕入300を小切手を振り出して払った
仕入 300/ 当座預金 300
水道光熱費と仕入はともに費用なので、増加が借方です。
(4)自己振出小切手と他人振出小切手
小切手は自分が振り出したときと、他社が振り出したものを
うけとった場合があります。
自分が振り出したときは(3)のように考えますが他社振出
の小切手(他人振出小切手)は入手したときに(相手の振出
人は当座預金の減少仕訳 をしていますが)現金で処理します。
銀行にその小切手を提示すればすぐ現金になるためです。
→ 現金について(第5回)2006年10月9日参照
つまり、もらったら現金の増加、自社が振り出すとき(自己
振出小切手といいます)は当座預金の減少です。
売上500で代金は小切手でもらった
現金 500/ 売上 500
ただし「もらった小切手をすぐ当座預金に入金した」と問題文に
書いてあったら当座預金で処理してください。
売上500、代金は小切手でもらい、すぐに当座預金に入金した
当座預金 500/ 売上 500
以上です。次回は当座借越をとりあげる予定です。
※図表が崩れて見える方は、 http://www.mag2.com/help/r107.html を参考に、
等幅フォントに設定してご覧ください。
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