2008年12月3日星期三
能力考阅读解题14诀窍
from http://jp.hjenglish.com/page/57024/
コツ1:「下線部の理由や内容を問う問題は、直前直後にヒントがある。」
答えのヒントが下線部の遠くにあることは、まれです。ほとんどの場合、「直前直後」を読めば答えが導けます。「直前直後」をよく読んでみてくださいね。
诀窍1:「对于询问划线部分理由和内容的问题,线索就在划线部分邻近的前后。」
解题线索极少出现在离划线部分较远的地方。大多数情况下,只要阅读划线部分邻近的“前后”即可找到解题线索。试着仔细阅读这邻近的“前后”部分吧。
コツ2:「否定疑問文(「~ではないだろうか。」)が出たら要チェック。」
「Aではないだろうか。」は「私はAだと思う。」という意味で、自分の意見を控え目に(ひかえめ)に言う表現です。
例文)
彼は笑っているけれど、本当はとても悲しいのではないだろうか。
→(私は、)彼はとても悲しんでいると思う。
この控えめな表現にこそ、筆者の本音・主張があります。もちろん、試験問題にもよく絡んできます。
诀窍2:「一旦出现否定疑问句(「~ではないだろうか。」)要特别注意。」
「Aではないだろうか。(难道不是A吗?)」是「私はAだと思う。(我认为是A。)」的意思,即主张自己意见的谨慎表达方式。
例句)
他虽然在笑,实际上却非常悲伤,难道不是吗?
→(我认为)他非常悲伤。
正因为是谨慎的表达,才更体现出作者的真心话和主张。自然也是能力考经常出题之处。
コツ3:「逆接の接続詞「しかし」が出たら、そのあとの文章は超重要。」
なぜ、筆者はあえて「しかし」を使って、文章の流れを変えなければならないのでしょうか。
なぜなら、流れを変えてでも述べなければならないこと、すなわち、筆者の主張・意見があるからです。
だから、「しかし」の後の文章は、超重要なのです。
诀窍3:「一旦出现逆接接续词「しかし」,这之后的文章非常重要。」
为什么作者要特意使用「しかし」改变文章的走向?
为什么文章的走向改变后也必须要说这些话,换句话说,因为这里有作者的主张和意见。
所以,「しかし」后面的文章,极为重要。մ柞傏直ⵣ沪江欢迎您!©版权所有沪江网ⵣ直傏柞մ
コツ4:「読む前にまず出典先を見ろ。文章のテーマがわかり、理解度がアップする。」
文章を読むとき、そのテーマを知らないで読むのとテーマを知って読むのと、どちらが理解しやすいでしょうか。
もちろん、テーマを知って読む方が理解しやすいに決まっていますね。
文章を読む前に、出典先を読めば、問題文を読む前に大体のテーマがわかります。
出典先を読むのは、ほんの1秒か2秒。それだけで、理解度が全然違います。
诀窍4:「阅读文章前先看出处。了解文章的主题、提高理解程度。」
阅读文章时,在不知道主题的情况下阅读和了解主题后再阅读,哪一种方式更容易理解文章呢?
当然是在了解主题后再阅读的方式对理解文章更有帮助。
所以,在阅读文章前,先看看出处,就能在做阅读题前了解文章大致的主题。
看出处只不过花1、2秒,但仅仅这样,理解程度就会完全不同。
コツ5:「読解の目的、それは筆者の主張・意見を正確に読み取るということ。」
読解の目的とは、まさにこれに尽きます。
だから、筆者の主張・意見の部分は必ずチェックしてください。
特に、「~はずだ」「~に違いない」「~ではないだろうか」「~と思う」「~と考える/考えられる」「~に他ならない」といった文末表現を含む文章は重要です。
诀窍5:「阅读的目的,是正确理解作者的主张和意见。」
阅读的目的正是如此。
所以,作者的主张和意见部分一定要仔细阅读。
特别是,含有「~はずだ(应该是)」「~に違いない(一定是)」「~ではないだろうか(难道不是吗?)」「~と思う(我想)」「~と考える/考えられる(我认为)」「~に他ならない(正是、无非)」等句末表现的语句尤为重要。
コツ6:「『~とは~。』定義を表す文章があったら、要チェック。」
言葉の定義は、筆者の思索(しさく)やその後の論理展開の出発点です。
それだけに、文章を書く人も、言葉の定義に十分注意を払います。
辞書的な定義もあれば、筆者なりの定義もあります。もちろんどちらも重要です。
問題を解くときも、大きなヒントを与えてくれます。
诀窍6:「一旦出现『~とは~。』表示定义的语句,要特别注意。」
给词语下定义,是作者思考和之后逻辑展开的出发点。
正因为如此,写文章的人也十分注意对词语的定义。
有类似字典上的定义,也有作者自己的定义。二者都是重要的。
在解题时,这些定义将带来巨大提示。
コツ7:「比喩表現が出てきたら、その内容を解説している部分をチェックせよ。」
比喩表現は、間接的な表現です。
なので、自分のイメージで勝手な解釈をすると、誤解の可能性が大きいです。
試験で比喩表現の内容が問われる場合、必ずその表現の前後に内容を解説している部分があります。その部分をしっかりつかみ、意味を正確にとらえましょう。
诀窍7:「一旦出现比喻表现,要注意阅读该比喻的内容解说部分。」
比喻表现是委婉的表达方式。
所以,如果凭着自己的印象随意解释的话,极有可能造成误解。
考试中问到比喻表现相关的内容时,在比喻表现的前后一定会有对此内容解说的部分。牢牢抓住这些部分,正确理解其意思。
コツ8:「繰り返し出てくる言葉はキーワード。キーワードのある文は要チェック。」
繰り返し出てくる言葉、それは筆者がいつも考えている言葉。
つまり、筆者の思考の中心にあるキーワードです。
だから、キーワードが入ったいる文章は、キーワードについての説明(=筆者の思考の説明)であったり、筆者の主張であることが多いです。
それだけに、絶対見逃してはいけません。
诀窍8:「反复出现的词汇是关键词。要特别注意含有关键词的语句。」
反复出现的词汇,是作者一直在考虑的词汇。
也就是,作者思考重点的关键词。
所以,含有关键词的语句中,经常会出现对关键词的说明(=作者思考的说明)或作者的主张。
正因为如此,含有关键词的语句绝不能放过。
コツ9:「内容の正誤を問う問題は、不正解の誤記述部分を正確につかむ。」
皆さんは内容の正誤を問う問題で、すぐに正解を出せますか。
1級の読解問題は、すぐに正解が出せるほど簡単ではありません。
急いで答を出しても、間違える可能性が高いです。
そんな時、逆に不正解の誤記述部分に注目しましょう。
本文の内容と違う選択肢を落としていけば、自然に正解がわかります。
诀窍9:「判断内容正误的题目,要正确抓住不正确选项的错误叙述部分。」
大家对于判断内容正误的题目,能立刻选出正确选项吗?
1级的阅读题,绝不是能立刻选出正确选项的那么简单。
急急忙忙选出的答案,很有可能是错的。
这个时候,反过来去注意那些不正确选项的错误叙述部分吧。
排除掉与原文内容意思不同的选项,正确选项自然就浮出水面了。
コツ10:「接続詞挿入問題は、前後の意味関係で絞り込む。」
接続詞とは、前の文章と後の文章の意味関係(=論理的関係)を示す品詞です。
ですので、接続詞を入れる問題を解く時は、前後の文章の論理的関係を正確につかむ必要があります。
一見当たり前の方法ですが、その当たり前のことを徹底することが、この問題を解く大きなカギになります。
诀窍10:「对于填入接续词的题目,要把握前后的意思关联。」
接续词是表示前后文章意思关联(=逻辑关系)的一类词。
所以,在解答填入接续词的题目时,有必要正确把握前后文章的逻辑关系。
虽然是人尽皆知的方法,但彻底贯彻这理所当然的事,才是解答这类题目的关键钥匙。
コツ11:「『AではなくB』『AよりむしろB』『AよりB』『AというよりB』という表現が出たらBをチェック。」
筆者は、自分の主張をいろいろな方法で読者に伝えようとします。
その中の一つが、この「AではなくB」「AよりむしろB」「AよりB」「AというよりB」といった表現。
つまり、Aと対比することによって、自分の主張であるBを際立たせているわけです。
ということは、Bには筆者の主張が詰まっているということ。これはもう、絶対チェックです。
诀窍11:「当出现诸如『AではなくB』『AよりむしろB』『AよりB』『AというよりB』的表达时,要特别注意B。」
作者希望把自己的主张通过各种各样的办法传达给读者。
其中之一便是,「AではなくB(不是A而是B)」「AよりむしろB(与其A不如B)」「AよりB(B比A)」「AというよりB(与其说A,B如何如何)」这类的表达方式。
也就是,通过与A的对比,来突出表达是自己主张的B。
所以,B包含着作者的主张,一定要仔细阅读。
コツ12:「同じ内容の表現が繰り返し出てきたら、それは筆者の主張の核。要チェック。」
文章の中に、時々「言葉は違うけれど、言っている内容は同じ」表現というものがあります。
筆者は、自分の主張の重要な部分はどうしても読者に理解してほしい。
だから、様々な角度から説明して、読者の理解を得ようとします。
その結果、同じ内容の事柄を、さまざまな表現を使って説明することになるのです。
つまり、それだけ非常に重要だということなのです。だから、要チェックです。
诀窍12:「当同样内容的表达重复出现时,这即是作者主张的核心。要特别注意。」
文章中,有时会出现“用词不同,但所说内容相同”的表达。
因为作者无论如何也希望读者理解自己主张的重要部分。
所以,作者会从各种角度来加以说明,力争使读者理解。
这样导致的结果就是同样的内容事态,使用了不同的表达来说明。
这些重复的表达非常重要,要特别注意。
コツ13:「グラフが出たら、まず調査目的、調査対象、XY軸の意味と単位をチェック。」
グラフの読み取りが苦手な人のほとんどは、調査目的、調査対象、XY軸の意味と単位がわかっていません。これらをしっかり理解しないと、グラフの問題は絶対解けません。
調査目的とは、「携帯電話の所持と読書量の関係を調べる」とか、「日本の現状調査」など、何のための調査かといったことです。
調査対象とは、「一般の男女」とか「20代から50代までの社会人」など、調査を行った相手です。
XY軸の意味と単位とは、そのグラフの縦軸と横軸がそれぞれ何を表しているか、そしてどんな尺度(例:万人、kg、%)で表しているか、といったことです。
これらのことをしっかり踏まえた上で、内容に合う文章を慎重に選んでいかなければなりません。
诀窍13:「遇到图表题时,首先要弄清楚调查目的、调查对象、XY轴的意思和单位。」
不擅长读图表的人往往没有理解调查目的、调查对象、XY轴的意思和单位。不把这些弄清楚的话,图表题是绝对没办法解答的。
调查目的为诸如“手机持有和读书量的关系调查”“日本的现状调查”等,表示为了什么目的来做调查。
调查对象为诸如“一般男女”“20年龄层至50年龄层参加工作的人”等,调查实施的对象。
XY轴的意思和单位则为,该图表的纵轴和横轴分别表示什么、各以什么为标准(例:万人、kg、%)。
在认真把握这些要素、以此为依据的基础上,慎重选择与内容相符的文章。
コツ14:「答えはすべて文章の中にある。自分の価値観や勝手な考え方で答えを選ぶな。」
受験生の解答を見てみると、問題文とは関係なく自分の価値観や勝手な思い込みで選択肢を選んでいる人が、結構います。
例えば「読書」をテーマにした読解問題があるとします。
この時、本文を読む前から「読書は、必ず最初から最後まで読まなければならない。それがいい読書だ。」と、思い込んでいる人がいます。そういう人は、必ずひっかけの選択肢を選んでしまい、点数が伸びません。
1級の読解は、あなたの価値観を測る試験ではありません。あくまでも、読解力があるかどうかを測る試験です。
答えが分からなかったら、自分勝手に考えず、必ず問題文に戻ってしっかり読み直しましょう。
答えは必ず問題文の中にあります。あなたの頭の中ではありません。
诀窍14:「所有的答案都在文章中。千万不要以自己的价值观和凭空想象来选择答案。」
考生的解答中,有不少人会选择与阅读问题文章无关、以自己的价值观和凭空想象来确定的选项。
举个例子来说,如果一篇以“读书”为主题的阅读文章。
在读这篇文章之前,有些人会抱有“读书一定要从开始读到最后,这才是好的读书习惯”如此认定的想法。这些人最终一定会选择用来迷惑的选项,无法获得分数。
1级的阅读题,并不是在考察你的价值观。说到底,只是测试你是否拥有阅读能力的考试。
如果选不出答案,切忌自己随意想象,一定要重新回到文章再仔细阅读。
记住,答案一定出自文章,而不存在于你的脑海!
コツ1:「下線部の理由や内容を問う問題は、直前直後にヒントがある。」
答えのヒントが下線部の遠くにあることは、まれです。ほとんどの場合、「直前直後」を読めば答えが導けます。「直前直後」をよく読んでみてくださいね。
诀窍1:「对于询问划线部分理由和内容的问题,线索就在划线部分邻近的前后。」
解题线索极少出现在离划线部分较远的地方。大多数情况下,只要阅读划线部分邻近的“前后”即可找到解题线索。试着仔细阅读这邻近的“前后”部分吧。
コツ2:「否定疑問文(「~ではないだろうか。」)が出たら要チェック。」
「Aではないだろうか。」は「私はAだと思う。」という意味で、自分の意見を控え目に(ひかえめ)に言う表現です。
例文)
彼は笑っているけれど、本当はとても悲しいのではないだろうか。
→(私は、)彼はとても悲しんでいると思う。
この控えめな表現にこそ、筆者の本音・主張があります。もちろん、試験問題にもよく絡んできます。
诀窍2:「一旦出现否定疑问句(「~ではないだろうか。」)要特别注意。」
「Aではないだろうか。(难道不是A吗?)」是「私はAだと思う。(我认为是A。)」的意思,即主张自己意见的谨慎表达方式。
例句)
他虽然在笑,实际上却非常悲伤,难道不是吗?
→(我认为)他非常悲伤。
正因为是谨慎的表达,才更体现出作者的真心话和主张。自然也是能力考经常出题之处。
コツ3:「逆接の接続詞「しかし」が出たら、そのあとの文章は超重要。」
なぜ、筆者はあえて「しかし」を使って、文章の流れを変えなければならないのでしょうか。
なぜなら、流れを変えてでも述べなければならないこと、すなわち、筆者の主張・意見があるからです。
だから、「しかし」の後の文章は、超重要なのです。
诀窍3:「一旦出现逆接接续词「しかし」,这之后的文章非常重要。」
为什么作者要特意使用「しかし」改变文章的走向?
为什么文章的走向改变后也必须要说这些话,换句话说,因为这里有作者的主张和意见。
所以,「しかし」后面的文章,极为重要。մ柞傏直ⵣ沪江欢迎您!©版权所有沪江网ⵣ直傏柞մ
コツ4:「読む前にまず出典先を見ろ。文章のテーマがわかり、理解度がアップする。」
文章を読むとき、そのテーマを知らないで読むのとテーマを知って読むのと、どちらが理解しやすいでしょうか。
もちろん、テーマを知って読む方が理解しやすいに決まっていますね。
文章を読む前に、出典先を読めば、問題文を読む前に大体のテーマがわかります。
出典先を読むのは、ほんの1秒か2秒。それだけで、理解度が全然違います。
诀窍4:「阅读文章前先看出处。了解文章的主题、提高理解程度。」
阅读文章时,在不知道主题的情况下阅读和了解主题后再阅读,哪一种方式更容易理解文章呢?
当然是在了解主题后再阅读的方式对理解文章更有帮助。
所以,在阅读文章前,先看看出处,就能在做阅读题前了解文章大致的主题。
看出处只不过花1、2秒,但仅仅这样,理解程度就会完全不同。
コツ5:「読解の目的、それは筆者の主張・意見を正確に読み取るということ。」
読解の目的とは、まさにこれに尽きます。
だから、筆者の主張・意見の部分は必ずチェックしてください。
特に、「~はずだ」「~に違いない」「~ではないだろうか」「~と思う」「~と考える/考えられる」「~に他ならない」といった文末表現を含む文章は重要です。
诀窍5:「阅读的目的,是正确理解作者的主张和意见。」
阅读的目的正是如此。
所以,作者的主张和意见部分一定要仔细阅读。
特别是,含有「~はずだ(应该是)」「~に違いない(一定是)」「~ではないだろうか(难道不是吗?)」「~と思う(我想)」「~と考える/考えられる(我认为)」「~に他ならない(正是、无非)」等句末表现的语句尤为重要。
コツ6:「『~とは~。』定義を表す文章があったら、要チェック。」
言葉の定義は、筆者の思索(しさく)やその後の論理展開の出発点です。
それだけに、文章を書く人も、言葉の定義に十分注意を払います。
辞書的な定義もあれば、筆者なりの定義もあります。もちろんどちらも重要です。
問題を解くときも、大きなヒントを与えてくれます。
诀窍6:「一旦出现『~とは~。』表示定义的语句,要特别注意。」
给词语下定义,是作者思考和之后逻辑展开的出发点。
正因为如此,写文章的人也十分注意对词语的定义。
有类似字典上的定义,也有作者自己的定义。二者都是重要的。
在解题时,这些定义将带来巨大提示。
コツ7:「比喩表現が出てきたら、その内容を解説している部分をチェックせよ。」
比喩表現は、間接的な表現です。
なので、自分のイメージで勝手な解釈をすると、誤解の可能性が大きいです。
試験で比喩表現の内容が問われる場合、必ずその表現の前後に内容を解説している部分があります。その部分をしっかりつかみ、意味を正確にとらえましょう。
诀窍7:「一旦出现比喻表现,要注意阅读该比喻的内容解说部分。」
比喻表现是委婉的表达方式。
所以,如果凭着自己的印象随意解释的话,极有可能造成误解。
考试中问到比喻表现相关的内容时,在比喻表现的前后一定会有对此内容解说的部分。牢牢抓住这些部分,正确理解其意思。
コツ8:「繰り返し出てくる言葉はキーワード。キーワードのある文は要チェック。」
繰り返し出てくる言葉、それは筆者がいつも考えている言葉。
つまり、筆者の思考の中心にあるキーワードです。
だから、キーワードが入ったいる文章は、キーワードについての説明(=筆者の思考の説明)であったり、筆者の主張であることが多いです。
それだけに、絶対見逃してはいけません。
诀窍8:「反复出现的词汇是关键词。要特别注意含有关键词的语句。」
反复出现的词汇,是作者一直在考虑的词汇。
也就是,作者思考重点的关键词。
所以,含有关键词的语句中,经常会出现对关键词的说明(=作者思考的说明)或作者的主张。
正因为如此,含有关键词的语句绝不能放过。
コツ9:「内容の正誤を問う問題は、不正解の誤記述部分を正確につかむ。」
皆さんは内容の正誤を問う問題で、すぐに正解を出せますか。
1級の読解問題は、すぐに正解が出せるほど簡単ではありません。
急いで答を出しても、間違える可能性が高いです。
そんな時、逆に不正解の誤記述部分に注目しましょう。
本文の内容と違う選択肢を落としていけば、自然に正解がわかります。
诀窍9:「判断内容正误的题目,要正确抓住不正确选项的错误叙述部分。」
大家对于判断内容正误的题目,能立刻选出正确选项吗?
1级的阅读题,绝不是能立刻选出正确选项的那么简单。
急急忙忙选出的答案,很有可能是错的。
这个时候,反过来去注意那些不正确选项的错误叙述部分吧。
排除掉与原文内容意思不同的选项,正确选项自然就浮出水面了。
コツ10:「接続詞挿入問題は、前後の意味関係で絞り込む。」
接続詞とは、前の文章と後の文章の意味関係(=論理的関係)を示す品詞です。
ですので、接続詞を入れる問題を解く時は、前後の文章の論理的関係を正確につかむ必要があります。
一見当たり前の方法ですが、その当たり前のことを徹底することが、この問題を解く大きなカギになります。
诀窍10:「对于填入接续词的题目,要把握前后的意思关联。」
接续词是表示前后文章意思关联(=逻辑关系)的一类词。
所以,在解答填入接续词的题目时,有必要正确把握前后文章的逻辑关系。
虽然是人尽皆知的方法,但彻底贯彻这理所当然的事,才是解答这类题目的关键钥匙。
コツ11:「『AではなくB』『AよりむしろB』『AよりB』『AというよりB』という表現が出たらBをチェック。」
筆者は、自分の主張をいろいろな方法で読者に伝えようとします。
その中の一つが、この「AではなくB」「AよりむしろB」「AよりB」「AというよりB」といった表現。
つまり、Aと対比することによって、自分の主張であるBを際立たせているわけです。
ということは、Bには筆者の主張が詰まっているということ。これはもう、絶対チェックです。
诀窍11:「当出现诸如『AではなくB』『AよりむしろB』『AよりB』『AというよりB』的表达时,要特别注意B。」
作者希望把自己的主张通过各种各样的办法传达给读者。
其中之一便是,「AではなくB(不是A而是B)」「AよりむしろB(与其A不如B)」「AよりB(B比A)」「AというよりB(与其说A,B如何如何)」这类的表达方式。
也就是,通过与A的对比,来突出表达是自己主张的B。
所以,B包含着作者的主张,一定要仔细阅读。
コツ12:「同じ内容の表現が繰り返し出てきたら、それは筆者の主張の核。要チェック。」
文章の中に、時々「言葉は違うけれど、言っている内容は同じ」表現というものがあります。
筆者は、自分の主張の重要な部分はどうしても読者に理解してほしい。
だから、様々な角度から説明して、読者の理解を得ようとします。
その結果、同じ内容の事柄を、さまざまな表現を使って説明することになるのです。
つまり、それだけ非常に重要だということなのです。だから、要チェックです。
诀窍12:「当同样内容的表达重复出现时,这即是作者主张的核心。要特别注意。」
文章中,有时会出现“用词不同,但所说内容相同”的表达。
因为作者无论如何也希望读者理解自己主张的重要部分。
所以,作者会从各种角度来加以说明,力争使读者理解。
这样导致的结果就是同样的内容事态,使用了不同的表达来说明。
这些重复的表达非常重要,要特别注意。
コツ13:「グラフが出たら、まず調査目的、調査対象、XY軸の意味と単位をチェック。」
グラフの読み取りが苦手な人のほとんどは、調査目的、調査対象、XY軸の意味と単位がわかっていません。これらをしっかり理解しないと、グラフの問題は絶対解けません。
調査目的とは、「携帯電話の所持と読書量の関係を調べる」とか、「日本の現状調査」など、何のための調査かといったことです。
調査対象とは、「一般の男女」とか「20代から50代までの社会人」など、調査を行った相手です。
XY軸の意味と単位とは、そのグラフの縦軸と横軸がそれぞれ何を表しているか、そしてどんな尺度(例:万人、kg、%)で表しているか、といったことです。
これらのことをしっかり踏まえた上で、内容に合う文章を慎重に選んでいかなければなりません。
诀窍13:「遇到图表题时,首先要弄清楚调查目的、调查对象、XY轴的意思和单位。」
不擅长读图表的人往往没有理解调查目的、调查对象、XY轴的意思和单位。不把这些弄清楚的话,图表题是绝对没办法解答的。
调查目的为诸如“手机持有和读书量的关系调查”“日本的现状调查”等,表示为了什么目的来做调查。
调查对象为诸如“一般男女”“20年龄层至50年龄层参加工作的人”等,调查实施的对象。
XY轴的意思和单位则为,该图表的纵轴和横轴分别表示什么、各以什么为标准(例:万人、kg、%)。
在认真把握这些要素、以此为依据的基础上,慎重选择与内容相符的文章。
コツ14:「答えはすべて文章の中にある。自分の価値観や勝手な考え方で答えを選ぶな。」
受験生の解答を見てみると、問題文とは関係なく自分の価値観や勝手な思い込みで選択肢を選んでいる人が、結構います。
例えば「読書」をテーマにした読解問題があるとします。
この時、本文を読む前から「読書は、必ず最初から最後まで読まなければならない。それがいい読書だ。」と、思い込んでいる人がいます。そういう人は、必ずひっかけの選択肢を選んでしまい、点数が伸びません。
1級の読解は、あなたの価値観を測る試験ではありません。あくまでも、読解力があるかどうかを測る試験です。
答えが分からなかったら、自分勝手に考えず、必ず問題文に戻ってしっかり読み直しましょう。
答えは必ず問題文の中にあります。あなたの頭の中ではありません。
诀窍14:「所有的答案都在文章中。千万不要以自己的价值观和凭空想象来选择答案。」
考生的解答中,有不少人会选择与阅读问题文章无关、以自己的价值观和凭空想象来确定的选项。
举个例子来说,如果一篇以“读书”为主题的阅读文章。
在读这篇文章之前,有些人会抱有“读书一定要从开始读到最后,这才是好的读书习惯”如此认定的想法。这些人最终一定会选择用来迷惑的选项,无法获得分数。
1级的阅读题,并不是在考察你的价值观。说到底,只是测试你是否拥有阅读能力的考试。
如果选不出答案,切忌自己随意想象,一定要重新回到文章再仔细阅读。
记住,答案一定出自文章,而不存在于你的脑海!
2008年11月6日星期四
語彙 -3
3課
□いっきょに □いっしん □いっそ □いっぺん □いと □いびき □いまさら □いまだ
いっきょに 作品を一挙に完成させる。
いっしん 母は、息子の無事を一心に祈った。
いっそ 毎月、こんなに高い家賃を払うのなら、いっそのことまんしょんでも買おうか。
いっぺん 彼の言葉で、その場の雰囲気が一変した。
いと 著者の意図がよく分からない本だった。
いびき 昨夜は、同室の原田さんの鼾が煩くて、眠れなかった。
いまさら いまさら謝られても、もう遅い。
いまだ もう12月だというのに、私はいまだに志望校を決めていない。
□いやいや □いやに □いんき □うけとめる □うちあける □うちきる □うちこむ
いやいや 上司からの以来なので、その会合にいやいや参加した。
いやに 山中さんは、今日に限って、いやに大人しい。
いんき 彼女は美人だが、陰気な性格だ。
うけとめる キャッチャーは、ピッチャーが投げた鋭い変化を受け止めた。
うちあける 妻に転職したいと打ち明けたところ、賛成してくれた。
うちきる 発掘調査は、昨日で打ち切られた。
うちこむ 相手のコートへ、球を強く打ち込んだ。仕事に打ち込んでいる。
□うちわけ □うっとうしい □うつむく □うつろ □うつわ □うでまえ □うぬぼれ
うちわけ 出張費の内訳を説明した。
うっとしい 雨が多く、うっとうしい天気が続いている。
うつむく 恥ずかしかったので、彼女はずっとうつむいていた。
うつろ 何を考えているのか、高橋さんの瞳は、ぼんやりとうつろだった。
うつわ 料理を器に盛る。彼は全員を纏めるリーダーの器ではない。
うでまえ たいした腕前だ。結婚して3年もたつと、料理の腕前も上がる。
うぬぼれ ちやほやされて育った彼は、うぬぼれが強い。彼女は美人だとうぬぼれている。
□いっきょに □いっしん □いっそ □いっぺん □いと □いびき □いまさら □いまだ
いっきょに 作品を一挙に完成させる。
いっしん 母は、息子の無事を一心に祈った。
いっそ 毎月、こんなに高い家賃を払うのなら、いっそのことまんしょんでも買おうか。
いっぺん 彼の言葉で、その場の雰囲気が一変した。
いと 著者の意図がよく分からない本だった。
いびき 昨夜は、同室の原田さんの鼾が煩くて、眠れなかった。
いまさら いまさら謝られても、もう遅い。
いまだ もう12月だというのに、私はいまだに志望校を決めていない。
□いやいや □いやに □いんき □うけとめる □うちあける □うちきる □うちこむ
いやいや 上司からの以来なので、その会合にいやいや参加した。
いやに 山中さんは、今日に限って、いやに大人しい。
いんき 彼女は美人だが、陰気な性格だ。
うけとめる キャッチャーは、ピッチャーが投げた鋭い変化を受け止めた。
うちあける 妻に転職したいと打ち明けたところ、賛成してくれた。
うちきる 発掘調査は、昨日で打ち切られた。
うちこむ 相手のコートへ、球を強く打ち込んだ。仕事に打ち込んでいる。
□うちわけ □うっとうしい □うつむく □うつろ □うつわ □うでまえ □うぬぼれ
うちわけ 出張費の内訳を説明した。
うっとしい 雨が多く、うっとうしい天気が続いている。
うつむく 恥ずかしかったので、彼女はずっとうつむいていた。
うつろ 何を考えているのか、高橋さんの瞳は、ぼんやりとうつろだった。
うつわ 料理を器に盛る。彼は全員を纏めるリーダーの器ではない。
うでまえ たいした腕前だ。結婚して3年もたつと、料理の腕前も上がる。
うぬぼれ ちやほやされて育った彼は、うぬぼれが強い。彼女は美人だとうぬぼれている。
2008年11月5日星期三
語彙 -2
2課
□あんじ □あんじる □あんのじょう □いいかげん □いかに □いかにも
あんじ この絵の曲線は、人間の呼びを暗示しているそうだ。
あんじる 畑を荒らす野生の猿を捕まえようと、一計を案じた。事の成り行きを案じる
あんのじょう 連休中の新幹線は、案の定、込んでいた。
いいかげん 「いいかげんにしなさい」と、母親は子供を叱った。彼はいいかげんな男だ。
いいわけ あなたが言っていることは、言い訳にもならない。
いかに いかに熱弁をふるっても、彼に賛同するひとはいなかった。
いかにも いかにも、おっしゃるとおりです。彼はいかにも優等生のタイプだ。
□いき □いきがい □いきごむ □いくた □いじる □いぜん □いたって □いちがいに
いき 小林さんは、なかなか粋な人だ。
いきがい 彼から仕事を取り上げたら、生きがいがなくなってしまうだろう。
いきごむ 山下さんを説得しようと、意気込んで訪ねたのに、留守だった。
いくた 父は、幾多の困難な乗り越えて、会社を大きくしてきたそうだ。
いじる 彼女は、話しながら髪の毛をいじる癖がある。
いぜん 彼には遅刻しないよう、何度も注意したが、依然として改まらない。
いたって いたってのんきな弟、よく宿題を忘れる。
いちがいに 田舎は住みやすいというが、一概にそうとも言い切れない。
□いちどう □いちもく □いちよう □いちりつ □いちれん □いっかつ □いっき
いちどう 社の発展のために、社員一同、力を合わせて頑張っている。
いちもく グラフに表すと、結果は一目瞭然だ。彼女の才能は誰もが一目置く。
いちよう 社長の言葉に、みな一様にうなずいた。
いちりつ 全社員一律2パーセントの昇給が決定した。
いちれん 一連の問題解決に向けて、話し合いが行われている。
いっかつ 時間がないので、三つの議案を一括して審議する。
いっき 日頃から鍛えている彼は、120段の階段を一気にかけ上がった。
□あんじ □あんじる □あんのじょう □いいかげん □いかに □いかにも
あんじ この絵の曲線は、人間の呼びを暗示しているそうだ。
あんじる 畑を荒らす野生の猿を捕まえようと、一計を案じた。事の成り行きを案じる
あんのじょう 連休中の新幹線は、案の定、込んでいた。
いいかげん 「いいかげんにしなさい」と、母親は子供を叱った。彼はいいかげんな男だ。
いいわけ あなたが言っていることは、言い訳にもならない。
いかに いかに熱弁をふるっても、彼に賛同するひとはいなかった。
いかにも いかにも、おっしゃるとおりです。彼はいかにも優等生のタイプだ。
□いき □いきがい □いきごむ □いくた □いじる □いぜん □いたって □いちがいに
いき 小林さんは、なかなか粋な人だ。
いきがい 彼から仕事を取り上げたら、生きがいがなくなってしまうだろう。
いきごむ 山下さんを説得しようと、意気込んで訪ねたのに、留守だった。
いくた 父は、幾多の困難な乗り越えて、会社を大きくしてきたそうだ。
いじる 彼女は、話しながら髪の毛をいじる癖がある。
いぜん 彼には遅刻しないよう、何度も注意したが、依然として改まらない。
いたって いたってのんきな弟、よく宿題を忘れる。
いちがいに 田舎は住みやすいというが、一概にそうとも言い切れない。
□いちどう □いちもく □いちよう □いちりつ □いちれん □いっかつ □いっき
いちどう 社の発展のために、社員一同、力を合わせて頑張っている。
いちもく グラフに表すと、結果は一目瞭然だ。彼女の才能は誰もが一目置く。
いちよう 社長の言葉に、みな一様にうなずいた。
いちりつ 全社員一律2パーセントの昇給が決定した。
いちれん 一連の問題解決に向けて、話し合いが行われている。
いっかつ 時間がないので、三つの議案を一括して審議する。
いっき 日頃から鍛えている彼は、120段の階段を一気にかけ上がった。
語彙 -1
1課
□あいそう □あいだがら □あえて □あくどい □あざ □あさましい □あざむく □あざわらう
あいそう お酒ばかり飲む夫に愛想をつかした妻は、離婚した。あの店員は愛想がよい。
あいだがら 林先生と山田さんは、師弟の間柄だそうです。
あえて あなたの将来のために、あえて忠告します。
あくどい あの男のあくどいやり方に泣かされた人も多い。
あざ 私は生まれながらに、左手に小さな痣があります。
あさましい 祖父が亡くなったとたん、遺産をめぐってあさましい争いが始まった。
あざむく 敵を欺くために、一度退却するふりをした。
あざわらう 助けを求めに来た人を、何もせずあざ笑っていたあの男はひどい。
□あせる □あっけない □あつらえる □あとまわし □あべこべ □あやつる □あやぶむ
あせる 朝寝坊をしたので焦って出かけた。何度も洗濯したのでTシャツの色が褪せた。
あっけない 有名大学の試験だから、難しいと思ったが、あっけないほどやさしかった。
あつらえる 兄は、既成服に合わない体形なので、服を誂えている。
あとまわし 彼は、自分のことを後回しにしても、他の人を助けるような人だ。
あべこべ 道を曲がるのを間違えたらしく、あべこべの方向へ行ってしまった。
あやつる 彼女が横領したのは、陰で誰かに操られたからに違いない。
あやぶむ 遭難した船の行方は、いまだにわからず、乗組員の生存が危ぶまれている。
□あやふや □あやまち □あらかじめ □あらっぽい □ありさま □ありのまま □ありふれる
あやふや 彼のあやふやな態度に、彼女は激怒した。
あやまち 誰でも若いときは、過ちの一つや二つは犯す。
あらかじめ あらかじめ必要なものをメモして行くと、無駄な買い物をしない。
あらっぽい 彼は荒っぽい性格に見えますが、実は優しい人なんです。
ありさま 田中君は、彼女に振られてからというもの、食事ものどを通らない有様だ。
ありのまま ありのままの私を認めくれると結婚したいと思っている。
ありふれる 親友の結婚祝いだから、ありふれた品ではなく、特別なものを贈りたい。
□あいそう □あいだがら □あえて □あくどい □あざ □あさましい □あざむく □あざわらう
あいそう お酒ばかり飲む夫に愛想をつかした妻は、離婚した。あの店員は愛想がよい。
あいだがら 林先生と山田さんは、師弟の間柄だそうです。
あえて あなたの将来のために、あえて忠告します。
あくどい あの男のあくどいやり方に泣かされた人も多い。
あざ 私は生まれながらに、左手に小さな痣があります。
あさましい 祖父が亡くなったとたん、遺産をめぐってあさましい争いが始まった。
あざむく 敵を欺くために、一度退却するふりをした。
あざわらう 助けを求めに来た人を、何もせずあざ笑っていたあの男はひどい。
□あせる □あっけない □あつらえる □あとまわし □あべこべ □あやつる □あやぶむ
あせる 朝寝坊をしたので焦って出かけた。何度も洗濯したのでTシャツの色が褪せた。
あっけない 有名大学の試験だから、難しいと思ったが、あっけないほどやさしかった。
あつらえる 兄は、既成服に合わない体形なので、服を誂えている。
あとまわし 彼は、自分のことを後回しにしても、他の人を助けるような人だ。
あべこべ 道を曲がるのを間違えたらしく、あべこべの方向へ行ってしまった。
あやつる 彼女が横領したのは、陰で誰かに操られたからに違いない。
あやぶむ 遭難した船の行方は、いまだにわからず、乗組員の生存が危ぶまれている。
□あやふや □あやまち □あらかじめ □あらっぽい □ありさま □ありのまま □ありふれる
あやふや 彼のあやふやな態度に、彼女は激怒した。
あやまち 誰でも若いときは、過ちの一つや二つは犯す。
あらかじめ あらかじめ必要なものをメモして行くと、無駄な買い物をしない。
あらっぽい 彼は荒っぽい性格に見えますが、実は優しい人なんです。
ありさま 田中君は、彼女に振られてからというもの、食事ものどを通らない有様だ。
ありのまま ありのままの私を認めくれると結婚したいと思っている。
ありふれる 親友の結婚祝いだから、ありふれた品ではなく、特別なものを贈りたい。
漢字 -52
52課
□摩天楼 □漏れる □賄賂 □脇 □戸惑う □枠 □沸く □僅か □茶碗
楼 ニューヨークの摩天楼を見てみたい。いくら華麗でも砂上の楼閣だ。
漏 大雨が降り、屋根から漏水し始めた。ガスが漏れているようだ。
賄 A大臣は賄賂を受け取っていたらし。食費は月々5万円で賄っている。
脇 バッグは自分の脇に置く。脇目も振らずに勉強する。
惑 疑惑の目で見られている。初めてのことなので、戸惑ってしまった。
枠 枠でっ囲んだ部分が重要ですから覚えてください。
沸 掘っていた所から、温泉が湧き出た。体験談を聞いて勇気が湧く。
僅 給料日前なので、お金が僅かしかない。
碗 気に入っていた茶碗を割ってしまった。お吸い物を碗に注ぐ。
□摩天楼 □漏れる □賄賂 □脇 □戸惑う □枠 □沸く □僅か □茶碗
楼 ニューヨークの摩天楼を見てみたい。いくら華麗でも砂上の楼閣だ。
漏 大雨が降り、屋根から漏水し始めた。ガスが漏れているようだ。
賄 A大臣は賄賂を受け取っていたらし。食費は月々5万円で賄っている。
脇 バッグは自分の脇に置く。脇目も振らずに勉強する。
惑 疑惑の目で見られている。初めてのことなので、戸惑ってしまった。
枠 枠でっ囲んだ部分が重要ですから覚えてください。
沸 掘っていた所から、温泉が湧き出た。体験談を聞いて勇気が湧く。
僅 給料日前なので、お金が僅かしかない。
碗 気に入っていた茶碗を割ってしまった。お吸い物を碗に注ぐ。
漢字 -51
51課
□累積 □盗塁 □激励 □風鈴 □霊感 □華麗
累 彼は係累が多い。累積赤字がかなりの額に昇った。
塁 A選手は盗塁に成功した。B投手は満塁ホームランを打たれた。
励 校長は選手をを激励した。受験に失敗した息子を励ました。
鈴 風鈴の音がする。授業の前に予鈴が鳴った。
霊 彼には霊感があるそうだ。悪霊退治のホラー映画を見た。御霊を慰む。
麗 ステージ上の女優たちは、華麗な衣装を身に着けていた。麗しの歌姫に会う。
□還暦 □劣る □強烈 □破裂 □廉価 □精錬 □暖炉 □露骨 □風呂
暦 父は来年、還暦を迎える。暦を見て、結婚式の日取りを決める。
劣 試験の結果で学生の優劣をつけるのはよくない。私の語学力は彼より劣る。
烈 彼の絵は人々に強烈な印象を与えた。
裂 水道管が破裂した。秘密だから口が裂けても言えない。
廉 バーゲンセールとして、廉価で品物を販売する。
錬 同の精錬工場で働く。
炉 暖炉がある家を建てたい。炉端で魚を焼く。
露 料理の腕前を披露した。彼を露骨に非難した。朝露が葉の先で光っている。
呂 帰宅すると、父はまず風呂に入る。土産の品を風呂敷に包んで持参した。
□新郎 □朗らか □浪費 □廊下
郎 新郎は、とても緊張していた。
朗 明朗な性格だ。詩を朗読した。彼女はいつも朗らかで感じがいい。
浪 彼は浪費ばかりしている。受験に失敗して浪人することになった。
廊 小学生の頃、廊下を走ってよく先生に叱られた。
□累積 □盗塁 □激励 □風鈴 □霊感 □華麗
累 彼は係累が多い。累積赤字がかなりの額に昇った。
塁 A選手は盗塁に成功した。B投手は満塁ホームランを打たれた。
励 校長は選手をを激励した。受験に失敗した息子を励ました。
鈴 風鈴の音がする。授業の前に予鈴が鳴った。
霊 彼には霊感があるそうだ。悪霊退治のホラー映画を見た。御霊を慰む。
麗 ステージ上の女優たちは、華麗な衣装を身に着けていた。麗しの歌姫に会う。
□還暦 □劣る □強烈 □破裂 □廉価 □精錬 □暖炉 □露骨 □風呂
暦 父は来年、還暦を迎える。暦を見て、結婚式の日取りを決める。
劣 試験の結果で学生の優劣をつけるのはよくない。私の語学力は彼より劣る。
烈 彼の絵は人々に強烈な印象を与えた。
裂 水道管が破裂した。秘密だから口が裂けても言えない。
廉 バーゲンセールとして、廉価で品物を販売する。
錬 同の精錬工場で働く。
炉 暖炉がある家を建てたい。炉端で魚を焼く。
露 料理の腕前を披露した。彼を露骨に非難した。朝露が葉の先で光っている。
呂 帰宅すると、父はまず風呂に入る。土産の品を風呂敷に包んで持参した。
□新郎 □朗らか □浪費 □廊下
郎 新郎は、とても緊張していた。
朗 明朗な性格だ。詩を朗読した。彼女はいつも朗らかで感じがいい。
浪 彼は浪費ばかりしている。受験に失敗して浪人することになった。
廊 小学生の頃、廊下を走ってよく先生に叱られた。
漢字 -50
50課
□濫用 □空欄 □郷里 □履歴書 □離婚
濫 薬の濫用は、やめたほうがいい。集中豪雨で河川が氾濫した。
欄 空欄に住所、氏名を書いてください。その欄には何も書かないこと。
里 私の郷里は、山形県です。盆暮れには必ず里へ帰る。
履 就職活動をするために、履歴書を書いた。和服にはそろいの草履が似合う。
離 離婚することにした。私は18歳の時から、親元を離れてくらしている。
□川柳 □竜 □隆盛 □硫酸 □捕虜 □遠慮
柳 川柳を詠んだことがありますか。柳が風に揺れている。
竜 竜は想像上の動物だ。太鼓の地球に恐竜が栄えた。竜巻が起こった。
隆 国家の隆盛は喜ばしいことだ。新勢力が興隆する。
硫 その瓶には硫酸が入っていますから、気をつけてください。
虜 老人は戦時中、捕虜になったことがある。
慮 遠慮しないでください。その件は今考慮中です。
□猟犬 □丘陵 □同僚 □学生寮 □食糧 □倫理 □隣接 □臨時
猟 猟犬を連れ、狩猟に出かけた。猟奇的な事件が世間を騒がせる。
陵 あのへんは丘陵地帯だ。
僚 仕事の後、よく同僚と飲みに行く。閣僚と官僚が集まって会議を開いた。
寮 学生たちは学生寮の廃止に反対する集会を開いた。会社には独身寮がある。
糧 A国は、食糧事情が極めて悪い。彼女の愛情を心の糧をして仕事に励む。
倫 あなたのしていることは人倫にもとる行為だ。倫理学の講義を聞く。
隣 飛行場に隣接しているので騒音に悩まされている。隣の家の犬に吠えられた。
臨 本日は臨時休業させていただきます。海に臨んだホテルは人気がある。
□濫用 □空欄 □郷里 □履歴書 □離婚
濫 薬の濫用は、やめたほうがいい。集中豪雨で河川が氾濫した。
欄 空欄に住所、氏名を書いてください。その欄には何も書かないこと。
里 私の郷里は、山形県です。盆暮れには必ず里へ帰る。
履 就職活動をするために、履歴書を書いた。和服にはそろいの草履が似合う。
離 離婚することにした。私は18歳の時から、親元を離れてくらしている。
□川柳 □竜 □隆盛 □硫酸 □捕虜 □遠慮
柳 川柳を詠んだことがありますか。柳が風に揺れている。
竜 竜は想像上の動物だ。太鼓の地球に恐竜が栄えた。竜巻が起こった。
隆 国家の隆盛は喜ばしいことだ。新勢力が興隆する。
硫 その瓶には硫酸が入っていますから、気をつけてください。
虜 老人は戦時中、捕虜になったことがある。
慮 遠慮しないでください。その件は今考慮中です。
□猟犬 □丘陵 □同僚 □学生寮 □食糧 □倫理 □隣接 □臨時
猟 猟犬を連れ、狩猟に出かけた。猟奇的な事件が世間を騒がせる。
陵 あのへんは丘陵地帯だ。
僚 仕事の後、よく同僚と飲みに行く。閣僚と官僚が集まって会議を開いた。
寮 学生たちは学生寮の廃止に反対する集会を開いた。会社には独身寮がある。
糧 A国は、食糧事情が極めて悪い。彼女の愛情を心の糧をして仕事に励む。
倫 あなたのしていることは人倫にもとる行為だ。倫理学の講義を聞く。
隣 飛行場に隣接しているので騒音に悩まされている。隣の家の犬に吠えられた。
臨 本日は臨時休業させていただきます。海に臨んだホテルは人気がある。
漢字 -49
49課
□憂慮 □金融 □茹でる □名誉 □羊毛 □中庸 □揚げる
憂 教育の現状が憂慮される。備えあれば憂いなし。
融 主人は金融機関に勤めている。銀行から融資を受ける。
茹 茹で卵とサンドイッチの昼ごはんを食べた。ほうれん草を茹でる。
誉 君さえいれば地位も名誉もいらないよ。名医の誉れ高い先生に見てもらう。
羊 羊毛のコートは、さすがに温かい。羊の毛を刈る実演を見た。
庸 中庸も一つの徳である。彼は凡庸で魅力に欠ける。
揚 優勝して、意気揚々と会場をあとにした。揚げたての天ぷらが食べたいな。
□動揺 □窯業 □養う □擁護 □童謡 □抑制
揺 その話を聞いて、動揺した。木立が風邪で揺れている。
窯 窯業を営んでいる。窯元までいって、抹茶湾を選んだ。
養 あの日本語学校には、教師養成コースもある。3人の子供を養う。
擁 世界各国で人間擁護が叫ばれている。
謡 大人になった今でも、たまに動揺を口ずさむ。謡曲を謡う。
抑 仕事中、感情が抑制しなければならない。薬で咳を抑えた。
□翼 □裸体 □網羅 □雷 □酪農 □展覧会
翼 飛行機の主翼に異常があり、空港に引き返した。鳥が翼を傷めた。
裸 この画家は裸体画を得意としている。「裸の王様」という本を読んだ。
羅 この本は、過去の水害に関する記録を網羅している。
雷 隣村で落雷があったそうだ。この地方は雷が多いので、よく停電する。
酪 兄は北海道で酪農をしている。
覧 展覧会の会場は、こちらです。どうぞご覧ください。
□憂慮 □金融 □茹でる □名誉 □羊毛 □中庸 □揚げる
憂 教育の現状が憂慮される。備えあれば憂いなし。
融 主人は金融機関に勤めている。銀行から融資を受ける。
茹 茹で卵とサンドイッチの昼ごはんを食べた。ほうれん草を茹でる。
誉 君さえいれば地位も名誉もいらないよ。名医の誉れ高い先生に見てもらう。
羊 羊毛のコートは、さすがに温かい。羊の毛を刈る実演を見た。
庸 中庸も一つの徳である。彼は凡庸で魅力に欠ける。
揚 優勝して、意気揚々と会場をあとにした。揚げたての天ぷらが食べたいな。
□動揺 □窯業 □養う □擁護 □童謡 □抑制
揺 その話を聞いて、動揺した。木立が風邪で揺れている。
窯 窯業を営んでいる。窯元までいって、抹茶湾を選んだ。
養 あの日本語学校には、教師養成コースもある。3人の子供を養う。
擁 世界各国で人間擁護が叫ばれている。
謡 大人になった今でも、たまに動揺を口ずさむ。謡曲を謡う。
抑 仕事中、感情が抑制しなければならない。薬で咳を抑えた。
□翼 □裸体 □網羅 □雷 □酪農 □展覧会
翼 飛行機の主翼に異常があり、空港に引き返した。鳥が翼を傷めた。
裸 この画家は裸体画を得意としている。「裸の王様」という本を読んだ。
羅 この本は、過去の水害に関する記録を網羅している。
雷 隣村で落雷があったそうだ。この地方は雷が多いので、よく停電する。
酪 兄は北海道で酪農をしている。
覧 展覧会の会場は、こちらです。どうぞご覧ください。
2008年11月4日星期二
漢字 -48
48課
□猛烈 □網 □沈黙 □貰う □波紋
猛 日が猛烈に照り付けてる。猛威を振るった台風は太平洋にぬけた。
網 資料室には、自社製品の広告がすべて網羅されている。網を打って魚を取る。
黙 知人に久しぶりに会ったが、気まずい沈黙が続いた。彼はずっと黙っていた。
貰 友達から誕生日のプレゼントを貰った。
紋 営業部長の発言は社内に大きな波紋を投げかけた。
□厄年 □通訳 □活躍 □暗闇 □愉快 □教諭 □癒着 □唯一
厄 私は今年、厄年だから、神社に厄除けに行った。
訳 フランス語の通訳ができる人を探している。彼は言い訳ばかりしている。
躍 友人のA子は、芸能界で活躍している。デートのことを考えると胸が躍る。
闇 暗闇の中で、猫の目だけが光っていた。
愉 愉快な仲間とのパーティーは、とても楽しかった。
諭 数学担当の田中教諭です。今のままでは進学は無理だと父に諭された。
癒 怪我は一週間で治癒した。役人と企業の癒着が大きな問題になっている。
唯 父も母も亡くなったので、弟だけが唯一の肉親だ。
□幽霊 □悠々 □猶予 □裕福 □英雄 □誘導
幽 世界中どこの国にも幽霊にまつわる話はあるようだ。
悠 明日は休日なので、散歩や買い物をして悠々とすごしたい。
猶 一週間の猶予を与えますから、それまでには卒論のテーマを決めてきなさい。
裕 彼女は裕福な家庭に育った。車を買う余裕はない。
雄 兄はおぼれかけた子供を救って、もちの英雄になった。この犬は雄です。
誘 非常時にはお客を安全な場所に誘導する。友人を誘って海へ泳ぎに行った。
□猛烈 □網 □沈黙 □貰う □波紋
猛 日が猛烈に照り付けてる。猛威を振るった台風は太平洋にぬけた。
網 資料室には、自社製品の広告がすべて網羅されている。網を打って魚を取る。
黙 知人に久しぶりに会ったが、気まずい沈黙が続いた。彼はずっと黙っていた。
貰 友達から誕生日のプレゼントを貰った。
紋 営業部長の発言は社内に大きな波紋を投げかけた。
□厄年 □通訳 □活躍 □暗闇 □愉快 □教諭 □癒着 □唯一
厄 私は今年、厄年だから、神社に厄除けに行った。
訳 フランス語の通訳ができる人を探している。彼は言い訳ばかりしている。
躍 友人のA子は、芸能界で活躍している。デートのことを考えると胸が躍る。
闇 暗闇の中で、猫の目だけが光っていた。
愉 愉快な仲間とのパーティーは、とても楽しかった。
諭 数学担当の田中教諭です。今のままでは進学は無理だと父に諭された。
癒 怪我は一週間で治癒した。役人と企業の癒着が大きな問題になっている。
唯 父も母も亡くなったので、弟だけが唯一の肉親だ。
□幽霊 □悠々 □猶予 □裕福 □英雄 □誘導
幽 世界中どこの国にも幽霊にまつわる話はあるようだ。
悠 明日は休日なので、散歩や買い物をして悠々とすごしたい。
猶 一週間の猶予を与えますから、それまでには卒論のテーマを決めてきなさい。
裕 彼女は裕福な家庭に育った。車を買う余裕はない。
雄 兄はおぼれかけた子供を救って、もちの英雄になった。この犬は雄です。
誘 非常時にはお客を安全な場所に誘導する。友人を誘って海へ泳ぎに行った。
漢字 -47
47課
□我慢 □漫画 □魅力 □岬 □密集
慢 足がしびれて痛がったが、お茶会が終わるまでは我慢した。
漫 電車で漫画を読む。散漫な印象を抱く。
魅 彼女は魅力的な女性だ。彼の吹くクラリネットの音色は、私たちを魅了した。
岬 岬の先に灯台がある。
密 この辺は住宅が密集している。彼と松本は密接なつながりがある。
□山脈 □巧妙 □矛盾 □濃霧 □同盟 □銘菓 □滅びる
脈 血圧と脈をを測ってみましょう。夏のアルプス山脈はとても美しい。
妙 それは奇妙な出来事だった。彼は巧妙な手口で、次々と人をだます。
矛 今の話は、先週の話と矛盾しているよ。非難の矛先が幹事の私に向けられた。
霧 濃霧注意報が出ている。霧が出てきて、見通しが悪くなった。
盟 1902年に日本はイギリスと同盟を結んだ。野球チームが集まって連盟を作る。
銘 京都の銘菓をおみやげに買った。この映画は人々に感銘を与えた。
滅 トキは絶滅寸前だ。人類が滅びる日は近いのでしょうか。
□免れる □繁茂 □模範 □妄想 □盲点 □消耗
免 運転免許をとった。成績優秀のため授業料が免除された。難を免れた。
茂 別荘の庭は雑草が繁茂していた。門から玄関まで草木が茂っていた。
模 彼は、みんなの模範だ。かなり大規模なマンションができるらしい。
妄 芸術家Aは、死ぬまで妄想を抱き続けていた。彼はいつも妄言をはく。
盲 恋は盲目だと言われている。その悪徳商法は、法の盲点を突いていた。
耗 体力を消耗した。心神耗弱で減刑された。
□我慢 □漫画 □魅力 □岬 □密集
慢 足がしびれて痛がったが、お茶会が終わるまでは我慢した。
漫 電車で漫画を読む。散漫な印象を抱く。
魅 彼女は魅力的な女性だ。彼の吹くクラリネットの音色は、私たちを魅了した。
岬 岬の先に灯台がある。
密 この辺は住宅が密集している。彼と松本は密接なつながりがある。
□山脈 □巧妙 □矛盾 □濃霧 □同盟 □銘菓 □滅びる
脈 血圧と脈をを測ってみましょう。夏のアルプス山脈はとても美しい。
妙 それは奇妙な出来事だった。彼は巧妙な手口で、次々と人をだます。
矛 今の話は、先週の話と矛盾しているよ。非難の矛先が幹事の私に向けられた。
霧 濃霧注意報が出ている。霧が出てきて、見通しが悪くなった。
盟 1902年に日本はイギリスと同盟を結んだ。野球チームが集まって連盟を作る。
銘 京都の銘菓をおみやげに買った。この映画は人々に感銘を与えた。
滅 トキは絶滅寸前だ。人類が滅びる日は近いのでしょうか。
□免れる □繁茂 □模範 □妄想 □盲点 □消耗
免 運転免許をとった。成績優秀のため授業料が免除された。難を免れた。
茂 別荘の庭は雑草が繁茂していた。門から玄関まで草木が茂っていた。
模 彼は、みんなの模範だ。かなり大規模なマンションができるらしい。
妄 芸術家Aは、死ぬまで妄想を抱き続けていた。彼はいつも妄言をはく。
盲 恋は盲目だと言われている。その悪徳商法は、法の盲点を突いていた。
耗 体力を消耗した。心神耗弱で減刑された。
漢字 -46
46課
□惚ける □没頭 □釣り堀 □奔放 □翻訳
惚 祖母は最近、少し惚けてきたようだ。
没 船が沈没した。寝食を忘れて趣味に没頭する。
堀 城は堀に囲まれていた。釣り堀で、魚釣りをした。
奔 自由奔放に生きている彼がうらやましい。
翻 A氏の作品が外国で翻訳され出版されることになった。青空に旗が翻る。
□平凡 □盆地 □麻酔 □摩擦 □邪魔
凡 うちは、平凡な家庭だと思う。この本の凡例は、分かりやすい。
盆 盆地は、夏は厚くて冬は寒い。8月には、各地で盆踊りが催される。
麻 虫歯を抜くために麻酔をかける。麻のジャケットを着る。
摩 円安が続けば貿易摩擦は悪化するだろう。
魔 ちょっと邪魔だからどういてよ。人間には悪魔の心と天子の心がある。
□開幕 □鼓膜 □撒く □蒔く □枕 □又 □二股 □抹茶 □眉
幕 今年のプロ野球は4月4日に開幕する。これは、幕末の動乱期の小説だ。
膜 鼓膜が破れるかと思うけど、ものすごい爆発音だった。
撒 庭の芝生に水を撒くのが、朝の日課だ。
蒔 ヒマワリの種を蒔いた。
枕 子供はお母さんの膝枕で、すやすや眠っている。
又 田中氏は、小説家をして知られているが、又、画家でもある。
股 この道は、少し先で二股に分かれている。
抹 抹茶を飲む。あの投手は、肩の故障で登録を抹消された。
眉 今年は、女性の間で細い眉がはやっている。
□惚ける □没頭 □釣り堀 □奔放 □翻訳
惚 祖母は最近、少し惚けてきたようだ。
没 船が沈没した。寝食を忘れて趣味に没頭する。
堀 城は堀に囲まれていた。釣り堀で、魚釣りをした。
奔 自由奔放に生きている彼がうらやましい。
翻 A氏の作品が外国で翻訳され出版されることになった。青空に旗が翻る。
□平凡 □盆地 □麻酔 □摩擦 □邪魔
凡 うちは、平凡な家庭だと思う。この本の凡例は、分かりやすい。
盆 盆地は、夏は厚くて冬は寒い。8月には、各地で盆踊りが催される。
麻 虫歯を抜くために麻酔をかける。麻のジャケットを着る。
摩 円安が続けば貿易摩擦は悪化するだろう。
魔 ちょっと邪魔だからどういてよ。人間には悪魔の心と天子の心がある。
□開幕 □鼓膜 □撒く □蒔く □枕 □又 □二股 □抹茶 □眉
幕 今年のプロ野球は4月4日に開幕する。これは、幕末の動乱期の小説だ。
膜 鼓膜が破れるかと思うけど、ものすごい爆発音だった。
撒 庭の芝生に水を撒くのが、朝の日課だ。
蒔 ヒマワリの種を蒔いた。
枕 子供はお母さんの膝枕で、すやすや眠っている。
又 田中氏は、小説家をして知られているが、又、画家でもある。
股 この道は、少し先で二股に分かれている。
抹 抹茶を飲む。あの投手は、肩の故障で登録を抹消された。
眉 今年は、女性の間で細い眉がはやっている。
2008年10月28日星期二
漢字 -45
45課
□褒美 □裁縫 □乏しい □妨害 □冷房 □某課長
褒 志望校合格の褒美に、パソコンを買ってやろう。作文で先生に褒められた。
縫 私は裁縫か苦手だ。昔の人は、自分で着物を縫ったものだ。
乏 ウオルと・ディズニーは若い頃とても貧乏だった。日本は天然資源が乏しい。
妨 昨夜も安眠を妨害された。交通の便が悪く、この町の発展の妨げとなる。
房 冷房が強すぎると体によくない。この時期、武道は一房で千円もする。
某 某課長は、次の人事異動で部長になるらしい。
□冒頭 □解剖 □傍観 □膨張 □無謀
冒 会議は、冒頭から活発な意見がとびかう。危険な冒して南極大陸へ行く。
剖 中学生の時、理科の授業で蛙の解剖をした。
紡 このセーターは、綿とナイロンの混紡です。糸を紡ぐ。
傍 交通事故を傍観する。傍らに参考書を広げて勉強する。
膨 人口が膨張する。桜の蕾が膨らむ。食べ過ぎておなかが膨れた。
謀 無謀にも、彼は選挙に立候補した。謀反を企てる。敵に謀られた。
□吠える □頬 □素朴 □牧師 □僕 □水墨画 □打撲
吠 犬が吠える
頬 彼女はポット頬を赤らめた。ぽんやりと頬杖をついて、窓の外を見ていた。
朴 田舎は素朴で親切な人が多いので、暮らしやすい。
牧 教会の牧師さんは、穏やかな口調で話す。
僕 最近は、若い女性でも自分のことを僕と言ったりする。
墨 素晴らしい水墨画を頂いた。習字の授業で墨をこぼして服を汚した。
撲 A君は事故に遭い、全身打撲で入院した。初めて相撲を見に行った。
□褒美 □裁縫 □乏しい □妨害 □冷房 □某課長
褒 志望校合格の褒美に、パソコンを買ってやろう。作文で先生に褒められた。
縫 私は裁縫か苦手だ。昔の人は、自分で着物を縫ったものだ。
乏 ウオルと・ディズニーは若い頃とても貧乏だった。日本は天然資源が乏しい。
妨 昨夜も安眠を妨害された。交通の便が悪く、この町の発展の妨げとなる。
房 冷房が強すぎると体によくない。この時期、武道は一房で千円もする。
某 某課長は、次の人事異動で部長になるらしい。
□冒頭 □解剖 □傍観 □膨張 □無謀
冒 会議は、冒頭から活発な意見がとびかう。危険な冒して南極大陸へ行く。
剖 中学生の時、理科の授業で蛙の解剖をした。
紡 このセーターは、綿とナイロンの混紡です。糸を紡ぐ。
傍 交通事故を傍観する。傍らに参考書を広げて勉強する。
膨 人口が膨張する。桜の蕾が膨らむ。食べ過ぎておなかが膨れた。
謀 無謀にも、彼は選挙に立候補した。謀反を企てる。敵に謀られた。
□吠える □頬 □素朴 □牧師 □僕 □水墨画 □打撲
吠 犬が吠える
頬 彼女はポット頬を赤らめた。ぽんやりと頬杖をついて、窓の外を見ていた。
朴 田舎は素朴で親切な人が多いので、暮らしやすい。
牧 教会の牧師さんは、穏やかな口調で話す。
僕 最近は、若い女性でも自分のことを僕と言ったりする。
墨 素晴らしい水墨画を頂いた。習字の授業で墨をこぼして服を汚した。
撲 A君は事故に遭い、全身打撲で入院した。初めて相撲を見に行った。
漢字 -44
44課
□偏食 □普遍 □弁護 □保存 □津々浦々 □店舗
偏 偏食をしていると栄養が偏ると。
遍 世界中から一切の差別や抑圧をなくすというのは普遍的なテーマだ。
弁 彼のしたことは弁護の余地がない。隣の家のガラスを割ったので弁償した。
保 生ものは腐りやすいから冷蔵庫で保存してください。品質を保つ。
浦 この番組は全国津々浦々から珍しいペットを紹介いたします。
舗 ブティックを開こうと、適当な店舗を探している。老舗の旅館に泊まった。
□墓地 □慕情 □簿記 □芳香 □邦画 □奉仕
墓 祖父の遺骨は、海を見下ろす墓地に埋葬した。父母の命日には墓参りをする。
慕 「慕情」という古い映画を見た。幼い頃別れた姉を慕って外国まで会いに行く。
簿 簿記の勉強を始めた。毎晩、店を閉めた後、帳簿をつける。
芳 芳香剤を使う家庭が増えている。今学期の成績は、あまり芳しくなっかた。
邦 私は洋画より邦画をよく見る。A国は連邦国家だ。邦訳を出版する。
奉 いつでも奉仕の精神を忘れない。昔は、高価な物や珍しいものを国王に奉った。
□泡立つ □細胞 □年俸 □模倣 □連峰 □崩壊 □飽和
泡 発泡する入浴剤をお風呂に入れる。卵白を泡立てて、お菓子を作る。
胞 虫の細胞を顕微鏡で見る。外国でも同胞は互いに助け合って生きてゆく。
俸 私の会社は、年俸制で給料を払う。営業成績が上がらず、減俸になった。
倣 彼女の絵は、有名な画家の模倣だと指摘された。例に倣って文を作る。
峰 夏休みは南アルプス連峰に登るつもりだ。この山と奥の山とは峰続きです。
崩 大地震で、多くの建物が崩壊した。足を崩して、ゆっくりしてください。
飽 東京は人口が飽和状態だ。この子は、飽きっぽくて何事にも長続きしない。
□偏食 □普遍 □弁護 □保存 □津々浦々 □店舗
偏 偏食をしていると栄養が偏ると。
遍 世界中から一切の差別や抑圧をなくすというのは普遍的なテーマだ。
弁 彼のしたことは弁護の余地がない。隣の家のガラスを割ったので弁償した。
保 生ものは腐りやすいから冷蔵庫で保存してください。品質を保つ。
浦 この番組は全国津々浦々から珍しいペットを紹介いたします。
舗 ブティックを開こうと、適当な店舗を探している。老舗の旅館に泊まった。
□墓地 □慕情 □簿記 □芳香 □邦画 □奉仕
墓 祖父の遺骨は、海を見下ろす墓地に埋葬した。父母の命日には墓参りをする。
慕 「慕情」という古い映画を見た。幼い頃別れた姉を慕って外国まで会いに行く。
簿 簿記の勉強を始めた。毎晩、店を閉めた後、帳簿をつける。
芳 芳香剤を使う家庭が増えている。今学期の成績は、あまり芳しくなっかた。
邦 私は洋画より邦画をよく見る。A国は連邦国家だ。邦訳を出版する。
奉 いつでも奉仕の精神を忘れない。昔は、高価な物や珍しいものを国王に奉った。
□泡立つ □細胞 □年俸 □模倣 □連峰 □崩壊 □飽和
泡 発泡する入浴剤をお風呂に入れる。卵白を泡立てて、お菓子を作る。
胞 虫の細胞を顕微鏡で見る。外国でも同胞は互いに助け合って生きてゆく。
俸 私の会社は、年俸制で給料を払う。営業成績が上がらず、減俸になった。
倣 彼女の絵は、有名な画家の模倣だと指摘された。例に倣って文を作る。
峰 夏休みは南アルプス連峰に登るつもりだ。この山と奥の山とは峰続きです。
崩 大地震で、多くの建物が崩壊した。足を崩して、ゆっくりしてください。
飽 東京は人口が飽和状態だ。この子は、飽きっぽくて何事にも長続きしない。
漢字 -43
43課
□月賦 □楽譜 □侮辱 □降伏 □覆う
賦 このオーディオセットは高価だったので月賦で買った。
譜 楽譜を見ながらでないと、そうの曲は弾けません。
侮 友人に侮辱された。ただの風邪だと侮っていたら、1週間も寝込んだ。
伏 日本は無条件降伏した。洗ったコップは、そこに伏せて置いてください。
覆 覆面強盗が、銀行に押し入った。判決が覆ることは少ない。布で箱を覆う。
□蓋 □紛失 □雰囲気 □噴水 □古墳 □憤慨 □興奮
蓋 蓋が、なかなか開かない。
紛 パスポートを紛失した。気を紛らわす。それは紛れもない事実だ。
雰 たまには雰囲気のいいレストランで、おいしい料理を食べてみたい。
噴 公園の噴水の前で会いましょう。火山が噴火した。鯨が潮を噴いている
墳 奈良県には古墳がたくさんある。
憤 大企業の不正取引に国民は憤慨している。大臣の脱税に憤りを感じる。
奮 興奮してつい大声を出した。スピーチコンテストに奮ってご参加ください
□合併 □横柄 □塀 □貨幣 □弊害 □壁画 □盗癖
併 A町とB町が合併し、C市になった。大胆さと器用さを併せ持つ。
柄 彼の大柄な態度が気に障る。私は小柄な方です。傘の柄が取れた。
塀 塀を乗り越える。最近は板塀の家を見かけなくなった。
幣 A国の貨幣には、女王の肖像が描かれている。銀行で紙幣を両替する。
弊 住民たちは、開発がもたらしたさまざまな弊害を報告した。
壁 あの教会の壁画は素晴らしい。教室の壁には大きな時計がかかっている。
癖 彼に盗癖があるなんで知らなかった。彼は話しながら、頭をかく癖がある。
□月賦 □楽譜 □侮辱 □降伏 □覆う
賦 このオーディオセットは高価だったので月賦で買った。
譜 楽譜を見ながらでないと、そうの曲は弾けません。
侮 友人に侮辱された。ただの風邪だと侮っていたら、1週間も寝込んだ。
伏 日本は無条件降伏した。洗ったコップは、そこに伏せて置いてください。
覆 覆面強盗が、銀行に押し入った。判決が覆ることは少ない。布で箱を覆う。
□蓋 □紛失 □雰囲気 □噴水 □古墳 □憤慨 □興奮
蓋 蓋が、なかなか開かない。
紛 パスポートを紛失した。気を紛らわす。それは紛れもない事実だ。
雰 たまには雰囲気のいいレストランで、おいしい料理を食べてみたい。
噴 公園の噴水の前で会いましょう。火山が噴火した。鯨が潮を噴いている
墳 奈良県には古墳がたくさんある。
憤 大企業の不正取引に国民は憤慨している。大臣の脱税に憤りを感じる。
奮 興奮してつい大声を出した。スピーチコンテストに奮ってご参加ください
□合併 □横柄 □塀 □貨幣 □弊害 □壁画 □盗癖
併 A町とB町が合併し、C市になった。大胆さと器用さを併せ持つ。
柄 彼の大柄な態度が気に障る。私は小柄な方です。傘の柄が取れた。
塀 塀を乗り越える。最近は板塀の家を見かけなくなった。
幣 A国の貨幣には、女王の肖像が描かれている。銀行で紙幣を両替する。
弊 住民たちは、開発がもたらしたさまざまな弊害を報告した。
壁 あの教会の壁画は素晴らしい。教室の壁には大きな時計がかかっている。
癖 彼に盗癖があるなんで知らなかった。彼は話しながら、頭をかく癖がある。
2008年10月27日星期一
漢字 -42
42課
□肘掛け □瞳 □お姫様 □紐 □土俵 □投票 □好評 □漂う
肘 革製の肘掛け椅子が欲しい。
瞳 フランス人形の瞳はプルーで美しい。
姫 お姫様のようなドレスを着て、パーティーに行きたい。
俵 小包で送るので箱に紐をかけて縛る
票 横綱か土俵いつした。いなりずしは俵の形をしている。
評 この映画は好評らしい。あの店は安いという評判だ。
漂 難破したため、船員は十日間も漂流した。クラゲが波に揺られて漂っている。
□標語 □種苗 □描写 □浜辺 □来賓 □頻繁 □敏感
標 交通安全の標語を作りましょう。標準語と方言はかなりの違いがある。
苗 種苗店で苗を購入した。
描 なるべく正確に描写してください。雪山をキャンパスに描く。
浜 海浜公園へ行った。浜辺でキャンプをしよう。
賓 来賓の方のご挨拶を頂きましょう。国賓はたいてい迎賓館に宿泊されます。
頻 頻繁に足を運ぶ。このカープでは衝突事故が頻発している。出題頻度が高い。
敏 新しい情報に敏感に反応する。体操選手の機敏な動きに感心する。
□扶養 □赴任 □腐る □敷地
扶 現在、私の扶養家族は妻と娘の二人です。
赴 お父さんは単身で赴任先に赴いた。
腐 豆腐は大豆からできています。梅雨時は食物が腐りやすい。
敷 奥の座敷の方へどうぞ。ここがビル建設予定の敷地です。玄関にマットを敷く。
□肘掛け □瞳 □お姫様 □紐 □土俵 □投票 □好評 □漂う
肘 革製の肘掛け椅子が欲しい。
瞳 フランス人形の瞳はプルーで美しい。
姫 お姫様のようなドレスを着て、パーティーに行きたい。
俵 小包で送るので箱に紐をかけて縛る
票 横綱か土俵いつした。いなりずしは俵の形をしている。
評 この映画は好評らしい。あの店は安いという評判だ。
漂 難破したため、船員は十日間も漂流した。クラゲが波に揺られて漂っている。
□標語 □種苗 □描写 □浜辺 □来賓 □頻繁 □敏感
標 交通安全の標語を作りましょう。標準語と方言はかなりの違いがある。
苗 種苗店で苗を購入した。
描 なるべく正確に描写してください。雪山をキャンパスに描く。
浜 海浜公園へ行った。浜辺でキャンプをしよう。
賓 来賓の方のご挨拶を頂きましょう。国賓はたいてい迎賓館に宿泊されます。
頻 頻繁に足を運ぶ。このカープでは衝突事故が頻発している。出題頻度が高い。
敏 新しい情報に敏感に反応する。体操選手の機敏な動きに感心する。
□扶養 □赴任 □腐る □敷地
扶 現在、私の扶養家族は妻と娘の二人です。
赴 お父さんは単身で赴任先に赴いた。
腐 豆腐は大豆からできています。梅雨時は食物が腐りやすい。
敷 奥の座敷の方へどうぞ。ここがビル建設予定の敷地です。玄関にマットを敷く。
2008年10月26日星期日
漢字 -41
41課
□搬入 □煩雑 □頒布 □模範 □繁栄 □野蛮 □基盤
搬 作品を会場に搬入する。コンテナに載せて荷物を運搬する。
煩 手続きが煩雑でよく分からない。人の手を煩わす。人間関係が煩わしい。
頒 保健所が、食中毒に対する予防策を書いたパンフレットを頒布した。
範 あの人の行動はみなの模範だ。試験の範囲が発表された。
繁 この町は古くから繁栄している。カビが繁殖する。とおりの木々が繁る。
蛮 彼は野蛮な行為を平然としていた。
盤 生活の基盤が失われた。長雨で、地番が緩んでいる。
□批判 □披露 □肥料 □卑劣 □秘密 □扉 □歌碑 □罷免 □避難
批 この案には批判が多い。私の作品を遠慮なく批評してください。
披 友人の結婚披露宴に招待された。
肥 化学肥料を使った作物は口にしない。ここの土地はよく肥えている。
卑 そういうやり方は卑劣だ。目付きの卑しい人だ。
秘 かくし場所は秘密です。彼女の瞳は神秘的だ。強い決意を胸に秘める。
扉 あの家の門扉は、鉄製だ。未来への扉を開こう。
碑 山頂に歌碑を立てる。
罷 銀行から金を受け取っていた官僚は、罷免された。
避 水害の危険があるので避難した。彼女は、私に会うことを避けている。
□尾 □微妙 □膝
尾 この仕事は首尾よく運んだ。犬が尾を振って近づいてくる。
微 線をなぞっても、微妙にずれてしまう。彼女は悲しみを抑えて微笑した。
膝 サッカーの試合で膝を怪我してしまった。
□搬入 □煩雑 □頒布 □模範 □繁栄 □野蛮 □基盤
搬 作品を会場に搬入する。コンテナに載せて荷物を運搬する。
煩 手続きが煩雑でよく分からない。人の手を煩わす。人間関係が煩わしい。
頒 保健所が、食中毒に対する予防策を書いたパンフレットを頒布した。
範 あの人の行動はみなの模範だ。試験の範囲が発表された。
繁 この町は古くから繁栄している。カビが繁殖する。とおりの木々が繁る。
蛮 彼は野蛮な行為を平然としていた。
盤 生活の基盤が失われた。長雨で、地番が緩んでいる。
□批判 □披露 □肥料 □卑劣 □秘密 □扉 □歌碑 □罷免 □避難
批 この案には批判が多い。私の作品を遠慮なく批評してください。
披 友人の結婚披露宴に招待された。
肥 化学肥料を使った作物は口にしない。ここの土地はよく肥えている。
卑 そういうやり方は卑劣だ。目付きの卑しい人だ。
秘 かくし場所は秘密です。彼女の瞳は神秘的だ。強い決意を胸に秘める。
扉 あの家の門扉は、鉄製だ。未来への扉を開こう。
碑 山頂に歌碑を立てる。
罷 銀行から金を受け取っていた官僚は、罷免された。
避 水害の危険があるので避難した。彼女は、私に会うことを避けている。
□尾 □微妙 □膝
尾 この仕事は首尾よく運んだ。犬が尾を振って近づいてくる。
微 線をなぞっても、微妙にずれてしまう。彼女は悲しみを抑えて微笑した。
膝 サッカーの試合で膝を怪我してしまった。
2008年10月20日星期一
漢字 -40
40課
□画伯 □拍手 □迫る □船舶 □博識 □漠然 □束縛
伯 大臣の肖像画はK画伯に頼もう。彼は私の伯父に当たる。
拍 素晴らしい演奏に拍手が鳴り止まなかった。歌に合わせて手拍子を取る。
迫 少数民族が迫害されている。締切期限が迫った。
舶 大型台風が接近し、船舶が入り江に避難した。
博 彼は博識で何でも知っている。賭博に夢中になると身を滅ぼしかねない。
漠 ラクダに乗って砂漠を旅してみたい。将来について漠然と考える。
縛 束縛された不自由な生活を送る。強盗に手足を縛られた。
□箸 □手筈 □鉢植え □伐採 □処罰 □派閥
箸 お弁当を食べようとしたら、箸を忘れたことに気づいた。
筈 あなたに充分力があるから、できる筈だ。旅行の手筈を整える。
鉢 ベランダの鉢植えに水をやる。
伐 その山の木はほとんど伐採されてしまった。
罰 違法行為で処罰される。食べ物をを粗末にすると罰があたると母に言われた。
閥 この会社は出身校ごとの派閥、いわゆる学閥がある。
□貼る □腫れる □出帆 □伴う □班 □畔
貼 背中に湿布薬を貼る。
腫 虫にさされた所が腫れてしまった。
帆 船はこの港から出帆した。帆をあげて走る。
伴 パーティーに夫婦同伴でいく。ピアノで伴奏する。部下を伴って出かける。
班 班ごとに行く先を決めてください。
畔 そのホテルは湖畔に建っている。
□画伯 □拍手 □迫る □船舶 □博識 □漠然 □束縛
伯 大臣の肖像画はK画伯に頼もう。彼は私の伯父に当たる。
拍 素晴らしい演奏に拍手が鳴り止まなかった。歌に合わせて手拍子を取る。
迫 少数民族が迫害されている。締切期限が迫った。
舶 大型台風が接近し、船舶が入り江に避難した。
博 彼は博識で何でも知っている。賭博に夢中になると身を滅ぼしかねない。
漠 ラクダに乗って砂漠を旅してみたい。将来について漠然と考える。
縛 束縛された不自由な生活を送る。強盗に手足を縛られた。
□箸 □手筈 □鉢植え □伐採 □処罰 □派閥
箸 お弁当を食べようとしたら、箸を忘れたことに気づいた。
筈 あなたに充分力があるから、できる筈だ。旅行の手筈を整える。
鉢 ベランダの鉢植えに水をやる。
伐 その山の木はほとんど伐採されてしまった。
罰 違法行為で処罰される。食べ物をを粗末にすると罰があたると母に言われた。
閥 この会社は出身校ごとの派閥、いわゆる学閥がある。
□貼る □腫れる □出帆 □伴う □班 □畔
貼 背中に湿布薬を貼る。
腫 虫にさされた所が腫れてしまった。
帆 船はこの港から出帆した。帆をあげて走る。
伴 パーティーに夫婦同伴でいく。ピアノで伴奏する。部下を伴って出かける。
班 班ごとに行く先を決めてください。
畔 そのホテルは湖畔に建っている。
漢字 -39
39課
□粘土 □納得 □覗く □喉
粘 子供は粘土遊びが大好きだ。彼は粘り強い交渉力の持ち主だ。
納 収納スペースが少ない。いろいろ考えて納得した。税金を納める。
覗 コイを見ようと池を覗き込んだ。
喉 長い距離を歩いたので、喉が渇いた。
□把握 □派遣 □制覇 □肺活量 □俳優 □排水 □廃止 □先輩
把 あなたはこの問題をきちんと把握していない。
派 お茶、お花ともいろいろな流派がある。彼女は正社員でなく派遣社員だ。
覇 私の学校のサッカー部は今年も全国大会を制覇した。覇権を争う。
肺 この機械で肺活量が測れます。風から肺炎になることもある。
俳 あの俳優は喜劇が得意だ。祖母は今、俳句の会に出かけています。
排 排水口から汚い水がどっと排出された。
廃 バス路線が廃止された。昔、はやった店だが今は廃れてしまった。
輩 彼は私の先輩です。
□梅雨 □栽培 □陪審 □媒酌 □賠償 □這う
梅 梅雨前線が北上している。どこからともなく梅の香りが漂ってくる。
培 あの人はコーヒー栽培で財をなした。勉強して実力を培ってきた。
陪 日本には陪審制度はない。
媒 媒酌人から新郎新婦の紹介があった。テレビは最大の情報媒体だ。
賠 裁判に敗れた結果、多額の賠償金の支払いを命じられた。
這 赤ちゃんが這うようになり、両親はとても喜んだ。
□粘土 □納得 □覗く □喉
粘 子供は粘土遊びが大好きだ。彼は粘り強い交渉力の持ち主だ。
納 収納スペースが少ない。いろいろ考えて納得した。税金を納める。
覗 コイを見ようと池を覗き込んだ。
喉 長い距離を歩いたので、喉が渇いた。
□把握 □派遣 □制覇 □肺活量 □俳優 □排水 □廃止 □先輩
把 あなたはこの問題をきちんと把握していない。
派 お茶、お花ともいろいろな流派がある。彼女は正社員でなく派遣社員だ。
覇 私の学校のサッカー部は今年も全国大会を制覇した。覇権を争う。
肺 この機械で肺活量が測れます。風から肺炎になることもある。
俳 あの俳優は喜劇が得意だ。祖母は今、俳句の会に出かけています。
排 排水口から汚い水がどっと排出された。
廃 バス路線が廃止された。昔、はやった店だが今は廃れてしまった。
輩 彼は私の先輩です。
□梅雨 □栽培 □陪審 □媒酌 □賠償 □這う
梅 梅雨前線が北上している。どこからともなく梅の香りが漂ってくる。
培 あの人はコーヒー栽培で財をなした。勉強して実力を培ってきた。
陪 日本には陪審制度はない。
媒 媒酌人から新郎新婦の紹介があった。テレビは最大の情報媒体だ。
賠 裁判に敗れた結果、多額の賠償金の支払いを命じられた。
這 赤ちゃんが這うようになり、両親はとても喜んだ。
漢字 -38
38課
□不徳 □危篤 □豚肉 □整頓 □丼
徳 このような失敗は私の不徳の致す所だ。学校が道徳教育に力を入れる。
篤 伯父が危篤なので会社を早退した。
豚 揚げたての豚カツはおいしい。豚肉を使ったアイデア料理を作る。
頓 日頃から整理整頓を心がけている。
丼 ラーメン用の丼を二つ貸してください。丼勘定で赤字を出す。
□旦那 □謎 □撫でる □鍋 □尼寺 □匂う □賑やか
那 お宅の店の旦那さんは、二代目ですか。
謎 ピラミッドに謎がまだまだかくさんあるらしい。
撫 娘がペットの犬の頭を撫でている。
鍋 大きな鍋でカレーを作りましょう。
尼 尼僧の服装は暑そうだった。京都の尼寺を訪れた。
匂 梅の花が匂う。おいしそうな匂いがする。
賑 縁日の屋台が賑わっている。大通りは人があふれて賑やかだ。
□尿 □睨む □妊娠 □忍耐 □濡れる □丁寧 □狙う
尿 尿検査の結果を聞く。
睨 刑事は彼が犯人だと睨んでいる。
妊 妹は妊娠しているので、激しい運動は控えている。
忍 ダイエットは、大変な忍耐力を要する。何者かが部屋に忍び込んできた。
濡 雨に濡れながら母の帰りを待った。大事な資料を濡らしてしまった。
寧 あの人の言葉遣いはいつも丁寧だ。
狙 狙いをつけて矢を放った。
□不徳 □危篤 □豚肉 □整頓 □丼
徳 このような失敗は私の不徳の致す所だ。学校が道徳教育に力を入れる。
篤 伯父が危篤なので会社を早退した。
豚 揚げたての豚カツはおいしい。豚肉を使ったアイデア料理を作る。
頓 日頃から整理整頓を心がけている。
丼 ラーメン用の丼を二つ貸してください。丼勘定で赤字を出す。
□旦那 □謎 □撫でる □鍋 □尼寺 □匂う □賑やか
那 お宅の店の旦那さんは、二代目ですか。
謎 ピラミッドに謎がまだまだかくさんあるらしい。
撫 娘がペットの犬の頭を撫でている。
鍋 大きな鍋でカレーを作りましょう。
尼 尼僧の服装は暑そうだった。京都の尼寺を訪れた。
匂 梅の花が匂う。おいしそうな匂いがする。
賑 縁日の屋台が賑わっている。大通りは人があふれて賑やかだ。
□尿 □睨む □妊娠 □忍耐 □濡れる □丁寧 □狙う
尿 尿検査の結果を聞く。
睨 刑事は彼が犯人だと睨んでいる。
妊 妹は妊娠しているので、激しい運動は控えている。
忍 ダイエットは、大変な忍耐力を要する。何者かが部屋に忍び込んできた。
濡 雨に濡れながら母の帰りを待った。大事な資料を濡らしてしまった。
寧 あの人の言葉遣いはいつも丁寧だ。
狙 狙いをつけて矢を放った。
2008年10月17日星期五
japanese listen timeline
1999)
質問2 1)19:50 2)20:50 3)22:10 4)23:10 5)24:30
6)25:40 7)26:50 8)28:05 9)29:50 10)30:50
11)31:50 12)32:55 13)34:30 14)35:40 15)36:40
16)37:40 17)39:00 18)40:00
2003)
質問1) 1)3:55 2)4:40 3)5:20 4)6:10 5)6:50
6)8:00 7)8:55 8)10:00 9)10:40 10)11:50
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16):
2004)
質問1) 1)2:25 2)3:25 3)4:25 4)5:35 5)6:40
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質問1) 1)2:45 2) 3)4)5)6)7)8
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2006)
質問1) 1)4:10 2)5:30 3)6:25 4)7:35 5)8:35
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11)13:05 12)14:25 13)15:35 14)16:50 15)17:55
16)18:55 17)20:00
質問2) 1)23:20 2)24:15 3)25:40 4): 5):
6): 7): 8)32:10 9)34:05 10)35:15
11)36:35 12)37:40 13)39:00 14)40:17 15)41:43
16):
2004)
質問1) 1)2:25 2)3:25 3)4:25 4)5:35 5)6:40
6)6:40 7)7:30 8)9:20 9)10:15 10)11:25
11)12:30 12)13:55 13)15:00 14)16:00
質問2) 1)19:30 2)21:05 3)22:45 4)24:15 5)25:40
6)27:10 7)28:20 8)29:30 9)31:50 10)33:20
11)34:35 12)36:00 13)37:25 14)38:30 15)40:05
16)41:30
2005)
質問1) 1)2:45 2) 3)4)5)6)7)8
質問2) 1) 2)21:20 3)22:25 4)23:40 5)25:00
6)26:05 7) 8) 9) 10)32:10
11) 12)34:45 13)36:25 14) 15)
2006)
質問1) 1)4:10 2)5:30 3)6:25 4)7:35 5)8:35
6)9:40 7)11:05 8)12:10 9)13:30 10)14:45
11)16:21 12): 13)17:00 14)20:00 15):
質問2) 1)25:30 2)27:15 3)28:55 4)30:20 5)31:50
6)33:20 7)34:55 8)37:10 9)38:50 10)40:25
11)41:55 12)43:25 13)44:55 14)46:30 15)48:10
2008年10月16日星期四
漢字 -37
37課
□唐突 □白桃 □討論 □浸透 □哀悼 □陶製 □搭乗
唐 彼女は唐突に歌い始めた。仏像の台に唐草模様が彫られている。
桃 白桃は岡山県の名産品だ。桃は冷やすと甘さがよりひき立ちます。
討 激しい討論を繰り広げる。敵将を討ち取った。
透 環境保護の考えがやっと浸透してきた。明かりに透かす。
悼 哀悼の意を表す。死を悼み、黙とうをささげた。
陶 このマグカップは陶製だ。素晴らしい演奏にすっかり陶酔してしまった。
搭 あなたの搭乗口は5番です。最新のエンジンを搭載している。
□病棟 □統計 □稲 □踏む □砂糖
棟 あの患者さんは第三病棟に入院している。母屋と棟続きだ。
統 これが1995年の人口統計です。大統領は選挙で決まる。国を統べお決める。
稲 稲には水稲と陸稲がある。秋になって稲穂が重くたれている。
踏 舞踏会に出る。人に足を踏まれた。調査結果を踏まえてリポートをまとめる。
糖 コーヒーに砂糖とミルクをお入れしましょうか。糖分を控えめにとる。
□闘争 □高騰 □洞窟 □胴上げ □峠 □匿名 □監督
闘 戦闘に負ける。賃上げ闘争に勝利した。病と闘う。
騰 物価が高騰し、市民の生活は苦しくなった。
洞 この洞窟は薄暗い。洞穴を掘って身を潜める。
胴 グラウンドでは、優勝したチームの監督の胴上げが始まった。
峠 あの峠を越えると、故郷の町が見えてくる。
匿 寄付金が匿名で届けられた。
督 試験の監督を頼まれた。返事が遅いので督促する。
□唐突 □白桃 □討論 □浸透 □哀悼 □陶製 □搭乗
唐 彼女は唐突に歌い始めた。仏像の台に唐草模様が彫られている。
桃 白桃は岡山県の名産品だ。桃は冷やすと甘さがよりひき立ちます。
討 激しい討論を繰り広げる。敵将を討ち取った。
透 環境保護の考えがやっと浸透してきた。明かりに透かす。
悼 哀悼の意を表す。死を悼み、黙とうをささげた。
陶 このマグカップは陶製だ。素晴らしい演奏にすっかり陶酔してしまった。
搭 あなたの搭乗口は5番です。最新のエンジンを搭載している。
□病棟 □統計 □稲 □踏む □砂糖
棟 あの患者さんは第三病棟に入院している。母屋と棟続きだ。
統 これが1995年の人口統計です。大統領は選挙で決まる。国を統べお決める。
稲 稲には水稲と陸稲がある。秋になって稲穂が重くたれている。
踏 舞踏会に出る。人に足を踏まれた。調査結果を踏まえてリポートをまとめる。
糖 コーヒーに砂糖とミルクをお入れしましょうか。糖分を控えめにとる。
□闘争 □高騰 □洞窟 □胴上げ □峠 □匿名 □監督
闘 戦闘に負ける。賃上げ闘争に勝利した。病と闘う。
騰 物価が高騰し、市民の生活は苦しくなった。
洞 この洞窟は薄暗い。洞穴を掘って身を潜める。
胴 グラウンドでは、優勝したチームの監督の胴上げが始まった。
峠 あの峠を越えると、故郷の町が見えてくる。
匿 寄付金が匿名で届けられた。
督 試験の監督を頼まれた。返事が遅いので督促する。
2008年10月15日星期三
漢字 -36
36課
□偵察 □堤防 □提携 □艇庫 □取り締まる
偵 敵の動きを偵察する。面白いと評判の探偵小説を読む。
堤 堤防沿いに歩いて帰ろう。堤が切れて川の水が溢れ出した。
提 海外の企業と提携することになった。肩からかばんを提げていた。
艇 川沿いに大学のボート部の艇庫がある。飛行艇を発進させる。
締 不平等条約を締結した。一人で帯を締める。飲酒運転を取り締まる。
□笛 □指摘 □敵意 □更迭 □哲学 □徹夜 □撤去
笛 汽笛を鳴らす。小学生が先生の吹く笛に合わせて体操をしている。
摘 ミスを指摘されてしまった。セリを摘んできて、天ぷらにした。
敵 2匹の犬が敵意をむき出しにしてにらみ合っていた。A店とB店は商売敵だ。
迭 汚職が発覚して大臣が更迭された。
哲 京都には「哲学の道」というきれいな散歩道がある。古今の哲学を学ぶ。
徹 徹夜の一夜漬け勉強では、試験はパスできないだろう。父は頑固一徹な性格だ。
撤 ここにある立て看板を撤去してください。
□典型的 □展示 □添加物 □北斗星 □吐息 □日本刀 □豆腐
典 百科事典で知らない事柄を調べる。西高東低の典型的な冬型の気圧配置だ。
展 あなたの作品はどこに展示されていますか。目覚しい経済発展を遂げる。
添 添加物なしのジュースはおいしい。ひと晩中つき添って看病した。
斗 今夜は北斗星がきれいに見える。
吐 あまりの美しさに思わず吐息を漏らした。寒い夜空に白い息を吐く。
刀 彼は日本刀を収集している。昔の人は刀を儀式に使った。
豆 大豆は豆腐の原料だ。節分の日には豆撒きをする風習がある。
□偵察 □堤防 □提携 □艇庫 □取り締まる
偵 敵の動きを偵察する。面白いと評判の探偵小説を読む。
堤 堤防沿いに歩いて帰ろう。堤が切れて川の水が溢れ出した。
提 海外の企業と提携することになった。肩からかばんを提げていた。
艇 川沿いに大学のボート部の艇庫がある。飛行艇を発進させる。
締 不平等条約を締結した。一人で帯を締める。飲酒運転を取り締まる。
□笛 □指摘 □敵意 □更迭 □哲学 □徹夜 □撤去
笛 汽笛を鳴らす。小学生が先生の吹く笛に合わせて体操をしている。
摘 ミスを指摘されてしまった。セリを摘んできて、天ぷらにした。
敵 2匹の犬が敵意をむき出しにしてにらみ合っていた。A店とB店は商売敵だ。
迭 汚職が発覚して大臣が更迭された。
哲 京都には「哲学の道」というきれいな散歩道がある。古今の哲学を学ぶ。
徹 徹夜の一夜漬け勉強では、試験はパスできないだろう。父は頑固一徹な性格だ。
撤 ここにある立て看板を撤去してください。
□典型的 □展示 □添加物 □北斗星 □吐息 □日本刀 □豆腐
典 百科事典で知らない事柄を調べる。西高東低の典型的な冬型の気圧配置だ。
展 あなたの作品はどこに展示されていますか。目覚しい経済発展を遂げる。
添 添加物なしのジュースはおいしい。ひと晩中つき添って看病した。
斗 今夜は北斗星がきれいに見える。
吐 あまりの美しさに思わず吐息を漏らした。寒い夜空に白い息を吐く。
刀 彼は日本刀を収集している。昔の人は刀を儀式に使った。
豆 大豆は豆腐の原料だ。節分の日には豆撒きをする風習がある。
漢字 -35
35課
□蝶 □陳列 □運賃 □鎮痛
蝶 蝶や虫を集めて、昆虫採集の宿題を作る。
陳 このグラスは陳列台の左はしにあったものです。
賃 このバスの運賃は先払いです。賃金を上げてくれるよう交渉した.
鎮 頭が痛いので鎮痛剤を飲んだ。嵐はすっかり鎮まった。波の音で心を鎮める。
□墜落 □塚 □漬ける □呟く □坪 □壷 □爪 □吊
墜 操縦ミスで飛行機が墜落した。維新を失墜させる。
塚 散歩の途中で蟻塚を見つけた。
漬 胡瓜を糠味噌に漬ける。本が水に浸かってしまった.
呟 彼女は母国語で何か呟いたが、私には分からなかった。
坪 坪は、土地や建物の面積を表す単位です。
壷 アンティークショップで古い壷を買った。
爪 彼女は爪を伸ばしている。爪に火を灯すような暮らしぶりだ。
吊 急ブレーキをかけることがあるので、つり革に捕まってください。
□進呈 □宮廷 □抵当 □邸宅 □料亭 □貞淑 □訂正
呈 開店祝いに記念品を進呈する。株式市場が活況を呈する。
廷 その事件の裁判は小法廷で開廷されます。博物館で古い宮廷の衣装を見た。
抵 土地を抵当にして、銀行からお金を借りた。侵略者に抵抗する。
邸 丘の上の大邸宅は映画スターの物だ。一等地に豪邸が建つ。
貞 貞淑な女性と結婚する。
訂 間違いを訂正する。その本の改訂版が出た.
□蝶 □陳列 □運賃 □鎮痛
蝶 蝶や虫を集めて、昆虫採集の宿題を作る。
陳 このグラスは陳列台の左はしにあったものです。
賃 このバスの運賃は先払いです。賃金を上げてくれるよう交渉した.
鎮 頭が痛いので鎮痛剤を飲んだ。嵐はすっかり鎮まった。波の音で心を鎮める。
□墜落 □塚 □漬ける □呟く □坪 □壷 □爪 □吊
墜 操縦ミスで飛行機が墜落した。維新を失墜させる。
塚 散歩の途中で蟻塚を見つけた。
漬 胡瓜を糠味噌に漬ける。本が水に浸かってしまった.
呟 彼女は母国語で何か呟いたが、私には分からなかった。
坪 坪は、土地や建物の面積を表す単位です。
壷 アンティークショップで古い壷を買った。
爪 彼女は爪を伸ばしている。爪に火を灯すような暮らしぶりだ。
吊 急ブレーキをかけることがあるので、つり革に捕まってください。
□進呈 □宮廷 □抵当 □邸宅 □料亭 □貞淑 □訂正
呈 開店祝いに記念品を進呈する。株式市場が活況を呈する。
廷 その事件の裁判は小法廷で開廷されます。博物館で古い宮廷の衣装を見た。
抵 土地を抵当にして、銀行からお金を借りた。侵略者に抵抗する。
邸 丘の上の大邸宅は映画スターの物だ。一等地に豪邸が建つ。
貞 貞淑な女性と結婚する。
訂 間違いを訂正する。その本の改訂版が出た.
漢字 -30
30課
□措置 □粗末 □疎遠 □訴える □味噌 □基礎 □蘇る
措 負傷者に対して速やかな措置を施す。
粗 彼は粗末な服を着ていたが、実は大金持ちだった。コーヒー豆を粗く挽く。
疎 卒業してから、学友となんとなく疎遠になった。彼女は政治に疎い。
訴 話し合いでは解決しないので訴訟を起こした。患者は医師に痛みを訴えた。
噌 日本へ来てから味噌汁が好きになった。
礎 基礎からしっかり勉強しなおそう。この分野の礎となる研究結果だ。
蘇 一度死んだはずの虫が蘇生した。久しぶりの雨で、草木の緑が蘇った。
□壮大 □演奏 □別荘 □倉庫 □挿入 □桑
壮 壮大な規模の事業を計画する。勇壮な行進曲が鳴り響いた。
奏 ピアノの演奏会まであと三日だ。ギターを奏でながら歌を口ずさんでいる。
倉 港の近くは倉庫が立ち並んでいる。米を貯蔵しておく倉を米倉という。
挿 彼の卒業論文は、図やグラフが挿入されている。バラの花を花瓶に挿した。
桑 荘園が広がっていた。桑の葉は蚕の飼料となる。
□巣 □独創 □喪失 □葬儀 □僧侶 □遭難
巣 手術で病巣を切除した。軒下につばめが巣を作った。
創 若い芸術家は独創性を高く評価されている。創刊号は特別価格で発売中です。
喪 今回の試験の結果を見て自信を喪失してしまった。喪主は、長男だそうだ。
葬 葬儀は、1時より執り行われます。素の事件の真相は闇に葬られた。
僧 出家して仏門に入った人を僧あるいは僧侶と呼んでいる。
遭 熊に遭遇する。雪山で遭難する。思いがけない人と遭う。
□措置 □粗末 □疎遠 □訴える □味噌 □基礎 □蘇る
措 負傷者に対して速やかな措置を施す。
粗 彼は粗末な服を着ていたが、実は大金持ちだった。コーヒー豆を粗く挽く。
疎 卒業してから、学友となんとなく疎遠になった。彼女は政治に疎い。
訴 話し合いでは解決しないので訴訟を起こした。患者は医師に痛みを訴えた。
噌 日本へ来てから味噌汁が好きになった。
礎 基礎からしっかり勉強しなおそう。この分野の礎となる研究結果だ。
蘇 一度死んだはずの虫が蘇生した。久しぶりの雨で、草木の緑が蘇った。
□壮大 □演奏 □別荘 □倉庫 □挿入 □桑
壮 壮大な規模の事業を計画する。勇壮な行進曲が鳴り響いた。
奏 ピアノの演奏会まであと三日だ。ギターを奏でながら歌を口ずさんでいる。
倉 港の近くは倉庫が立ち並んでいる。米を貯蔵しておく倉を米倉という。
挿 彼の卒業論文は、図やグラフが挿入されている。バラの花を花瓶に挿した。
桑 荘園が広がっていた。桑の葉は蚕の飼料となる。
□巣 □独創 □喪失 □葬儀 □僧侶 □遭難
巣 手術で病巣を切除した。軒下につばめが巣を作った。
創 若い芸術家は独創性を高く評価されている。創刊号は特別価格で発売中です。
喪 今回の試験の結果を見て自信を喪失してしまった。喪主は、長男だそうだ。
葬 葬儀は、1時より執り行われます。素の事件の真相は闇に葬られた。
僧 出家して仏門に入った人を僧あるいは僧侶と呼んでいる。
遭 熊に遭遇する。雪山で遭難する。思いがけない人と遭う。
漢字 -34
34課
□忠告 □抽選 □折衷 □鋳造
忠 上司に忠誠を尽くす。父親の忠告に耳をかそうともしなかった。
抽 抽選で香港旅行が当たります。抽象的な表現では意見が伝わりません。
衷 このレストランは、和洋折衷の創作料理が自慢だ。
□包丁 □弔電 □挑む □手帳 □主張 □彫刻 □眺望 □釣る
丁 プロの料理人は包丁を毎日研ぐ。あの人の話し方は丁寧だ。
弔 弔電を打つ。死者の例を弔う。
挑 次はもう一つ上のレベルに挑戦してみよう。幅跳びの新記録に挑む。
帳 あの人は几帳面だ。手帳に書き込む。預金通帳に記帳する。
張 あの人は自己主張が強い。寒いと思ったら氷が張っている。
彫 あの彫刻のモデルは誰だろう。北海道土産に木彫りの熊をいただいた.
眺 ここからの眺望は日本一だ。一緒に星を眺めましょう。
釣 釣魚大全。まるで海老で鯛を釣ったようだ。
□胃腸 □跳ねる □特徴 □干潮 □澄ます □聴診器 □懲戒
腸 私は胃腸が弱い。これは盲腸の手術跡だ。
跳 体操の種目では跳馬が好きだ。跳び箱を跳ぶ。魚が水面上に跳ね出た。
徴 天皇は日本の象徴です。犯人の特徴を言ってください。
潮 干潮の時刻を調べて、潮干狩りに行こう。潮が引くように流行が去った。
澄 冬の夜空に清澄な月が浮かんでいる。耳を澄ますと虫の声が聞こえる。
聴 医者は聴診器をあて、心音を聞いた。部屋で好きなコードを聴く。
懲 横領が発覚し、懲戒免職処分になった。塀に落書きした子を懲らしめる。
□忠告 □抽選 □折衷 □鋳造
忠 上司に忠誠を尽くす。父親の忠告に耳をかそうともしなかった。
抽 抽選で香港旅行が当たります。抽象的な表現では意見が伝わりません。
衷 このレストランは、和洋折衷の創作料理が自慢だ。
□包丁 □弔電 □挑む □手帳 □主張 □彫刻 □眺望 □釣る
丁 プロの料理人は包丁を毎日研ぐ。あの人の話し方は丁寧だ。
弔 弔電を打つ。死者の例を弔う。
挑 次はもう一つ上のレベルに挑戦してみよう。幅跳びの新記録に挑む。
帳 あの人は几帳面だ。手帳に書き込む。預金通帳に記帳する。
張 あの人は自己主張が強い。寒いと思ったら氷が張っている。
彫 あの彫刻のモデルは誰だろう。北海道土産に木彫りの熊をいただいた.
眺 ここからの眺望は日本一だ。一緒に星を眺めましょう。
釣 釣魚大全。まるで海老で鯛を釣ったようだ。
□胃腸 □跳ねる □特徴 □干潮 □澄ます □聴診器 □懲戒
腸 私は胃腸が弱い。これは盲腸の手術跡だ。
跳 体操の種目では跳馬が好きだ。跳び箱を跳ぶ。魚が水面上に跳ね出た。
徴 天皇は日本の象徴です。犯人の特徴を言ってください。
潮 干潮の時刻を調べて、潮干狩りに行こう。潮が引くように流行が去った。
澄 冬の夜空に清澄な月が浮かんでいる。耳を澄ますと虫の声が聞こえる。
聴 医者は聴診器をあて、心音を聞いた。部屋で好きなコードを聴く。
懲 横領が発覚し、懲戒免職処分になった。塀に落書きした子を懲らしめる。
2008年10月14日星期二
漢字 -33
33課
□誰 □丹精 □大胆 □冷淡 □嘆く □先端
誰 このジャケットは誰のものですか。
丹 このバラは父が丹精こめて世話したものだ。
胆 彼女は大胆なデザインの洋服を好む。不合格との知らせを聞いて落胆した。
淡 彼は冷淡な人だ。金魚は淡水魚だ。私は淡い色が好きだ。
嘆 友人は、人生のままならなさを嘆息した。自分の人生の不幸を嘆く。
端 ファッションの先端を行く。道端に野菊が咲いている。彼は中途半端な人だ。
□誕生 □鍛える □一旦 □弾力 □花壇
誕 夫が誕生日のプレゼントをくれた。今年は聖人の生誕五百年に当たる。
鍛 祖父は鍛錬してきたので、今も達者だ。彼は厳しい練習で、鍛え上げられた。
旦 一旦、家に帰ってから出直そう。旦那様もぜひどうぞ。
弾 ボールの弾力が落ちて弾まなくなる。ピアノを弾く。弾に当たる。
壇 花壇に花を植える。土壇場で逆転された。
□一致 □幼稚 □ご馳走 □逐一 □蓄える □秩序 □窒息 □沖
致 みなの一致した意見だ。このような結果は私の不徳の致すところだ。
稚 この子は来年から幼稚園に通う。
馳 我が家ですき焼きはご馳走だ。
逐 経過を逐一連絡してください。
蓄 今後のために貯蓄は必要だ。アリが巣の中に餌を蓄える。
秩 あなたの行動は会社の秩序を乱す。
窒 赤ちゃんはうつぶせに寝かせると窒息することがあり、危険だ。
沖 トビウオのシャンプは沖天の勢いがあった。沖まで遠泳しよう。
□誰 □丹精 □大胆 □冷淡 □嘆く □先端
誰 このジャケットは誰のものですか。
丹 このバラは父が丹精こめて世話したものだ。
胆 彼女は大胆なデザインの洋服を好む。不合格との知らせを聞いて落胆した。
淡 彼は冷淡な人だ。金魚は淡水魚だ。私は淡い色が好きだ。
嘆 友人は、人生のままならなさを嘆息した。自分の人生の不幸を嘆く。
端 ファッションの先端を行く。道端に野菊が咲いている。彼は中途半端な人だ。
□誕生 □鍛える □一旦 □弾力 □花壇
誕 夫が誕生日のプレゼントをくれた。今年は聖人の生誕五百年に当たる。
鍛 祖父は鍛錬してきたので、今も達者だ。彼は厳しい練習で、鍛え上げられた。
旦 一旦、家に帰ってから出直そう。旦那様もぜひどうぞ。
弾 ボールの弾力が落ちて弾まなくなる。ピアノを弾く。弾に当たる。
壇 花壇に花を植える。土壇場で逆転された。
□一致 □幼稚 □ご馳走 □逐一 □蓄える □秩序 □窒息 □沖
致 みなの一致した意見だ。このような結果は私の不徳の致すところだ。
稚 この子は来年から幼稚園に通う。
馳 我が家ですき焼きはご馳走だ。
逐 経過を逐一連絡してください。
蓄 今後のために貯蓄は必要だ。アリが巣の中に餌を蓄える。
秩 あなたの行動は会社の秩序を乱す。
窒 赤ちゃんはうつぶせに寝かせると窒息することがあり、危険だ。
沖 トビウオのシャンプは沖天の勢いがあった。沖まで遠泳しよう。
漢字 -32
32課
☐怠慢 ☐胎児 ☐泰然 ☐逮捕 ☐滞在 ☐態度
怠 私の怠慢で皆に迷惑をかけた。暑いので勉強を怠った。彼は怠け者だ。
胎 妊娠中に体をよく動かすと、胎児が健康になるという。
泰 彼は、大勢の人々の前でも泰然としていた。
逮 やっとのことで犯人を逮捕した。
滞 こんな景色の良い所なら、いつまでも滞在したい。支払いが滞っている。
態 そんな態度では面接で失格するぞ。事態が好転した。
☐滝 ☐選択 ☐光沢 ☐食卓 ☐開拓 ☐委託
滝 この滝は一見の価値がある。
択 三つのコースの中から選択する。減税案が採択された。
沢 このビロードは素晴らしい光沢だ。沢の水は澄んでいて冷たい。
卓 家族みんなで食卓を囲む。彼は音楽の分野で卓越した才能を持っている。
拓 開拓精神は、今もアメリカ人の間に息づいている。
託 託児所に子供を預ける。委託を受けて調査した。
☐承諾 ☐濁る ☐叩く ☐脱退 ☐奪う ☐本棚 ☐溜める
諾 妻の承諾なしには、返事ができない。裁判所の許諾を得る。
濁 ボートが濁流に飲み込まれた。台風が通過した後の河川は濁っている。
叩 真夜中に叩き起きされた。不正の温床を叩く。
脱 考え方が違い、会を脱退した。この靴は少し大きめなのですぐ脱げてしまう。
奪 少ない商品のため、すごい争奪戦が始まった。強盗に現金を奪われた。
棚 棚の上を整理した。父が日曜大工で本棚を作ってくれた。
溜 水門をしめて水を溜める。
☐怠慢 ☐胎児 ☐泰然 ☐逮捕 ☐滞在 ☐態度
怠 私の怠慢で皆に迷惑をかけた。暑いので勉強を怠った。彼は怠け者だ。
胎 妊娠中に体をよく動かすと、胎児が健康になるという。
泰 彼は、大勢の人々の前でも泰然としていた。
逮 やっとのことで犯人を逮捕した。
滞 こんな景色の良い所なら、いつまでも滞在したい。支払いが滞っている。
態 そんな態度では面接で失格するぞ。事態が好転した。
☐滝 ☐選択 ☐光沢 ☐食卓 ☐開拓 ☐委託
滝 この滝は一見の価値がある。
択 三つのコースの中から選択する。減税案が採択された。
沢 このビロードは素晴らしい光沢だ。沢の水は澄んでいて冷たい。
卓 家族みんなで食卓を囲む。彼は音楽の分野で卓越した才能を持っている。
拓 開拓精神は、今もアメリカ人の間に息づいている。
託 託児所に子供を預ける。委託を受けて調査した。
☐承諾 ☐濁る ☐叩く ☐脱退 ☐奪う ☐本棚 ☐溜める
諾 妻の承諾なしには、返事ができない。裁判所の許諾を得る。
濁 ボートが濁流に飲み込まれた。台風が通過した後の河川は濁っている。
叩 真夜中に叩き起きされた。不正の温床を叩く。
脱 考え方が違い、会を脱退した。この靴は少し大きめなのですぐ脱げてしまう。
奪 少ない商品のため、すごい争奪戦が始まった。強盗に現金を奪われた。
棚 棚の上を整理した。父が日曜大工で本棚を作ってくれた。
溜 水門をしめて水を溜める。
漢字 -31
31課
☐水槽 ☐操縦 ☐霜 ☐物騒 ☐海藻
槽 水槽にいっぱいの水が溜まっている。浴槽にお湯をためる。
操 彼は奥さんにうまく操縦されている。かわいい操り人形ですね。
霜 農作物の霜害が心配だ。朝起きて庭を見たら、霜柱ができていた。
騒 最近は物騒な事件が多い。審判の判定に納得がいかない観衆が騒ぎ出した。
藻 海藻は体に良いそうだ。水草や海藻を藻という。
☐即座 ☐催促 ☐風俗 ☐所属 ☐盗賊 ☐半袖 ☐剃る ☐揃う
即 聡明な彼女は、私の言葉を即座に理解した。即時、決行する。
促 出前がなかなか届かないので催促した。返事を促した。
俗 国によって風俗、習慣が違う。彼女はぞくっぱい話が好きだ。
属 妹は、演劇部に所属している。新しい配属先が決まった。
賊 このほら穴は昔、盗賊の奪った宝の隠し場所だった。
袖 半袖のTシャツの上に、長袖のカーディガンを羽織って出かけた。
剃 父は毎朝髭を剃る。
揃 全員揃ったら出発します。脱いだ靴を揃える。
☐御無沙汰 ☐妥協 ☐堕落 ☐怠惰 ☐無駄遣い ☐耐える
汰 ご無沙汰しております。
妥 この点だけは妥協できない。妥当な所で手を打つ。会社との交渉が妥結した。
堕 学生時代に比べて、堕落したと批判された。
怠 私は怠惰な生活を送ってきた。
駄 この作家の作品は駄作ばかりだ。無駄遣いしないで貯金しなさい。
耐 このガラス耐久性に優れている。厳しい練習に耐え抜く。
☐水槽 ☐操縦 ☐霜 ☐物騒 ☐海藻
槽 水槽にいっぱいの水が溜まっている。浴槽にお湯をためる。
操 彼は奥さんにうまく操縦されている。かわいい操り人形ですね。
霜 農作物の霜害が心配だ。朝起きて庭を見たら、霜柱ができていた。
騒 最近は物騒な事件が多い。審判の判定に納得がいかない観衆が騒ぎ出した。
藻 海藻は体に良いそうだ。水草や海藻を藻という。
☐即座 ☐催促 ☐風俗 ☐所属 ☐盗賊 ☐半袖 ☐剃る ☐揃う
即 聡明な彼女は、私の言葉を即座に理解した。即時、決行する。
促 出前がなかなか届かないので催促した。返事を促した。
俗 国によって風俗、習慣が違う。彼女はぞくっぱい話が好きだ。
属 妹は、演劇部に所属している。新しい配属先が決まった。
賊 このほら穴は昔、盗賊の奪った宝の隠し場所だった。
袖 半袖のTシャツの上に、長袖のカーディガンを羽織って出かけた。
剃 父は毎朝髭を剃る。
揃 全員揃ったら出発します。脱いだ靴を揃える。
☐御無沙汰 ☐妥協 ☐堕落 ☐怠惰 ☐無駄遣い ☐耐える
汰 ご無沙汰しております。
妥 この点だけは妥協できない。妥当な所で手を打つ。会社との交渉が妥結した。
堕 学生時代に比べて、堕落したと批判された。
怠 私は怠惰な生活を送ってきた。
駄 この作家の作品は駄作ばかりだ。無駄遣いしないで貯金しなさい。
耐 このガラス耐久性に優れている。厳しい練習に耐え抜く。
2008年10月7日星期二
一級文法
001) ~あっての
002) ~如何だ/~如何で/~如何によらず
003)~(よ)うが/~(よ)うと/~かろうが/~かろうと
004)*~(よ)うにも~できない/*~に~できない
005)*~限りだ
006)~が最後/~たら最後
007)~かたがた
008)~かたわら
009)~がてら
010)~が早いか
011)~からある/~からする/~からの
012)3 ~嫌いがある
013)~極まる/~極まりない/の極みだ
014)~如し/~如く/~如き
015)*~ことだから/~こととて/~こともあって
016)*~ことなく/~ことなしに/~ことなくして~ない
017)~始末だ
018)~ずくめ
019)*~ないではおかない/*~ずにはおかない
020)~ないでは済まない/~ずには済まない/~なしでは済まない
021)*~さえ/~すら
022)~そばから
023)*~だけでなく~も/* ~のみならず~も
024)~た‐ところで~ない
025)~だに
026) ~たりとも~ない
027)~たる者/~ともあろう者が/~としたことが
028)~つ~つ
029)~っ放し
030)~であれ/~であろうと
031)~てからというもの/ここ~というもの
032)~でなくてなんだろう/~と言わずしてなんだろう
033)~ではあるまいし/~ではあるまいに
034)~てやまない/~てやまぬ
035) ~と相まって
036)~とあって/~とある
037)~といい~といい/~といわず~といわず
038)~というところだ/~といったところだ
039)~と言えど(も)
040)*~と言ったら/~ったら/~ったらありゃしない
041) *~かと思うと/*~かと思いきや/~かと見ると
042)~ときたら/~ときては/~ときている
043)*~ところに/*~ところを
044)Aとしたところで/としたって/にしたとことで/にしたってB
045)~というのは/~とは ・
046)*~とは言え/*~とは言っても/~とは言うものの
047)~と言わんばかり/~とばかり
048)~と(も)なく/~と(も)なしに
049)~と(も)なると/~と(も)なっては
050)*~ないではおかない/*~ずにはおかない
001) ~あっての
名詞: × + (が)あっての + 名詞
【会話】
部長:ありがとう。今回の受注は君たちのおかげだ。なんと言っても、仕事あっての会社だからな。
山田:いいえ、部長の御指導のたまものです。
部長:いやいや、そんなことはない。みんなの協力あっての成功だ。「チームワークこそ成功の鍵だ」と改めて教えられたよ。ありがとう、みんな。
【解説】
「~あってのN」は「~があって、はじめて可能な N」という意味を表します。前の条件がなければ、後ろの結果も成立しないという前提条件を表す点で、「~て、はじめて/~て、こそ」(→文型192)、「~ば、こそ」(→文型050)と基本的には同じ意味になります。
みんなの協力 あっての 成功だ。
があってこその
があればこその
【例文】
1.この度の優勝は、みんなの団結あってのものだ。
2.私が仕事に専念できるのも、全て妻の内助があってのことです。
3.彼女が会社を辞めたのは、きっと何かわけがあってのことだろう。
4.そりゃあ、お金も欲しいけど、「命あっての物種」って言うじゃないか。
5.お客あっての商いだということを忘れてはいけない。
【例題】
1) ○○先生(あるからの/あっての)私です。(お/ご)恩は(いつも/いつまでも)忘れません。
2) 専務があなたをこのパーティ( )招待した( )は、きっと何か考えがあって( )ことですよ。
002) ~如何だ/~如何で/~如何によらず
名詞: × + (の)如何だ ①
(の)如何で
(の)如何によって
名詞: × + (の)如何にかかわらず ②
(の)如何によらず
【会話】
小孫:模擬試験の結果の如何によらず、志望校を受験したいんですが、間に合うでしょうか。
先生:君のこれからの努力如何で決まる思うよ。まだ、2ヵ月以上もあるからね。
小孫:ということは、可能性があるということですね。最善を尽くしてみます。
【解説】
「如何」は「どうであるか」を意味する漢語で、根拠を示す助詞の「~で/~によって」と結びつくと「~ かどうかによって決まる」という意味を表し、「~に関係なく」を意味する「~にかかわらず」(→文型293)、「~によらず(→文型349)」や「~を問わず」(→文型472)」と結びつくと「 ~がどうかに関係なく~」という意味を表すようになります。
この「如何」は例文中のもののほかにも慣用句がいくつかありますから、一緒に覚えた方がいいでしょう。
如何せん:如何せん、もはや救う手段がない。
如何ともしがたい:こうなっては如何ともしがたい。
如何にかかっている:成功するかどうかは、努力如何にかっている。
【例文】
1.その会社に就職するかどうかは、給料如何ですねえ。
2.酒というのは飲み方如何で、毒にもなり薬にもなる。
3.今後の君の態度如何では、懲戒解雇もあり得ることを忘れるな。
4.理由の如何を問わず(⇔如何によらず/如何にかかわらず)、暴力はよくない
5.今更そんなことを言われても、もう、手遅れだ。如何ともしがたいよ。
【例題】
1) 勝敗(が/の)如何(によって/にかかわらず)、両チームの健闘は讃えられる(はず/べき)だろう。
2) 業績如何( )降職も(ある→ )得る人事制度が企業に(導入される→ )始めた。
003)~(よ)うが/~(よ)うと/~かろうが/~かろうと
名詞 :だろう/であろう + と
動詞 :未然形<~(よ)う> が
イ形容詞:<ー[い]→かろう>
ナ形容詞:<ー[な]→だろう/であろう>
(注:動詞の「ない形」はイ形容詞と同じく「~なかろう」になる)
【会話】
良子:あなた、この小平の学校の成績を見てよ。小平ったら、野球ばかりにかまけて、この始末よ。
李 :多少成績が悪かろうと、元気でのびのび育ってくれた方いいじゃないか。
良子:あなたがそんなに甘いから、私がいくら口を酸っぱくして叱ろうと、小平は勉強しようとしないのよ。
【解説】
動詞や形容詞の未然形と「が/と」が結びついた形で、「~ても、関係なく~」を表します。まず未然形の作り方を復習しましょう。動詞:行く→行こう/食べる→食べよう
する→しよう/来る→来ようイ形:美しい→美しかろうナ形:元気だ→元気だろう/元気であろう名詞:雨だ→雨だろう/雨であろう
この文型は前件と無関係を強調する逆説の「~ても」なので、次のような用例では使えません。その点、「~ても」はどんな場合でも使えます。
歩いて行っても(×行こうが)、十分で着く。
【例文】
1.何があろうと、決して驚いてはいけないよ。
2.人に何と言われようが、気にすることはない。
3.どんなに高かろうと、どうしても手に入れたいんだ。
4.私が誰と結婚しようが、あなたにとやかく言われる筋合いはないわ。
5.何をしようと君の自由だが、僕の邪魔だけはしないでくれ。
【例題】
1) どんなに時代が(変わる/変わろう)と、どんなに世界が(変わる/変わろう)と、人の心は(変えない/変わらない)。喜びに悲しみに、今日もみんな生きている。 (テレビドラマ「水戸黄門」の主題歌)
2) 僕は少しぐらい部屋( )(汚い→ )が、あまり(気になる→ )方なんだ。
~(よ)うが~まいが/~(よ)うと~まいと
名詞 :だろう/であろう + と~まいと
動詞 :未然形<~(よ)う> と~(よ)うと
イ形容詞:<ー[い]→かろう> が~まいが
ナ形容詞:<ー[な]→だろう/であろう> が~(よ)うが
【会話】
李 :おい、あそこで若い女性が、やくざ風の男に絡まれてるぞ。二人で行って助けてやらないか。
山田:馬鹿言うなよ。命あっての物種だよ。笑われようが軽蔑されようが、「君子危うきに近寄らず」だ。
李 :あらら、あいつ薄情な男だなあ。すたこらさっさと逃げちゃったよ。逃げ足の早いこと!待ってくれ~っ。
【解説】
「~(よ)うが~(よ)うが/~(よ)うが~まいが」など、これらの文型はどれも「前件(A、B )とは関係なく、後件が成立する」という意味を表します。「~(よ)うが/~(よ)うと」(→文型437)から作られた文型なので、「~ても~ても、関係なく/~ても~なくても、関係なく~」と無関係を強調します。
注意するのはAの場合もBの場合も成立することを表す「AにしろBにしろ/AにせよBにせよ」(→文型319)との違いですが、意味の違いが、用法の違いを生むことがあります。
行こうが行くまいが(・行くにせよ行かないにせよ)、参加費はもらうよ。
結婚しようとすまいと(×結婚するにせよしないにせよ)、私の自由よ。
【例文】
1.あんな奴、死のうが生きようが、俺の知ったことか!
2.大地震があろうがなかろうが、備えあれば憂いなしだ。
3.まあ彼はいようがいまいがあまり関係ない、いわば会社でも影の薄い存在です。
4.たとえ救出が困難であろうと危険であろうと、敵軍に包囲された自軍を見殺しにはできない。
5.ごろごろ寝ていようと、ぶらぶらしていようと、休みの日ぐらい俺の自由にさせてくれ。
【例題】
1) 彼はビールで(ある/あろう)が、焼酎で(ある/あろう)が、酒と名のつくもの(に/で)は目がない。
2) 人に(笑われる→ )と(嘲られる→ )と気にはしない。僕は信じる道をただ進む( )( )だ。
004)*~(よ)うにも~できない/*~に~できない
動詞:未然形 <~(よ)う> + にも + 動詞:ない形
動詞: 原形 + に + 動詞:ない形
(注:これらの文型はほとんど文末で可能形の否定と呼応する)
【会話】
李 :あんなに我も我もと自説を主張していては、新機軸を打ち出そうにも打ち出せないよ。「船頭多くして船山に登る」だよ。あれじゃ、単なる意地の張り合いだね。
山田:もう止めようにも止められないよ。
李 :でも、傷口が広がらないうちに止めないと、みんな引くに引けなくなり、チームが分解しちゃうよ。
【解説】
「~(よ)うにも~(でき)ない」は「~しようと試みても~(でき)ない」、「~に~(でき)ない」は何か周りの事情があってできない、「~たくても~(でき)ない」は望んでもできないと、少しずつ意味は違いますが、類義文型になります。
買おうにも買えない。 <意志>
買うに買えない。 <事情>
買いたくても買えない。<希望>
なお、「言うに言われぬ/見るに見かねて/泣くに泣けない」などは慣用表現なのでそのまま語彙として覚えましょう。
【例文】
1.進むに進めず、退くに退けず、まさに進退に窮した。
2.もう逃げようにも逃げられぬ「まな板の鯉」だ。
3.こんな小さなミスで全プランが頓挫するなんて、泣くに泣けない思いです。
4.この辞典が完成するまでには、言うに言われぬ苦労がありました。
5.痛くもない腹を探られたが、弁明しようにもその機会も与えられず、断腸の思いだった。
【例題】
1) 最近疲れが(ひどくて/ひどいから)、今朝は(起きる/起きたい)に(起きなかった/起きられなかった)。
2) 彼の行き先が(わからない→ )、連絡を(取る→ )にも(取る→ )ようがなかった。
005)*~限りだ
数詞・名詞: × + 限りだ ①
限りで
感情形容詞:連体形<ーい/ーな> + 限りだ ②
【会話】
李 :田中教授の家は箱根に別荘があって、夏休みは家族そろって、そこで過ごすんだって。
良子:羨ましい限りだわ。お金って、ある所にはあるものね。「金は天下の回りもの」って言うけれど・・・。
李 :僕たちの所には回ってこないね。あ~あ、夏の休暇も今週限りだけど、どこにも行けそうにないなあ。
【解説】
「~限りだ」は日時について「~までだ」<期限>、数量について「~だけだ」<限定>を表します。「限り」は名詞なので、「限りで~/限りの<名詞>」の形も使われます。
また、「~限りだ」は感情形容詞につくと、「非常に~だ」という程度表現になります。多くの類義表現がありますが、代表的なものを挙げると、名詞に直接接続する「~極まる/~の極みだ/~極まりない」(→文型069)や、「~と言ったらない/(→文型219)」、「~のなんのって」(→文型358)や「~てたまらない/~てしかたがない」(→文型183)などです。
苦しい限りだ。
苦しいのなんのって。
苦しいと言ったらなかった。
苦しくてたまらない。
【例文】
1.この資料の貸し出しは、三日間限りです。
2.今日限りで、皆さんともお別れです。色々お世話になりました。
3.君と10年ぶりに再会できて、うれしい限りだ。
4.あんな奴に負けたなんて、くやしい限りだ。
5.根も葉もない噂をたてられ、腹立たしい限りだ。
【例題】
1) 一夜(限り/限って)の恋の(つもり/わけ)だったが、(いつしか/いつか)僕たちは深い仲へと発展し(ていった/てきた)。
2) 娘が(嫁ぐ→ )からというもの、わが家はまるで火( )消えた(ようだ→ )静まり返り、寂 しい限りです。
006)~が最後/~たら最後
これ・それ・あれ: × + が最後
動詞 :た形(希に原形)
動詞 :た形 + ら最後
【会話】
佐藤:アメリカに2、3年行かないかって言われて、迷ってるんだ。行ったが最後、しばらく帰してもらえない気がしてね。
真理:出世コースじゃないの。このチャンスを逃したら最後、二度と回って来ないわよ。
佐藤:君も一緒に行ってくれないか?どう?
【解説】
「~が最後/~たら最後」は「~が最後で、もう終わりだ」など、絶望的な結果になることを表します。文末で可能形の否定(「~できない/~(ら)れない」)が多く現れます。
類義文型に後件で悪い結果が発生することを強調する仮定表現「~(よ)うものなら」(→文型448)がありますが、「~が最後/~たら最後」は確定事実であることが強調されていて、「もし/もしも/万一」といっしょに使えません。しかし、「もし~(よ)うものなら」は成立します。→例題1)
そんなことを 言ったが最後、 この国では刑務所行きだ。
言ったら最後、
言おうものなら、
【例文】
1.あの男はこの業界の顔役で、彼ににらまれたら最後だ。
2.今度の仕事は少しでもミスをしたが最後、取り返しがつかないことになる。
3.彼は言い出したら最後、一歩も後へ引かない。
4.あいつはマイクを握ったが最後、離そうとしないカラオケ狂だ。
5.あんな女につかまったら最後、骨の髄までしゃぶられてしまうぞ。
【例題】
1) 万一大地震でも(起ころう/起こった)(が最後/ものなら)、この地域は地盤沈没の(嫌い/恐れ)がある。
2) 一旦(落後する→ )が最後、なかなか(はう→ )上がれない( )がこの競争社会だ。
007)~かたがた
名詞: × + かたがた
【会話】
山田:打ち合わせを早めに切り上げて、工場見学かたがたお花見に行かないか。夕日を浴びながらのお花見。たまにはのんびりしようじゃないか。
佐藤:おやおや、お花見かたがたの工場見学と言った方が正確じゃないの?困った方々だなあ。
山田:行きたいなら、がたがた言わないこと!
【解説】
「~かたがた」は「AかたがたB」の形をとり、同一主語文で使われ、同一時間帯のなかで「Aをする機会を使って、Bをする」並行動作を表します。丁寧な語感なので、手紙や公式の会話で多く使われます。同義表現に「~がてら」(→文型038)があり、こちらは日常会話で 多く使われます。どちらも動作Aが主で動作Bが従の関係にあります。
散歩かたがた(・がてら)、話しましょう。
「AついでにB」(→文型163)も似た意味を表しますが、Bは付け足しの行為で異なる時間帯の動作です。→例題1)
【例文】
1.夕涼みかたがた、図書館に寄ってみた。
2.墓参りかたがた、幼友だちに会って来ようと思う。
3.お願いかたがた、近況御報告まで。 敬具
4.近くに来るついでがございましたので、先日のお礼かたがた、お伺いしました。
5.上海出張かたがた、足を伸ばして黄山に登ってきた。
【例題】
1) 近日中に(お/ご)挨拶(のついでに/かたがた)、(お /ご)伺い(になりたい/したい)と思っ(ております/ていらっしゃいます)。
2) お寺参り( )かたがた、浅草へ(遊ぶ→ )に(行く→ )みませんか。
008)~かたわら
名詞: の + かたわら
動詞:原形
【会話】
課長:新聞でも紹介されていたけど、田中さんは仕事のかたわら、自治会の会長としても地域で大活躍だね。李 :奥さんも、中国帰国者に日本語を教えているボランティアグループのリーダーらしいです。
課長:有能な男のかたわらに良妻ありというところだな。君も地域活動で中国語を活かしてみたら?
【解説】
「AかたわらB」は「Aする一方でBする」とほぼ同義表現ですが、動作Aと動作Bは異なる時間帯で行われ、しかも習慣的な行為に用いることが多いでしょう。この点がAとBが同一時間帯で行われる並行動作を表す「~ながら」(→文型269)と異なっています。→例題1)
歩きながら(×かたわら)タバコを吸う。
その他、「かたわら」には会話中の「男の傍(かたわ)ら」や「母が料理を作るかたわらで、子供たちが遊んでいる」のように「側」という場所も表します。
【例文】
1.彼は会社に勤めるかたわら、英語学校で勉強している。
2.A社は不動産業のかたわら、飲食店も経営している。
3.あの人は農業のかたわら、農閑期は演奏活動もしているシンガー・ソング・ライターよ。
4.あいつは嫌な奴だ。本人の前では胡麻をするかたわら、裏で陰口をたたいている。
5.子育てのかたわら書きつづった随筆が、ベストセラーになった。
【例題】
1) 休日(ぐらい/ほど)は、音楽でも(聴きながら/聴くかたわら)、のんびり過ごしたい(こと/もの)だ。
2) 留学生の(多い→ )は大学( )通うかたわら、学費を稼ぐ( )( )にアルバイトもしている。
009)~がてら
名詞: × + がてら
動詞:[ます]形
李 :夕涼みがてら、井の頭公園でも散歩しないか。
【会話】
良子:男の人って優雅でいいわねえ。女の私はどこへ行くにも買い物がてらよ。
李 :わかった、わかった。ついでに吉祥寺の街に出て、夕食の材料も買って来よう。荷物は僕が持つからさ。
良子:ねえ、夏物の服も買っていいかしら?
【解説】
「~がてら」は「Aをしている時間を使って、Bをする」と言う意味を表す表現で、同一時間帯のなかで、主たる動作Aに並行して、従たる動作Bをすることを表現します。
また、同義表現の「~かたがた」(→文型035)、「~ついでに」(→文型163)も併せて参照してください。なお、このふたつの文型は同時並行動作は表せません。
散歩がてら(・かたがた/・ のついでに)本屋に寄る。
散歩がてら(・かたがた/×のついでに)話をしよう。
【例文】
1.神社のお祭りを見物がてら、夜店でものぞいてこようよ。
2.中国旅行がてら、教え子に会って来ようかと思う。
3.私は毎朝この道をジョギングがてら、思い浮かんだことを俳句にしている。
4.市場調査がてら都内の繁華街を冷やかして歩くのが、まあ、私の道楽のようなものです。
5.料理を作りがてら、聞くともなく聞いていたラジオから、 懐かしい歌が流れてきた。
【例題】
1) A君は病気療養中との(こと/もの)だから、見舞い(ながら/がてら)、家に寄って(みる/みよう)よ。
2) (散歩する→ )がてら、古本屋に(寄る→ )、本を数冊(買う→ )来た。
010)~が早いか
動詞:原形 + が早いか
【会話】
李 :小平のしつけがなってないなあ。座るが早いか、「いただきます」も言わないで夕食に食らいついたぞ。
良子:あなたって家に帰ってくるが早いか私に小言ですか。あなたにも半分は責任があるのよ。
李 :坊主、雲行きが怪しいと思ったのか、食事が終わるが早いか逃げ出していったよ。
【解説】
「~が早いか」は「~すると、すぐ~」を意味します。「~が早いか」は動作の同時発生を強調する点に特徴があり、以下のような自然現象や状態発生に使うと不自然になります。また、現実に起こった既定事実描写なので、後件で「~たい・~つもりだ・~だろう」などの意志・推量表現は使えません。→例題1)
家に帰るか帰らないうちに(?帰るが早いか)、雨が降りだした。
帰ったとたんに(×帰るが早いか)、涙が出てきた。
同義表現は多くありますから、「~か~ないかのうちに」(→ 文型042)の項を参照してください。
【例文】
1.ベルが鳴るが早いか、彼は教室を飛び出した。
2.彼女は卒業するが早いか、結婚してしまった。
3.バスが着くが早いか、乗客は先を競って乗り込んだ。
4.主人の足音を聞くが早いか、子犬は駆け寄ってきた。
5.店が開くが早いか、お客はバーゲン会場に殺到した。
【例題】
1) (まもなく/ただちに)取引先からの電話がある(はず/つもり)なので、(入ったとたんに/入り次第/入るが早いか)、(まもなく/ただちに)教えてください。
2) 隊員たちは「○○地区で火事が発生!」( )の連絡を受けるが早いか、消防車に(乗る→ )込み、現場( )と急いだ。
011)~からある/~からする/~からの
数詞: × + からある からする からの + 名詞
【会話】
山田:例の他社から引き抜かれて来た彼、懸案だった○○物産を見事に開拓しちゃったよ。やはり凄腕だよ。
李 :「営業の鬼」と言われる人物だけあるねえ。今まで10人からの営業が当たっても無理だったのにねえ。
山田:その報賞として、社長から金一封と50万円からする時計をもらったそうだ。
【解説】
これらの文型の用法は「~を越える~」「~以上ある~」という意味を表します。話者とって数量がとても多いと感じられるとき使われる文型で、距離・重量・高さなどには「~からある」、金額には「~からする」、人数には「~からの人」が使われます。
例えば実際は二万円でも、その数量をどう感じるかで表現は異なります。
二万円ぽっちの時計 <その時計をとても安いと感じている>
二万円しかない時計 <その時計を安いと感じている>
二万円ばかりする時計<その時計を少し高いと感じている>
二万円からする時計 <その時計をとても高いと感じている>
【例文】
1.彼は50キロからあるバーベルを軽々と持ち上げた。
2.この骨董品は明代の物で、買うとなると50万円からします。
3.この前の地震では、二万人からの人々が家を失い、五千人からの人が死にました。
4.この湖は、深いところは三百メートルからあります。
5.数名しか採用しない会社の社員募集に、五百人からの人が応募した。
【例題】
1) 二億円から(ある/する)絵画をぽんと買っていく(なんか/なんて)、一体どんな人なん(だい/かい)?
2) 日本人が中学まで( )習う教育漢字だけで881字からある。非漢字圏の学生たちから、とても(覚える→ )切れないという悲鳴( )聞こえてくる。
012)3 ~嫌いがある
名詞: の + 嫌いがある
動詞:原形/ない形
【会話】
李 :深刻な顔して、何を考え込んでいるんだい?
良子:妹にいい就職先が見つかるかどうか心配で・・・。
李 :まだ、五月だよ。一年も先の事じゃないか。「来年のことを言うと鬼が笑う」ってさ。
良子:あなたは現実を甘く見る嫌いがあるわね。もう会社まわりしてるクラスメートもいるのよ。
【解説】
「~嫌いがある」は「~という良くない傾向がある」という意味を表します。ほとんどは人が主語の文ですが、仮にもの・ことが主語になるときも背後に人の責任が存在している場合に使われます。ですから自然現象や、単に回数が多いことを表すときは使われません。その点、同義語に「~がちだ」(→文型037)は、回数・傾向・自然現象まで広範に使えます。どちらも「ともすれば/よく/しばしば」などの副詞と呼応することが多いので、一緒に覚えておきましょう。→例題1)
年の暮れは交通事故が多発しがちだ(・多発する嫌いがある)。
明日の天気は曇りがちになる(×曇る嫌いがある)。
【例文】
1.この消費社会は、物を使い捨てにする嫌いがある。
2.彼は協調性はあるが、決断力に欠ける嫌いがある。
3.最近の小説は、内容が浅薄な嫌いがある。(「ナ形」の例)
4.どうも彼は結論だけ言って、丁寧に説明しようとしない嫌いがあるようだ。
5.若者は、その理想主義から、ともすれば過激な行動に走る嫌いがある。
【例題】
1) 君は(もしかすると/ともすると)、独断専行に走り(がちだ/嫌いがある)から、もっと周りに気を配る(ように/みたいに)心がけた方がいい。
2) 日本の企業( )は学歴偏重( )嫌いがあるが、これでは国際競争に(生き残れる→ )まい。
013)~極まる/~極まりない/の極みだ
名詞・名詞句: × + 極まる
ナ形容詞 : × 極まりない
の極みだ
【会話】
李 :小学校の同窓会の折りに、6年の時の担任の先生が感極まって泣き出してね。
良子:先生に昔のお礼をちゃんとしたの。カラオケに夢中だったら、失礼極まりないわよ。
李 :そんなことするはずないだろ。先生が僕のことよく覚えてくれていて感激の極みだったよ。
【解説】
この三つの表現は形は違っていますが、どれも程度が極度であることを表す点で共通です。漢語名詞やナ形容詞の語幹と結びつくことがほとんどで、いいことにも悪いことにも使われます。同義表現に「名詞+の至りだ」(→文型355)がありますが、いいことに使われます。しかし、どちらも文章語ですから、特に改まった場での会話でない限り、口語として使われることはほとんどありません。
【例文】
1.酒・麻雀・女遊びと、君の生活は不健康極まりない。
2.どうして自殺なんて!そんなに苦しんでいたのなら、なぜ一言、僕に話してくれなかったのかと、残念極まる。
3.テレビはつけっぱなし電気もつけっぱなし、不経済極まる。
4.不眠不休で子供を看護をした母も、とうとう疲労の極みに達した。
5.女性一人で、真夜中に見知らぬ外国の街を出歩くなんて、危険極まりないことだ。
【例題】
1) 目上の人(について/に対して)「さん」づけもしないで呼び捨てにする(なんか/なんて)、無礼の(極まる/極みだ)。
2) 老人を食い物( )する霊感商法の手口は、詐欺そのもの( )。(卑劣だ→ )極まりない。
014)~如し/~如く/~如き
名詞・副詞:の /が + 如し
動詞 :普通形 如き + 名詞
如く + 動詞・形容詞
【会話】
李 :今度の日曜、結婚記念日だよね。もう十年か、「光陰、矢の如し」とはよく言ったものだ。
良子:色々なことがあったけれど、楽しいことばかり思い出すわ。小平が生まれて生き甲斐もできたし。
李 :僕は何から何までないないずくしだった、あの二人だけの新婚の頃を今更の如く思い出すなあ。
【解説】
「~如し」は現代語の「~ようだ」に相当する古語ですが、用法的には慣用的なものに限られています。接続も例文4のように動詞に「が」をつけて用いられることもあります。会話や作文では「ようだ」を使えば十分でしょう。
速きこと風の如し(如し・ようだ)
風の如く速し (如く・ように)
風の如き速さ (如き・ような)
なお、例文2のように人称を表す語と接続するときは、「あいつら如き/田中如き」のように「~如き(者)が/如き(者)に」のように「者/人間」が省略されることもあります。→例題1)
【例文】
1.その男は鬼の如き形相で、私をにらみつけた。
2.あいつら如き駆け出しの若造に負けてなるものか。
3.その娘は蝶の如く軽やかに、花の如くあでやかに舞った。
4.彼は眠るが如くやすらかに、最期の時を迎えた。
5.今まで述べてきた如く、今回のことにつきましては、当社は無関係でございます。
【例題】
1) 彼はお前(如き/如く)が(勝つ/勝てる)相手ではない。今彼と闘うのは、むざむざ(死ぬ/死に)に行くようなものだ。
2) 今回の作戦の失敗は起こるべくして起こったと(言う→ )。当初から指摘されていた(如し→ )、この作戦にはそもそも無理が(ある→ )のだ。
015)*~ことだから/~こととて/~こともあって
名詞 : の + ことだから
動詞・形容詞:普通形<ナ形ーな> ことだし
こととて
こともあって
【会話】
良子:小平がお隣の柿を盗み食いしたらしいの。お隣さんも子供がやったことだし、大目に見てくれたけど、恥ずかしいと言ったらありゃしないわ。
李 :僕も子供の頃に似たような経験をしていることもあって、注意しにくいなあ。
良子:蛙の子は蛙っていうわけね。
【解説】
どれも原因・理由の表現で、「他でもない~<ひと・こと・もの>だから」とそれ自身が持っている固有の理由を取り上げることに特徴があります。「なにしろ/なにせ~(ことだ)から」と副詞と一緒に使うといいでしょう。
「~ことだから」は話し言葉で多く使われ、「~こととて」は手紙や書き言葉で多く使われると言う違いはありますが、例文1~4のように同じように使えます。なお、「~こともあって」は「~て」系の理由表現(→資料、)なので、文末で意志・推量表現が使えないという制約があります。
注意しなければならないのは、「~こととて」には例文5のように「~ことであっても」と逆説条件の用法があることで、この場合、「~ことだから/~ことだし/~こともあって」は使えません。
【例文】
1.慣れぬこととて時間ばかりがかかり、少しもはかどらない。
2.何しろ一刻を争う時のことだったから、上司の判断を待っている余裕はなかったんです。
3.病弱なこともあって、少年は読書を友として育った。
4.天候も不順なことですし、くれぐれもお体にお気をつけください。
5.いくら子供がやったこととて(×ことだから)、謝って済まないこともある。
【例題】
1) 社長不在の(ことだし/こととて)、この件については日を改めてご返事(して/させて)(いただき/いただけ)ませんか。
2) 遅刻常習犯の彼の( )( )だから、今日も(遅れる→ )来る( )決まっている。
016)*~ことなく/~ことなしに/~ことなくして~ない
動詞:原形 + こと(も)なく
ことなしに
ことなくして ~ ない
【会話】
山田:よく「万里の長城を見ることなくして、中国を見たと言うなかれ」って言われるね。
李 :そんなことで、中国を見たことにはならないよ。
山田:どういう意味?
李 :広大な内陸部の農村地帯を見ることなしに、中国も中国の抱える悩みも見えないってことさ。
【解説】
「~ことなく」は「~しないで~する」、「~ことなしに」は「~しない状態で~する」という意味を表します。置き換えが可能な場合が多いのですが、「~ことなく」は「~ことなしに」より広範に使えます。
箸を使うことなく(?ことなしに)、スプーンで食べた。
ご飯を食べることなく(・ことなしに)、学校へ行った。
「~ことなくして~ない」は常に文末で否定形(「ない」形)や否定を意味する語と呼応し、「~しなければ、~決して~ない」という意味を表します。例えば、例題1)も「~ことなくして」を使うと、後件は「社会を変えていくことは不可能だ」となります。
【例文】
1.彼は雨の日も風の日も、休むことなく働き続けた。
2.相手の心を傷つけることなしに、間違いを正すことは難しいことだ。
3.原則を変えることなく、現実に柔軟に対応することが大切だ。
4.犠牲を払うことなくして勝利を得ることは不可能だ。
5.額に汗して働くことなしに手に入れた泡銭は、身に付かぬものだ。
【例題】
1) 暴力(による/に基づく)こと(なしに/ないで/なくしては)、社会を変え(てくる/ていく)ことは可能だ。
2) 心( )( )お二人の前途を祝福いたします。いつ( )( )も変わること( )( )お幸せに。
017)~始末だ
こ・そ・あ:この/こんな + 始末だ
動詞 :原形/ない形
【会話】
係長:息子にもう少し根性があるといいんだがな。一時間も勉強しないうちに、居眠りを始める始末でね。
李 :うちの子供にも呆れます。忘れ物を注意すれば、今度は落とし物をする始末です。
係長:あっ、しまった!僕も会社に大事な書類を忘れてきた。大人も子供のことは言えないなあ。おーい、お勘定!
【解説】
「始末」という名詞は、例文1のように「処理」、例文2のように「(よくない結果に至った)事情・経過」という意味を表しています。
そこから、「~始末だ」という文型が生まれますが、例文3~5のように「こ・そ・あ」や動詞について「~というよくない結果や事態になった」という意味を表します。後件でいい結果になったことが表せませんから、注意しましょう。
○受ける大学の全てに不合格になる始末だ。
×努力して○○大学に合格する始末だ。
【例文】
1.お前は自分のやったことの始末も自分でできないのか。全く始末に負えない奴だ。
2.ことの始末は、今まで述べたとおりです。
3.何だ、この始末は!一体、自分の責任をどうとる気だ。
4.あの二人は犬猿の仲で、ちょっとしたことでも、すぐ口論になる始末だ。
5.借金に借金を重ねたあげく、ついには夜逃げまでしでかす始末だ。
【例題】
1) お宅のお嬢さん(に/で)は手を焼いています。いつも男の子を殴っ(て/ては)(泣く/泣かせる)始末です。
2) 最近( )は、遊ぶ金(ほしい→ )に、売春( )走る女子中学生まで出る始末だ。
018)~ずくめ
名詞 : × + ずくめ
一部の「ナ形」:<ナ形ー×>
【会話】
李 :彼の話はいつも結構ずくめだが、どこまで信用できることやら。彼と一緒に出張してどうだった?
山田:彼のことは別にして、充実した一週間だったよ。仕事の外に、従弟の結婚式に出席できたし・・・。
佐藤:結婚式と言えば、あの黒ずくめの集団は異様だよね。前から来ると、思わず道をあけるよ。
【解説】
「~ずくめ」は「全て~ばかりだ/全て~一色だ」を表す接尾語で、良いことにも良くないことにも使われます。注意してほしいのは類義語の「だらけ」(→文型155)との違いです。
間違いだらけの作文
間違いずくめの作文
「だらけ」は「間違いがが普通以上にたくさんある」こと、「ずくめ」は「最初から最後まで、全てまちがいばかり」という点にあるでしょう。→例題1)
また、「だらけ」は常に良くないことに使われますから、「楽しいことだらけ/幸せだらけ」という表現はありません。しかし、「~ずくめ」を使って「楽しいことずくめ/幸せずくめ」と言うことができます。
【例文】
1.この学校は規則ずくめで、窮屈でしかたがない。
2.楽しいことずくめの毎日なんて、あるはずがないだろ。
3.幸せずくめに見えた彼女にも、人知れぬ悩みがあったんだね。
4.昇進したし、子供も生まれたし、今年はいいことずくめだった。
5.社長の話は、最初から最後まで小言ずくめで、もう聞いててうんざりしたよ。
【例題】
1) (この/こんな)誤字(だらけ/ずくめ)の作文を書いて、君、(恥ずかしい/恥ずかしくない)かい?
2) このところ、何をやっても(失敗→ )ずくめ( )、自分が嫌に(なる→ )ちゃうよ。
019)*~ないではおかない/*~ずにはおかない
動詞:[ない]形 + ないではおかない
ずにはおかない
【会話】
良子:お隣の奥さんって凄いわよ。小二の子どもを毎晩十時まで勉強させないではおかないらしいのよ。
李 :お前だって大したものさ。毎晩疲れて帰って来る俺に、家事を手伝わせずにはおかないじやないか。
良子:もしそんなことを外で言ったら、ただじゃおかないわよ。帰って来る家はないと思いなさい。
【解説】
「~ないではおかない/~ずにはおかない」は動作動詞に付くと、例文1、2のように「~しなければ、自分の気が済まない/必ず~てやる」という強い決意を表します。また、心理・感情を表す動詞に付くと、例文3~5のように「必然的に/思わず~させてしまう」という自然・自発の感情を表します。
この文型は動詞の使役形と結びつくことも多く、強制的に或いは自然にある状況・心理状態に追い込むことを表します。その場合、「~ないではいられない/~ずにはいられない」(→文型261)と主語が好対照の文型になります。
その映画は私を感動させずにはおかなかった。(映画は・私)
私はその映画に感動せずにはいられなかった。(私は・映画)
【例文】
1.あいつは生意気な奴だ。一度、あいつの鼻っ柱をへし折ってやらないではおかない。
2.彼らがこのような内政干渉をつづけるなら、我々はいかなる手段をもってしても、撃退せずにはおかない。
3.大臣のその一言は、波紋を呼ばずにはおかなかった。
4.彼の言動は、私を不安にさせずにはおかなかった。
5.その子の学校に対する抗議自殺は、大人達を反省させずにはおかなかった。
【例題】
1) A紙が我々に根も葉もない中傷を加えた(以上/からこそ)、謝罪(しない/させない)では(いられない/おかない)。
2) 彼女の献身的( )母親を看護する姿は、見る人を(感動する→ )ずには(おく→ )。
020)~ないでは済まない/~ずには済まない/~なしでは済まない
動詞:[ない]形 + ないでは済まない
ずには済まない
名詞: × + なしでは済まない
【会話】
百恵:この前の約束、どうしたの。私、ずっと待っていたのよ。一杯おごっていただかないでは済まないわよ。
山田:あーあ、会社でも失敗しちゃって、始末書なしでは済まないだろうっていうのに・・・。
李 :お前、厄年じゃないのか。どうだい今晩あたり、厄払いに一杯。
【解説】
「~ないでは済まない/~ずには済まない/~なしでは済まない」は、どれも「~しなければ、問題は解決しない」「~しなければ、許されない」という意味を表します。「~なければならない」と基本的には同じ意味と考えていいでしょう。
類義文型に「~ざるを得ない」(→文型106)がありますが、意味上次のような違いが生じます。
謝らないでは済まない ≒ 謝らなければならない
謝らざるを得ない ≒ 謝るしかない
【例文】
1.このことは、君が直接、彼に謝らないでは済まないぞ。
2.人から借りた金を、返せないでは済まないよ。
3.これだけの被害者を出したとあっては、刑事責任を問われずには済まないだろう。
4.潔く自分の非を認めなさい。知らぬ存ぜぬでは済まされない。
5.君も料理人の端くれなんだから、客から注文された品を作れませんでは済まないよ。
【例題】
1) どこかで妥協(する/しない)ことには、交渉は決裂(せずには済まない/せざるを得ない)。円満解決にはこちらも一歩譲歩せずには(済むまい/いられまい)。
2) 部下の失敗で(ある→ )と、上司としての君が責任を(問われる→ )には(済む→ )よ。
021)*~さえ/~すら
名詞 : × + さえ
格助詞:に・で・と・から・の すら
動詞 :て形/ます形
【会話】
李 :雑談には乗ってくれたけど、肝心の商売の話はきっかけすらつかめなくてねえ。
山田:君でさえ説得できないのだからね。でも、彼は聞く耳は持ってるから、最後まで諦めるなよ。
李 :今でさえこんなに競争が激しいから、年度末には八掛け二割り引きはおろか、半値すら登場するよ。
【解説】
「~さえ/~すら」は接続が複雑ですが、よく使われる形を次項で取り上げています。名詞に直接接続し、格助詞「が/を」の位置で使われるとき、「~でさえ」の形もあります。どちらも極端な一例を取り上げて、「だから、他はもちろん~だ」という意味を表します。強い「~も」と考えてもいいでしょう。
ただし、「~さえ」はいいことにも良くないことにも使えるのですが、「~すら」は軽視・蔑視の感情を含んでいるため、良くないことに使われます。
小学生なのに、高校の数学問題さえ(?すら)できる。
高校生なのに、小学校の数学問題さえ(⇔すら)できない。
【例文】
1.一年も日本語を勉強していながら、カタカナすら読めないのか。恥ずかしいとは思わないのか。
2.なぜ黙っている?この私にさえ話せないようなことなのか。
3.足し算すらろくにできないんだよ。微分積分がわかるはずがないじゃないか。
4.腰が痛くて、じっと寝ているのさえ辛い。
5.あきれてしまって、怒る気にさえなれない。
【例題】
1) 私の生まれたところは、駅からタクシー(に/で)(乗るさえ/乗ってさえ)、一時間は(かける/かかる)山村です。
2) 毎日の御飯( )すら、ろくに(食べられる→ ) 人がいるというのに、ぜいたくを言うんじゃない。罰( )当たるぞ。
022)~そばから
動詞:原形 + そばから
【会話】
山田:稼ぐそばから奥さんが使ってしまい、いつまでもその日暮らしだと、彼の嘆くこと嘆くこと・・・。
佐藤:でも、彼もよくないですよ。給料が入るそばから、競輪・競馬場通いですから。似たもの夫婦ですよ。
山田:二人で使ってるんじゃ、世話ないや。「目くそ、鼻くそを笑う」といった類だね。
【解説】
「~そばから」は完了形(「た」形)と接続する例も希にありますが、ほとんど動詞の原形に接続して「~すると、すぐ~」という意味を表します。「~と、すぐ~」に属する「~なり」(→文型280)、「~や否や」(→文型428)、「~が早いか」(→文型046)や「~とたんに」(→文型148)などと同義表現ですが、同一場面で反復される事象に使われるのが特徴で、以下のような一回限りの出来事に使うと不自然になります。この文型は「~そばから、すぐ繰り返して~」と副詞を入れて作文するようにするといいでしょう。→例題1)
君たちは私が教えるそばから(×が早いか)忘れていく。
泥棒は警官を見るが早いか(×そばから)逃げ出した。
【例文】
1.もうこの子ったら、作るそばから食べちゃうんだから。
2.歳を取ると物覚えが悪くなり、聞くそばから忘れてしまう。
3.私が飲み干すそばから、またなみなみと酒がつがれた。
4.消すそばから落書きがされて、これじゃまるでいたちごっこだ。
5.私が注意するそばから、ほら、また間違って。
【例題】
1) いくら洗濯し(たら/ても)、子供たちは洗う(が早いか/や否や/そばから)服を汚し(てしまう/ている/ておく)。
2) 君たち( )はあきれるよ。私が(教える→ )そばから忘れていき、次の日になると何一つ(覚えている→ )( )きている。
023)*~だけでなく~も/* ~のみならず~も
名詞(+格助詞): × + だけでなく~も~
動詞・形容詞 :普通形 <ナ形ーな> のみでなく~も~
のみならず~も~
のみか~も~
【会話】
李 :ナイフを鞄にいつも入れて持ち歩いている中学生が、四人に一人はいるって書いてあるけど、こうなると親や学校だけでなく、社会全体でも取り組む問題だなあ。
良子:うちの小平だって、外で何してることやら。まさか喝あげなんてしていないでしょうねえ。
李 :念のために、鞄の中を調べておけよ。
【解説】
「~だけでなく~も~」は「~に限定できない。それ以外にも~」という意味を表しますが、その改まった言い方として「~のみならず~も~/~のみか~も~」文型があります。しかし、「~のみならず~も~」は文語なので、会話で使うと硬い印象になります。
また「~ばかりでなく~も~/~ばかりか~も~」(→文型363)なども同じ意味の用法で、自由に置き換えることができます。
【例文】
1.彼は優しいだけでなく、勇気もある好青年です。
2.その方法は効率的なだけでなく、経済的でもある。
3.彼女は英語のみか、フランス語・ロシア語もぺらぺらです。
4.殴った方だけでなく殴られた方にも問題はあったはずです。けんかの一方だけしかるのは不公平です。
5.口先のみでなく、実際に行動しろ。不言実行あるのみだ。
【例題】
1) 「人間の頭脳は目指す(べき/べく)目的が(与えられれば/与えられなければ)、活性化しない(だけ/のみ)ならず、退化(さえ/こそ)する」と脳学会で発表された。
2) タイのバーツ( )端( )発した金融危機は、近隣諸国のみ( )日本( )まで波及した。
024)~た‐ところで~ない
動詞・形容詞: た形 + ところで ~ ない
【会話】
佐藤:さあ、三曲終わったら、交代、交代。
李 :君がマイクを放さないものだから、もう、こんな時間だよ。女房が心配してるよ。
山田:あれ、もう12時か。今から出たところで、終電には間に合いそうもないし、サウナで一泊しないか。
李 :独身は気が楽だねえ。悪いが、僕は失礼するよ。
【解説】
「~た‐ところで」は常に文末で否定形(「ない」形)や「無駄だ/無意味だ/無理だ 」のような否定の意味の語と呼応して、「たとえ~ても、~ない」を表します。後件では「役に立たない・大したことはない・無駄だ」などの否定的な判断を表すのが特徴です。「~ても」と違って、文末で「~てください/~たい/~ほうがいい/~なければならない」などの意志表現や、「~した/~だった」などの既定表現が使えませんから、注意してください。
今更後悔しても(・後悔したところで)、仕方がないよ。
たとえ苦しくても(×苦しかったところ)で、がんばりなさい。
いくら待っても(×待ったところで)彼は来なかった。
【例文】
1.これ以上議論を続けたところで、堂々めぐりだ。
2.考えてばかりいたところで、一歩も前には進まない。
3.私が言ったところで、素直に聞くような奴じゃない。
4.この子にこんなに高価な百科事典を買ってやったところで、猫に小判ですよ。
5.たとえ失敗したところで、失うものがあるわけじゃないし、駄目でもともとさ。先ずやってみるよ。
【例題】
1) 学校の成績が少しばかりよかった(ところで/ところが)、それで将来が約束(する/される)(わけがない/わけにはいかない/わけではない)。
2) もう泣くのはおやめ、いくら(泣く→ )ところで、(死ぬ→ )息子は帰っては(来る→ )。
025)~だに
名詞(+格助詞): × + だに
動詞 :辞書形/ます形
【会話】
部長:旧い世代の私の目から見ても、彼はなかなかの人物だよ。何かやってくれそうな男だねえ。
李 :でも、周りの女性は彼のことなんか一顧だにしていませんよ。むしろ気味悪がっていますよ。百恵さんは?
百恵:あの彼と二人だけになるなんて、想像するだに恐ろしいわ。ブルドッグの方がまだましよ。
【解説】
「~だに」は極端な例を取り上げて強調する古い表現で、「~だけでも/~さえ/~すら」に相当する表現です。例えば例文2は「~だけでも」に置き換えることができますし、それ例外は「~さえ/~すら」を使うことができます。この「~だに」は今日では書面語に属しますが、一般には否定形と呼応して「~だに~ない」の形で使われることが多いでしょう。
想像だにしなかった。
→想像さえしなかった。
→想像すらしなかった。
【例文】
1.えっ?私の絵が入選したの?夢にだに思わなかったわ。
2.死ぬ前に、一目だに行方しれずの息子に会いたい。
3.まさかこんなことになろうとは、思いだにしなかった。
4.あの当時ことは、思い出すだに嫌ですねえ。できれば忘れてしまいたい記憶です。
5.彼にいくら声をかけても、知らんぷりで、振り向きだにしなかった。
【例題】
1) 市場調査(だに/しか)(し/せ)ず、商品開発ができる(わけがない/わけにはいかない/わけではない)。
2) 溺れる子供を(助ける→ )んがため、身の危険だに(顧みる→ )ず、彼は荒れ狂う海に(飛ぶ→ )込んだ。
026) ~たりとも~ない
名詞・数詞: × + たりとも ~ ない
な
(注:否定形の他に、禁止表現「動詞の原形+な」もよく現れる)
【会話】
佐藤:今の取り組み体制では、期限内に終わらせる自信はありません。
部長:ところで君達、昼飯から戻ってきたのは何時だった?これからは一分たりとも無駄にしないことだ。
山田:おいおい、佐藤、そんなに落ち込むなよ。一睡たりともするなって言われなかっただけ、まだましだよ。
【解説】
「~たりとも」は文末で否定の表現と呼応して「~であっても、決して~ない」という全面否定を表します。強い「~も~ない」に相当すると考えればいいでしょう。前に来る語は「一」と結びついた数詞が多く、また文末で禁止の「~な」と呼応することも多いでしょう。なお、下の例はどれも同じ意味を表しています。
ほんとうの商人は、一円
たりとも
であっても
であろうと
も、決して
粗末にしたりはしない。
【例文】
1.私は母に「御飯の一粒たりとも無駄にするな」と厳しく叱られたことがある。
2.一瞬たりとも彼から目を離すな。動きがあれば報告せよ。
3.油断大敵、小敵たりとも侮るなかれ。
4.一刻たりとも時間を浪費するな。今は一秒一刻を争う事態なのだ。
5.女・子供たりとも見逃すな。不審な行動をするものがいたら、連行せよ。
【例題】
1) 彼は刑事の取り調べ(について/に対して)、一言(なりとも/たりとも)語ら(ぬ/ず)、完全黙秘を貫いた。
2) 沖縄の反戦地主達は、「一坪たり( )( )米軍に(渡す→ )な」を合い言葉( )している。
027)~たる者/~ともあろう者が/~としたことが
名詞(人・組織): × + たる者 ・
ともあろう者が ・
としたことが ・
【会話】
百恵:今朝、課長ともあろう者が、混んだ電車の中で、競艇新聞を広げていたのよ。
佐藤:当社の課長たる者、せめて一般新聞にしてほしいとは思わない?
百恵:それって社長の台詞みたい。失礼だけど、一介の平社員たるあなたの口から聞くとは思わなかったわ。
【解説】
これらの文型は「<人や国・会社など擬人化できる対象>は当然~であるべきだ」という社会的常識・評価を共通の認識にしています。
「~たる者」はほとんどの場合、「~なければならない/べきだ」と呼応し、当然あるべき姿はどうかという判断を後件で表します。「ともあろう者が」は、「当然そうあるべきなのに、実際はそれに反して~」と矛盾した事態を述べる表現で、非難・批判・疑問を強く表します。
一方、「~としたことが」は自分を含めて「~がそんな過ちをするはずがないのに、どうして~んだろう?」と不注意や思慮不足の結果、予想しなかった過ちを犯したときに使われます。
【例文】
1.仮にも医者たる者は、「医は仁術」と心得るべきだ。
2.教師たる者、生徒のお手本にならなければならない。
3.政治家ともあろう者が、金儲けのために目の色を変えるとは何事か!
4.警察官ともあろう者が、暴力団に捜査情報を流していたとは、許し難いことだ。
5.私としたことが、どうしてこんなミスをしたんだろう。
【例題】
1) 日頃、何事にも慎重な彼(としたことが/たる者/ともあろう者が)、このようなミスをする(とは/というのは)、全く予想(しか/だに)できないことだった。
2) 信用第一の銀行( )( )あろう者( )、焦げ付き債権の事実を(隠す→ )続けていた。
028)~つ~つ
動詞A:[ます]形 + つ 動詞B:[ます]形 + つ
【会話】
李 :どうしたの?目が兎みたいに赤いよ。
佐藤:謝ろうかどうしようかと、彼女の家の前を行きつ戻りつしているうちに、東の空が白んできちゃってね。
李 :君たち二人はどうなってるの。いつも二人で順番に振りつ振られつじゃないの。
佐藤:そろそろ年貢を納めて、プロポーズしようかなあ。
【解説】
「~つ~つ」は「~たり~たり」(→文型158)とほぼ同じ意味を表しますが、同一場面・同じ時間帯の中で起こっていることを表すのが特徴で、下のような例には使えません。
昨日の日曜日は漫画を読んだり、洗濯をしたりしてのんびり過ごした。
人生、泣いたり笑ったり、いろいろあるものだ。
これらは異なる場面を例示しているからです。逆に「~つ~つ」文型は、どれも「~たり~たり」を使って表せます。
抜きつ抜かれつの接戦 →抜いたり抜かれたりの接戦
【例文】
1.昨日のマラソンは、実に手に汗を握る抜きつ抜かれつの大接戦でしたねえ。
2.人間は持ちつ持たれつの関係ですよ。
4.雲間から富士山が見えつ隠れつしていた。
5.追いつ追われつ、彼ら二人はすばらしい勉強面のライバルです。
7.気のおけない仲間達と、差しつ差されつ飲む酒の味は格別だ。
【例題】
1) 地図を片手(に/で)、行きつ(来/戻り)つして探したが、(やっと/とうとう)彼の家は見つからなかった。
2) まるで木の葉の( )( )に、小舟が波間で(浮く→ )つ(沈む→ )つしている。
029)~っ放し
動詞:[ます]形 + っ放しだ
っ放しで
っ放しの + 名詞
っ放しにする
【会話】
山田:最近、佐藤は真理さんにお熱みたいだね。昨日、飲みに行ったんだろ?噂だと近々結婚するらしいけど。
李 :ああ、でも、彼と飲みに行ったりするんじゃなかったよ。のろけ話を聞かされっ放しで、当方被害甚大さ。
百恵:ふっふ。でも、彼ったら彼女に押されっ放しだって、もっぱらの噂よ。彼女に頭が上がらないんだって。
【解説】
「~っ放し」は放置・放任の表現で、動詞の[ます]形と結びついて、「~したまま、放っておく」という意味を表します。「~したまま」(→文型406)を使っても表せますが、「~っ放し」はいい意味で使われることはなく、よくない評価にたっている点に特徴があります。もう一点注意してほしいのは、「~まま」は「~ないまま/N+まま」の形もありますが、「~っ放し」には名詞や否定形と結びつく形はないことです。→例題1)
五時間も座ったまま(・座りっ放し)だったので、腰が痛い。
今日は座ったまま(×座りっ放しで)話します。
【例文】
1.あいつは俺から金を借りっ放しで、催促しても返そうとしない。
2.水道の水は出しっ放しにしないで、必ず蛇口を閉めること。
3.何だ、このあり様は。部屋中、散らかしっ放しじゃないか。
4.靴は脱ぎっ放しにするんじゃありませんよ。きちんとそろえておきなさい。
5.このままやられっ放しじゃ、腹の虫が治まらない。
【例題】
1) 仕事もやり(まま/っ放し)、後かたづけもしない(まま/っ放し)帰るなんて、無責任(極みだ/極まる)。
2) 日本( )は、子供の教育を母親に(任せる→ )っ放し( )している父親がほとんどだ。
030)~であれ/~であろうと
名詞・ー格助詞 : + であれ ・
ナ形容詞 :<ー×> であろうと
疑問詞や副詞など: であれ~であれ ・
であろうと~であろうと
【会話】
李 :今度の連休に中国へ行くんだって?中国は広いから、どこへ行くか迷ったんじゃない?
真理:ええ、でも、たとえ一時間であろうと無駄にしないよう予定を詰め込んじゃったから、超過密なの。
李 :寝る時間もないようなスケジュールであれ、行けさえすれば幸せなんだろ、君の中国語を試す時だからね。
【解説】
「~であれ/~であろうと」は「~でも/~であっても」を意味する点で同じです。「AであれBであれ」また「AであろうとBであろうと」と繰り返されると、「A、Bのどちらの場合でも」という意味を表すようになります。
学生だ ・ 学生でも
学生である ・ 学生であれ/学生であっても/学生であろうと
「である」は文語的・論文調の「だ」に相当しますから、名詞のほかにも広範な語と結びつきます。「元気だ/きれいだ」(ナ形容詞)、「私にだ/私とだ」(名詞+格助詞の形)、「ゆっくりだ/少しだ」(副詞)など、この「だ」は全て「である」で置き換えられ、この文型は この「~である」の形から作られます。
【例文】
1.誰であれ、欠点の一つや二つは持っています。
2.いかなる天才であれ、人知れぬ努力はしているものだ。
3.彼ときたら、ビールであれウイスキーであれ、およそ酒と名のつくものには目がない。
4.たとえ困難であろうと、やると決めたからには途中で投げ出すような真似はしない。
5.学生であろうと教師であろうと、学問の前には平等でなければならない。
【例題】
1) 本当にお腹が空いた時は、一杯の粥(であれ/であれば)、何物(にもまして/にもかかわらず)おいしい(ことだ/ものだ)。
2) そのことを私( )であれ、事前( )話してくれていたら、こんな失敗は(避けた→ )のに。
031)~てからというもの/ここ~というもの
動詞: て形 + からというもの ・
ここ/この + <期間を表す語> + というもの ・
【会話】
山田:李君は昔は三日にあげず酒や麻雀で忙しく、いつも寮に戻るのは午前様だったんだよ。
佐藤:息子ができて、父親になってからというもの、まるで伝書鳩みたいですね。
山田:自分も肝臓を壊してからというものはお酒は控えてるけど、あんな伝書鳩にはなりたくないやね。
【解説】
形式名詞「もの」のつくる慣用文型で、「ここ一週間というもの/この五年というもの」のように期間を表す数詞と結びついて、「~の間ずっと~」を表します。動詞とは「~てからというもの」の形で接続し、「~てから、ずっと~」を表す強調表現になります。
同義文型の「~て以来」(→文型178)と「~てからというもの」を比べたとき、前者は客観的・無感情ですが、後者は話者の喜怒哀楽の感慨・感情が現れる点に特徴があります。
【例文】
1.この一週間というもの、ろくに睡眠もとっていません。
2.ここ一、二年というもの、いつも仕事に追われ、妻と二人でゆっくり旅行をする時間もなかった。
3.退職してからというもの、何か心に穴が空いたようだ。
4.子供が生まれてからというもの、妻は子供のことにかかりっきりで、私のことなど放ったらかしです。
5.あなたに会ってからというもの、僕の心は千千に乱れ、 何も手につかなくなった。
【例題】
1) (ここ/そこ)一ヶ月という(こと/もの)、客足が遠のいていて、御覧(の/×)通りの有り様です。
2) よほど辛い( )だろう。(離婚する→ )からというもの、彼は酒と博打( )明け暮れている。
032)~でなくてなんだろう/~と言わずしてなんだろう
名詞・名詞句: × + でなくてなんだろう
でなくてなんだ
引用句 : × + と言わずしてなんだろう
と言わずしてなんだ
(注:口語では断定を強めた「だろう→だ」の形も現れる)
【会話】
李 :お前、最近やけに嬉しそうだね。廊下を歩いてるときなんか、まるでスキップしてるみたいだぞ。
佐藤:彼女のことが頭から離れない。ああ、これが愛でなくてなんだろう。
李 :馬鹿を言うのも休み休みにしたら。僕に言わせりゃ、女の何たるか、「知らぬが仏」と言わずしてなんだろう。
【解説】
この文型は反問表現で、どちらも「正に~こそ、~である」という強い断定になります。会話で使われることはあまり多くなく、書面語と言えます。
「~でなくてなんだろう」は広範な語と結びつきますが、「~と言わずしてなんだろう」は格言や一般によく使われる言葉を引用する場合がほとんどです。
また類義語の「~そのものだ」(→文型126)や「~にほかならない」(→文型341)と比べたとき、「~でなくてなんだろう」「~と言わずしてなんだろう」は、より話者の感嘆・感動などの感情が表れるのが特徴でしょう。
これこそ、ほんとうの愛だ。
→これこそ愛そのものだ。
→これこそ愛にほかならない。
→これが愛でなくてなんだろう。
→これを愛と言わずしてなんだろう。
【例文】
1.武力で自国の「正義」を他国に押しつけるようなやり方が、覇権主義でなくてなんだろう。
2.環境破壊が近代産業社会の産物でなくてなんだろう。
3.よく見てみろ。これが偽作でなくてなんだと言うんだ。
4.この奥深い味を、匠の味と言わずしてなんだろう。
5.平凡な暮らしの中にこそ幸せがあると言わずしてなんだろう。
【例題】
1) 人権(とか/と)正義(とか/と)、大義名分をつけてはいるが、アメリカの中東介入の真の目的が、石油利権(でなくて/でないで)なんだろう。
2) 彼らの(如し→ )友情( )刎頚の交わりと(言う→ )ずしてなんだろう。
033)~ではあるまいし/~ではあるまいに
名詞・名詞句: × + ではあるまいし
じゃあるまいし
ではあるまいに
じゃあるまいに
(注:「~じゃなかろうし」「~じゃなかろうに」の形もある)
【会話】
佐藤:おい、今晩空いてないか?チケットが二枚あるんだけど、いま評判のあの映画、見に行かないか?
李 :さては振られたな。彼女も子どもじゃあるまいし、君の気持ちに気づいてもよさそうなものを。
佐藤:「女心と秋の空」でもあるまいに、なに考えてるのか、てんで見当がつかなくて、振り回されてばかりだよ。
【解説】
「~で(は/も)あるまいし」(「~で(は/も)なかろうし」も同じ意味)は、例文1~4のように「~ではないのだから」に相当する原因・理由の表現を作ります。会話では「~じゃあるまいし」が多く使われるでしょう。
一方「~ではあるまいに」は「~ではないのに」に相当する逆説表現です。強い失望・残念・不満・反発の感情を表すのが特徴で、したがっていい事態については使えません。この逆説「のに」に相当する助詞の「に」は、今もときどき文では見かけますので、覚えておきましょう。→例題1)2)
もう夜の10時になるというに、子ども達は帰ってこない。
【例文】
1.神や仏じゃあるまいし、何から何まで完全な人間なんているはずがないじゃないか。
2.十四、五の小娘じゃあるまいし、めそめそ泣くな。
3.君一人が悪いわけではあるまいし、そんなに落ち込むことはないよ。
4.悪意があってしたんじゃなかろうし、そんなに怒らなくてもいいじゃないか。
5.子供じゃあるまいに、親のすねかじりなんて恥ずかしくないか。
【例題】
1) 小中学生じゃあるまい(し/に)、こんなことも親に相談し(てからでないと/てはじめて)(決め/決められ)ないのか。
2) 子供の使いじゃあるまい( )、手ぶらでこんな大切なことを(頼む→ )には(行く→ )ないよ。
034)~てやまない/~てやまぬ
動詞:て形 + やまない
やまぬ
【会話】
李 :うちの部長、今度、子会社に社長として出向するらしいよ。社長だったら、思う存分に腕を振えるよな。
佐藤:人柄といい仕事ぶりといい、私の尊敬してやまない方だったので、お別れするのがとても残念だよ。
李 :残念なことは残念だが、またいつか御一緒できるさ。
佐藤:そうだね。近いうちに送別会を開こうよ。
【解説】
「や(止/停)む」は「雨が降り止んだ」のように使われる動詞です。この「~てやまない/~てやまぬ」は「止む」の否定形「止まない」から作られていて、「ずっと~ている」「永遠に~する」という話者のひたすら思い続けている感情を表すようになります。この文型は今日では書面語に属するもので、前につく動詞もある程度限られています。口語では「ずっと~している/~し続けている」を使えばいいでしょう。
彼は私が 尊敬してやまない(≒ずっと尊敬している)政治家だ
私が愛してやまない(≒ 愛し続けている)祖国
【例文】
1.先生の一日も早い御健康の回復を念願してやみません。
2.彼が求めてやまぬ権力とは、果たしてどれほどの価値があるものなのか。
3.御結婚おめでとうございます。お二人の末永いお幸せを願ってやみません。
4.どこまでも社長の座を争ってやまぬ二人は、ますます亀裂を深めていった。
5.オリンピックにおける諸君の活躍を期待してやまない。
【例題】
1) 自殺(する/した)あの歌手は、うちの娘も憧れ(てたまらなかった/てやまなかった)若者達のヒーロー(です/でした)。
2) 大使館に(閉じこめる→ )ている人質の方々が無事(救出する→ )ことを(祈る→ )やみません。
035) ~と相まって
036)~とあって/~とある
名詞 : × / だ + とあって ・
動詞・形容詞:普通形<ナ形ー×/だ> とある ・
(注:広く句と結びつく。「~だ」は省略することが多い)
【会話】
李 :大き目のテントを買ってきたよ。大は小を兼ねるし。
良子:里帰りの道すがらだけど、小平は久しぶりのキャンプとあって大喜びよ。
李 :一平に会えるとあって、ご両親も楽しみにされてるようだね。手紙にも「早く一平の顔が見たい」とあるけど、目に入れても痛くないほど可愛い初孫だからねえ。
【解説】
「ある」は事物の存在や、「~てある」(→資料。)の形で人為動作の結果、残っている状態を表したりします。この「ある」が「と」と結びついたのが「~とあって」で、「~という事態なので」という意味を表します。これは「~ので」系(→資料、)に属するする原因・理由の表現で、すでに起こったことを表しますから、文末で「~でしょう/~かもしれない/~つもりだ/~たい/~(よ)う」などの意志・推量表現が使えません。
なお、「~とある」という形は、例文5のように「~と書いてある/~と書かれている」という意味を表します。
手紙に「来年、帰国する」とあった(・と書いてあった)。
【例文】
1.夏休みが始まるとあって、子ども達はうれしそうだ。
2.まもなく大学入試とあって、学生たちの表情にも緊張の色が隠せない。
3.優勝した横綱を一目見たいとあって、駅前は押すな押すなの人だかりだった。
4.土地や家屋の値下がりが続いているとあって、不動産業者は四苦八苦している。
5.立て札に「芝生内に立ち入るべからず」とある。
【例題】
1) (もうすぐ/早速)正月(とあって/とあれば)、人々の足どりもせわしく(して/なって)きた。
2) 年( )一度のお祭り( )あって、街には露店が並び、大変な(にぎわう→ )ようだ。
~とあれば/~とあっては
名詞 : × / だ + とあれば
動詞・形容詞:普通形<ナ形ー×/だ> とあっては ~ ない
(注:広く句と結びつく。「~だ」は省略することが多い)
【会話】
良子:ねえ、折り入ってあなたにお願いがあるんだけど。
李 :あなたの頼みとあれば、たとえ火の中、水の中・・・。それで、何、折り入っての頼みとは?
良子:じゃ、言うけど、私、働きに出てもいいかしら?
李 :えっ?突然、何を言い出すんだい。
良子:一平の教育資金もいるし、広い部屋にも移りたいし。
【解説】
「~とあれば/~とあっては」は「~(の)であれば」という意味の条件の表現で、書面語です。会話では「たら/なら」を使えばいいでしょう。
あなたのためとあれば、私は死ぬことだってできます。
→ あなたのためなら、私は死ぬことだってできます。
→ あなたのためだったら、私は死ぬことだってできます。
なお、「~とあれば」は広く使えますが、「~とあっては」は常に文末で「~しないわけにはいかない/~するほかない/~しかない」などの否定表現と呼応します。→例題1)
あなたのためとあれば(・とあっては)、協力しないわけにはいきません。
あなたのためとあれば(×とあっては)、喜んでいたしましょう。
【例文】
1.あなたのためとあれば、私は死ぬことだってできます。
2.必要とあれば、いかなる援助もいたしましょう。
3.この子の命が助かるとあれば、私は自分の命を投げ出したって惜しくない。
4.この妥協案すらのめないとあっては、交渉の決裂は避けられまい。
5.スポンサーが反対だとあっては、この企画はあきらめるしかない。
【例題】
1) 電話(で/が)済む(とあれば/とあって)、わざわざ行く(までもない/しかない)だろう。
2) 住民の賛同( )(得られる→ )とあっては、ごみ処理場の建設は(あきらめる→ )ざるを得ない。
037)~といい~といい/~といわず~といわず
名詞A:× + といい + 名詞B:× + といい
といわず といわず
【会話】
李 :君の着てるドレス、色といい柄といい申し分ないね。
良子: どうせ誉めるなら、ドレスといいモデルといい申し分ないと言うの!肝心のことを忘れてるわ。
李 :「馬子にも衣装」って言葉があったよね。
良子:あなた、何が言いたいの?
李 :いやいや、こちらの話し。触らぬ神に祟りなし。
【解説】
「~といい~といい/~といわず~といわず」はA・Bを例示することで「AもBも、全部~」ということを表しています。両者の違いは次のような例で現れます。
手と言い足と言い血だらけだった。 <手足の至る所>
手と言わず足と言わず血だらけだった。<手足だけでなく体の至る所>
つまり、「AといいBといい」は取り上げたA・Bに焦点があり、「AといわずBといわず」は「A・Bを含めて、他のCもD…も」全体に焦点があるということになります。→例題1)
【例文】
1.この陶器は、その渋い色といい素朴な形といい、実にすばらしい。
2.君といい妻といい、どうして女はそんなに現実的なんだろうねえ。
3.彼女は容姿といい知性といい、申し分のない女性だ。
4.山といわず野といわず、一面雪におおわれた。
5.彼は昼といわず夜といわず、つきっきりで妻の看病をした。
【例題】
1) 彼はウイスキー(といい/といわず)ビール(といい/といわず)、酒であれば、何に(も/でも)目がない。
2) 学歴(という→ )将来性(という→ )、願ってもない(相手→ )のに、どこが(気に入る→ )の?ほかに好きな人でもいるの?
038)~というところだ/~といったところだ
名詞・数詞 : × + というところだ
動詞・形容詞:普通形<ナ形ー×> といったところだ
ってところだ<口>
(注:広く句と結びつき、およその数量・程度を表す)
【会話】
良子:ねえねえ、このワンピースはお買い得だわ。買おうかしら。ねえ、あなたどう思う?
李 :見た目はいいけど、こんな安物はすぐに飽きるよ。二、三回着たらおしまいってところだな。
良子:「安物買いの銭失い」といったところかしら。じゃあ、もっと高いの、買ってもらおうっと!いいでしょ?
【解説】
形式名詞「ところ」には程度を表す場合があって、そこから作られた「~というところだ/~といったところだ」は「~と言ってもさしつかえないだろう/だいたい~程度と言えるだろう」という自己の状況判断や評価を表します。口語では「~ってところだ」が多く用います。なお、下の例はどれも同義と考えていいでしょう。
二人の力はほとんど同等だと思う。
→二人の力は同等といったところだ。
→二人の力は同等といってもさしつかえない。
【例文】
1.この車は高くても五百万円といったところだろう。
2.両者の勢力は伯仲していて、ほぼ互角ってところだ。
3.君の成績は、合格ラインすれすれというところかな。
4.彼は指導者というより、全体のまとめ役といったところだ。
5.最悪の事態は脱したというところだが、まだまだ予断を許さない。
【例題】
1) この調子で進めば、(年内に/年内は)工事(が/を)完成するのは、ほぼ間違いない(というものだ/というところだ)。
2) 彼の財力( )もってすれば、次期首相の座( )左右することも、不可能ではないといった( )( )( )だろう。
039)~と言えど(も)
名詞 : × / だ + と言えど(も)
動詞・形容詞:普通形<ナ形ー×/だ>
(注:広く句と結びつく。「~だ」は省略することが多い)
【会話】
李 :大工仕事だって、小平もやらせればちゃんとできるじゃないか。子供と言えども馬鹿にできないな。
良子:でも、あなたも老いたりと言えど、昔とった杵柄というところね。見直したわ。
李 :まだ三十歳そこそこの僕に、「老いたり」はないぜ。おい、小平、そこの釘と金槌をとってくれ。
【解説】
「~と言えども」は書面語で、「~ても/~であっても/~と言っても」を表す「~ても」系の逆説表現です。この表現は「たとえ/いくら/いかに/いかなる~と言えども」のように副詞と呼応させて使うことが多いでしょう。そして、この文型は「~ても、例外なく全て~」という強い語感を持っています。
子供と言えども、馬鹿にはできない。
→子供でも、馬鹿にはできない。
→子供といっても、馬鹿にはできない。
【例文】
1.当たらずと言えども遠からず。(慣用表現)
2.一粒の米と言えども、粗末にしてはいけない。
3.いかなる人と言えども、許可のない者を通すわけにはいかない。
4.いかに親しき仲と言えど、わきまえるべき礼儀はある。
5.いかなる困難が待ちかまえていると言えども、わが決心は微動だにせず。
【例題】
1) 「風邪は万病の元」。軽い風邪(と言えば/と言えども)、(用心する/用心した)(に過ぎない/に越したことはない)。
2) 景気の先行き( )まだ不安があると言えども、手をこまねいて、嵐の(通る→ )過ぎる( )を待っている( )( )では、わが社の活路は開けない。
040)*~と言ったら/~ったら/~ったらありゃしない
名詞 : × + といったら ・
動詞・形容詞:普通形<ナ形ー×> ったら<口>
といったらない ・
ったらない<口>
ったらありゃしない<口>
【会話】
山田:この十月に佐藤と結婚するんだって?おめでとう!羨ましいったらありゃしない。
真理:山田さんったら、よく言うわね。いつかの彼女とうまくいってるんでしょ。
山田:それが、彼女ったら外にも彼がいてさ、ばかばかしいったらないよ。僕はいつも損な役回りの道化役さ。
【解説】
「~と言ったら」(口語形は「~ったら」)は話題提示で、「~と言うと」(→文型210)や「~と言えば」(→文型217)と同じく「~に関して語ると <≒は>」という意味を表しますが、感動・感嘆・驚き・失望など話者の感情を強く打ち出すのが特徴です。
ここから例文3、4のように「~と言ったらない/~と言ったらありゃしない/~ったらありゃしない」などの形で名詞・形容詞・感情を表す動詞について、「言葉で表せないほど~だ/最高に~だ」という驚きや感情を強く強調する程度表現や、例文5のように「Aと言ったらA」という形で「絶対~だ/する」を強意の表現が生まれます。「~と言ったら」は感情強調の話題提示と言えるでしょう。→例題1)
【例文】
1.そのときの悔しさと言ったら、もう口では表せません。
2.その女性の美しさと言ったら、まるでこの世の人とは思えないほどだったよ。
3.何よこれ。この部屋の汚いと言ったらありゃしないわ。まるで足の踏み場もないじゃないの。
4.毎日が同じことの繰り返しで、退屈ったらないよ。
5.行かないと言ったら絶対に行かない。もう、私の気持ちは変わらないわ。
【例題】
1) その時の彼の(驚く/驚き)よう(と言ったら/と言うと)なかったよ。もう目を白黒(して/させて)たよ。
2) いやだと言ったら絶対に( )( )よ。(死ぬ→ )だって、あんな男と結婚する( )はいやよ。
041) *~かと思うと/*~かと思いきや/~かと見ると
名詞 : × + かと思うと/かと思えば
動詞・形容詞:普通形<ナ形 ー×> かと思ったら
かと思いきや
かと見ると/かと見れば
(注:「~(の)かと思うと」のように「の」が入ることもある)
【会話】
真理:さっきのお客さん、入ってきたかと思ったら、いきなり大声で文句を言い始めたんだから。
李 :ゆゆしき一大事かと思いきや、結局はどういうこともなかったね。よかった、よかった。
百恵:そうかと思うと昨日みたいに、言葉少なでも迫力があって恐いお客さんもいるわね。
【解説】
これらの文型は「~(だろう)かと思ったら、意外にも~した/だった」という予想外の事態の発生を表します。どれも既定事実の表現なので、文末は完了形(「た」形)になります。「~かと見ると・~かと見れば」は視覚判断が強調されていますが、「~かと思うと・~かと思えば」と基本的な意味は同じです。なお、「~かと思いきや」は「~かと思うと」の文語的表現です。
「か」のない「~と思うと/と思ったら/と思いきや」の形も使われますが、そのときの接続は次の通りです。
名詞 : だ と思うと
動詞 : 普通形 + と思ったら
形容詞:普通形<ナ形ーだ> と思いきや
【例文】
1.静かなので勉強してるのかと思うと、ぐうぐう寝ていた。
2.右かと見れば左から、左かと見れば右から、そのボクサーは多彩なパンチを繰り出した。
3.怒るのかと思いきや、なんと笑い出したではないか。
4.もう出かけたかと思ったら、まだ家でぐずぐずしていたのか。急がないと遅れるぞ。
5.一つ解決したかと思うと、また一つと、次から次に問題が出てくる。
【例題】
1) この子(って/ったら)、さっき(まで/までに)泣いてたかと思ったら、(もう/まだ)笑ってるわ。
2) 彼は(怒る→ )出した( )と思いきや、突然(立つ→ )上がり、私に握手を求めてきた。
042)~ときたら/~ときては/~ときている
名詞 : × + ときたら ・
ときては
名詞 : × + ときている ・
動詞・形容詞:普通形<ナ形ー×/だ>
【会話】
李 :小平ときたら、僕に叱られて、さっきまで泣いてたかと思ったら、もう笑ってるよ。
良子:とても立ち直りが早いのよ。悪く言えば気まぐれなのね。誰に似たのかしら?
李 :気まぐれさでは君にはかなわないよ。君ときたら、気まぐれな上に、わがままときている。
【解説】
「~ときたら/~ときては」は話題提示で、「~と言うと」(→文型210)、「~と言えば」(→文型217)や「~と言ったら」(⇔文型219)と同じく「~に関して語ると <≒は>」という意味を表しますが、相手に対する非難・批判・不満・怒りや、自分に向けられるときは自嘲などの感情を込めた表現を作るのが特徴です。
その助動詞用法が「~ときている」で、やはり、非難や・怒り・不満などの感情を強く含んでいる断定の助動詞「だ」に相当します。そのため会話では「~ときたら~ときている」のように使われることが多く、一緒に覚えた方が便利でしょう。
注意してほしいのは「~ときたら」と「~と言ったら」(⇔文型219)の用法上の違いですが、「そのおいしさと言ったら、ほっぺたがおちそうだった」のように、後件でいい事態を表すときは「~と言ったら」を使わなければなりません。→例題1)
【例文】
1.最近の新入社員ときたら、不平不満ばかり言って少しも働かない。
2.あいつときたら、何にでも口を挟みたがる。
3.あ~あ、俺ときたら、どうしてこんなに馬鹿なんだ。
4.最近の若者ときたら、目上に対する言葉の使い方ひとつ知らないときている。
5.うちの部長ときては、まったく融通の利かない石頭ときている。
【例題】
1) 彼(と言ったら/ときたら)口先(ばかりで/ばかりに)、自分の発言に責任をとった例しが(ある/ない)ときている。
2) この子( )きたら頭は悪い( )、おまけに愚図( )きている。
043)*~ところに/*~ところを
名詞 : の + ところに ・
動詞・イ形容詞: 普通形/ている形 ところを ・
【会話】
李 :あの地震は、明け方、住民がまだ眠っているところを襲ったんだそうだ。
良子:慌てて布団から飛び起きた人も多かったでしょうね。
李 :しばらくは大阪支社に電話しても通じなくてね。みんながやきもきしているところに、インターネット経由で現地の情報が入ってきたんだ。
【解説】
時や場面を表す「ところ」は「に/で/へ/を」など助詞と一緒に使われます。例えば、「~ところに」は「ちょうど~の時に」と同じ意味で、後件では「行く・来る・~がある・~が起こる」などが使われます。助詞は後ろに来る動詞によって決まります。
難しいのは「~ところを」の用法です。「AところをB」の用例のほとんどは、Aが進行中の場面で、それを中断する予想外の事態が発生したことを表すもので、逆説の「~のに」に近い用法になります。意味から言えば、「~時だったが、(運良く・運悪く・偶然・意外にも)~」や「~時なのに、~」を表すでしょう。よく使われる「~ところをすみません/~ところをありがとう/~ところを申し訳ありません」などは、そのまま慣用表現として覚えた方がいいでしょう。→例題2)
【例文】
1.いいところに来たね。ちょうど一杯やってたところだ。
2.私から連絡をとろうと思っているところに、ちょうど当人から電話がかかってきた。
3.人が話しているところに、口を挟まないでください。
4.お忙しいところを、わざわざお出向きいただき、誠にありがとうございました。
5.カンニングしようとしたところを、運悪く先生に見つかってしまった。
【例題】
1) 危ないところ(に/を)(助かって/助けて)いただき、お礼の(申す/申し)ようもございません。
2) あのう、お(話す→ )中のところ( )すみませんが、この近く( )公衆電話はないでしょうか。
044)Aとしたところで/としたって/にしたとことで/にしたってB
意味 AとしてもB. AにしてもB。 AでもB
045)~というのは/~とは ・
名詞 : × + というのは
動詞・形容詞:普通形<ナ形ー×/だ> とは
って<口>
((注:広く句と結びつく。口語形は全て「~って」となる)
【会話】
李 :仕事って先輩から盗むものだと教えられてきたけど、最近の新入社員は欲がないねえ。
山田:欲がないわけじゃあないよ。会社というのは給料をもらえばいい所で、生涯をかける所ではないんだよ。
真理:確かにそうね。でも、何に生涯をかけたらいいのかもわからないのが実状じゃないかしら。
【解説】
「~というのは」(口語形は「~って」)の用法は、大きく二つに分けることができます。ひとつは例文1、2のように物事や語の意味・内容を説明するもので、文末には「~ことだ/~意味だ/~略だ」などが多く現れます。これは「~とは」を使っても表せます。
しかし、「~とは」は断定的で、また驚き・失望・感嘆を伴うのが特徴なので、微妙な使い分けが生じます。例えば、例文3、4のように「~というのは」が伝聞内容を引用したり、例文5のように婉曲な言い回しのときは「~とは」が使えません。この婉曲表現の時は「~かもしれない/~ようだ/~でしょうか」などの推量表現が文末に現れることが多いでしょう。
なお、「~とは」には別の用法もあるので、「~とは」(→文型242 )も併せて参照してください。→例題1)
【例文】
1.週刊誌というのは(⇔とは)、週一回発行される雑誌のことだ。
2.「手紙」というのは(⇔とは)、中国語でトイレットペーパーという意味だってこと、君、知ってた?
3.この投資が危険だというのは(×とは)、何かわけがあってのことでしょうか。
4.李さんが学校を辞めるというのは(×とは)、本当ですか。
5.結婚というのは(×とは)、いわば恋愛の墓場のようなものですかねえ。
【例題】
1) 夢(とは/というのは)、心の中で思い描いている間(が/は)一番いい(の/こと)かもしれませんねえ。
2) あなたが(見る→ )という( )は、もしかしてUFOじゃないんです( )。
046)*~とは言え/*~とは言っても/~とは言うものの
名詞 : × / だ + とは言え
動詞・形容詞:普通形<ナ形ー×/だ> とは言っても
とは言うものの
とは言いながら
【会話】
李 :日本は島国だとは言っても、一万年以上前は大陸と地続きだったらしいから、日本人も元々は大陸の住人だったかもしれないよ。
良子:モンゴル語・朝鮮語・日本語は同一母語とも言われているから、そうかもしれないわ。
李 :とは言え、民族としては分化してるね。
【解説】
これらの文型は同一主語文で使われ、「Aであるとは言えるが、<実は/やはり/まだ>Bという問題がある」と、Aの内容は認めながら、いろいろ問題点や説明不足をBで付け足す表現です。異主語文では使えませんから、注意しましょう。
兄は成績が優秀だが(×とはいえ)、弟は劣等生だ。 <異主語>
兄は成績が優秀だが(・とはいえ)、少し協調性に欠ける。<同一主語>
「~とは言え」は中立的で、「~とは言っても」が一番逆接の語感が強いですが、どちらも文脈上「~けれども」「~ても」の両方の逆接を表すことがあります。一方、「~とはいうものの/~とはいいながら」は婉曲な言い回しで、「けれども」の逆接しか持っていません。→例題1)
【例文】
1.中国語ができるとは言っても、日常会話程度なんです。
2.いくら気丈だとは言え、やはり彼女は女ですからね。
3.駅から近いとは言え、歩けば二十分はかかります。
4.三月とは言うものの、北国の春はまだ遠い。
5.知らぬこととは言いながら、誠に失礼いたしました。どうか御容赦ください。
【例題】
1) (いくら/たとえ)刺身が好きだ(とは言っても/とは言いながら)、とてもこんなには(食べ切りません/食べ切れません)よ。
2) 男女雇用機会均等法が(制定した→ )とは言うものの、男女平等( )はまだほど遠いと(言う→ )ざるを得ません。
047)~と言わんばかり/~とばかり
名詞 : × / だ + と言わんばかりに ・
動詞・形容詞:普通形<ナ形ー×/だ> と言わんばかりの
とばかり(に)
とばかり思う ・
(注:広く句と結びつく。「~だ」は省略されないことが多い)
【会話】
百恵:最近の山口さん、どうしたの?何だか目が空ろで、おどおどしていて元気がないわね。
山田:本当だね。つい最近までは、もっと年俸を上げろとばかりにしゃにむに仕事をしていたのに。
李 :課長から会社を辞めろと言わんばかりに海外勤務を言い渡されたらしいよ。
【解説】
この文型中の「~んばかり」(→文型487)は動詞の「ない形」と結びついて、「今にも~しそうだ」と同じ意味を表します。
今にも泣き出しそうな顔 = 泣き出さんばかりの顔
ここから「~と言わんばかり」が生まれていますから、「今にも言いそうだ」、つまり、「(実際にはそう言っていないが)今にも~しそうな様子・態度・表情で」という意味を表します。「~とばかりに」はその省略形です。
注意してほしいのは、例文5のように「~とばかり思っていた」の形で前に来る語や句を強調する文型を作ることがあります。この「~とばかり」は省略しても意味は変わりません。形は同じでも、上の「~と(言わん)ばかり」とは全く異なる文型です。
【例文】
1.死ねと言わんばかりに(⇔とばかりに)殴りつけた。
2.顔も見たくないとばかりに(⇔と言わんばかりに)、彼女は顔を背けると、部屋を出て行った。
3.黙れと言わんばかりの(⇔とばかりの)顔で、彼は私をにらみつけた。
4.「いい気味だ。ざまを見ろ」とばかりに(⇔と言わんばかりに)、彼は私を笑った。
5.え?試験は今日なの?僕は明日だとばかり思っていたよ。
【例題】
1) 最初(は/に)冗談で言ってる(とばかり/と言わんばかり)思っ(ている/ていた)が、実は彼は本気だった。
2) 彼はそれを口に入れるか(入れる→ )うちに、まずい( )ばかり( )吐き出した。
048)~と(も)なく/~と(も)なしに
疑問詞(+格助詞): × + と(も)なく
動詞 :原形 と(も)なしに
【会話】
良子:近所に中国帰国者の方が引っ越してきたの。
李 :言葉で困ってるだろうなあ。
良子:ええ、でも子供たちって二カ月もしないうちに話せるようになって、今では親の通訳をしてるんだって。
李 :子供というのは、語学の天才だね。誰から習うともなく言葉を覚えてしまうんだから。
【解説】
「~と(も)なく/~と(も)なしに」は疑問詞(疑問詞+助詞)につくときは、「<いつ・どこで・誰が・何を>かよくわからないが、~」という不確かさを表します。また、感覚・知覚・思惟などを表す動詞 を反復し、「見るともなく見る/聞くともなく聞く」のように「~しようというつもりはなく、ただ、なんとなく~する」という無意識で行われた動作を表します。日本語の不作為・無意識の行為を表す代表がこの「~ともなく/~ともなしに」だと言えるでしょう。
【例文】
1.彼は夕焼けの空を見るともなく、ただぼんやりと見つめていた。
2.電車の中で聞くともなしに隣の女子高校生たちの話を聞いていたが、余りのどぎつさに唖然とした。
3.読むともなく週刊誌をめくっていると、なんと昔なじみのA君のことが載っているではないか。
4.どこからともなくいい匂いがしてきた。
5.誰言うとなく、彼のことを阿Qと呼ぶようになった。
【例題】
1) (聴く/聴いた)ともなしに(聴いた/聴いていた)有線放送から、昔懐かしい歌が(流して/流れて)きた。
2) 彼は誰に語る( )もなく「さようなら」とつぶやく( )、まるで風の(如し→ )、どこ( )ともなく去って行った。
049)~と(も)なると/~と(も)なっては
名詞 : × + と(も)なると
動詞・形容詞:普通形 <ナ形ー×> と(も)なれば
と(も)なっては~ない
【会話】
課長:年末ともなると、何かと気ぜわしいな。ボーナスもいいけど、右から左へ飛んでいくだけだしなあ。
真理:でも、課長ともなれば、ボーナスもドカンと出るんでしょう。羨ましいですわ。
課長:家のローンもあるし、この歳ともなると老後の心配もしないわけにはいかないし、楽じゃないんだよ。
【解説】
「~と(も)なると/~と(も)なれば」は「~という状況・場合になると」という意味を表し、後件でどんな結論になるかを述べます。「~と(も)なると」は当然の結果という気持ちが現れます。一方、「~と(も)なれば」には推量の気持ちが含まれていて、文末で「~だろう」などの推量の表現が多く現れます。
「と(も)なっては~ない」は例文4、5のように常に後件で良くない結果になることを強調するのが特徴で、文末で否定形か否定の意味を表す語と呼応します。失望、残念といった感情が強く現れる表現でしょう。→例題1)
【例文】
1.ゴールデンウイークともなると、観光地は人で溢れる。
2.安楽死問題ともなれば、様々な問題があり、一朝一夕に答えは出せません。
3.口では勇ましいことを言っていながら、いざ実行となると、しり込みしてしまう者が続出する始末だ。
4.今となっては、もう手の打ちようがないですねえ。
5.校内暴力もこれほどとなっては、もはや教師だけでは手に負えません。
【例題】
1) 彼は人には面倒な仕事を(する/させる)くせに、いざ自分がやる(となると/となっては)(嫌だ/嫌がる)。
2) 現代医学( )もってしても(治せる→ )難病とも( )( )と、ご両親の心痛は察するに余りある。
050)*~ないではおかない/*~ずにはおかない
動詞:[ない]形 + ないではおかない
ずにはおかない
【会話】
良子:お隣の奥さんって凄いわよ。小二の子どもを毎晩十時まで勉強させないではおかないらしいのよ。
李 :お前だって大したものさ。毎晩疲れて帰って来る俺に、家事を手伝わせずにはおかないじやないか。
良子:もしそんなことを外で言ったら、ただじゃおかないわよ。帰って来る家はないと思いなさい。
【解説】
「~ないではおかない/~ずにはおかない」は動作動詞に付くと、例文1、2のように「~しなければ、自分の気が済まない/必ず~てやる」という強い決意を表します。また、心理・感情を表す動詞に付くと、例文3~5のように「必然的に/思わず~させてしまう」という自然・自発の感情を表します。
この文型は動詞の使役形と結びつくことも多く、強制的に或いは自然にある状況・心理状態に追い込むことを表します。その場合、「~ないではいられない/~ずにはいられない」(→文型261)と主語が好対照の文型になります。
その映画は私を感動させずにはおかなかった。(映画は・私)
私はその映画に感動せずにはいられなかった。(私は・映画)
【例文】
1.あいつは生意気な奴だ。一度、あいつの鼻っ柱をへし折ってやらないではおかない。
2.彼らがこのような内政干渉をつづけるなら、我々はいかなる手段をもってしても、撃退せずにはおかない。
3.大臣のその一言は、波紋を呼ばずにはおかなかった。
4.彼の言動は、私を不安にさせずにはおかなかった。
5.その子の学校に対する抗議自殺は、大人達を反省させずにはおかなかった。
【例題】
1) A紙が我々に根も葉もない中傷を加えた(以上/からこそ)、謝罪(しない/させない)では(いられない/おかない)。
2) 彼女の献身的( )母親を看護する姿は、見る人を(感動する→ )ずには(おく→ )。
002) ~如何だ/~如何で/~如何によらず
003)~(よ)うが/~(よ)うと/~かろうが/~かろうと
004)*~(よ)うにも~できない/*~に~できない
005)*~限りだ
006)~が最後/~たら最後
007)~かたがた
008)~かたわら
009)~がてら
010)~が早いか
011)~からある/~からする/~からの
012)3 ~嫌いがある
013)~極まる/~極まりない/の極みだ
014)~如し/~如く/~如き
015)*~ことだから/~こととて/~こともあって
016)*~ことなく/~ことなしに/~ことなくして~ない
017)~始末だ
018)~ずくめ
019)*~ないではおかない/*~ずにはおかない
020)~ないでは済まない/~ずには済まない/~なしでは済まない
021)*~さえ/~すら
022)~そばから
023)*~だけでなく~も/* ~のみならず~も
024)~た‐ところで~ない
025)~だに
026) ~たりとも~ない
027)~たる者/~ともあろう者が/~としたことが
028)~つ~つ
029)~っ放し
030)~であれ/~であろうと
031)~てからというもの/ここ~というもの
032)~でなくてなんだろう/~と言わずしてなんだろう
033)~ではあるまいし/~ではあるまいに
034)~てやまない/~てやまぬ
035) ~と相まって
036)~とあって/~とある
037)~といい~といい/~といわず~といわず
038)~というところだ/~といったところだ
039)~と言えど(も)
040)*~と言ったら/~ったら/~ったらありゃしない
041) *~かと思うと/*~かと思いきや/~かと見ると
042)~ときたら/~ときては/~ときている
043)*~ところに/*~ところを
044)Aとしたところで/としたって/にしたとことで/にしたってB
045)~というのは/~とは ・
046)*~とは言え/*~とは言っても/~とは言うものの
047)~と言わんばかり/~とばかり
048)~と(も)なく/~と(も)なしに
049)~と(も)なると/~と(も)なっては
050)*~ないではおかない/*~ずにはおかない
001) ~あっての
名詞: × + (が)あっての + 名詞
【会話】
部長:ありがとう。今回の受注は君たちのおかげだ。なんと言っても、仕事あっての会社だからな。
山田:いいえ、部長の御指導のたまものです。
部長:いやいや、そんなことはない。みんなの協力あっての成功だ。「チームワークこそ成功の鍵だ」と改めて教えられたよ。ありがとう、みんな。
【解説】
「~あってのN」は「~があって、はじめて可能な N」という意味を表します。前の条件がなければ、後ろの結果も成立しないという前提条件を表す点で、「~て、はじめて/~て、こそ」(→文型192)、「~ば、こそ」(→文型050)と基本的には同じ意味になります。
みんなの協力 あっての 成功だ。
があってこその
があればこその
【例文】
1.この度の優勝は、みんなの団結あってのものだ。
2.私が仕事に専念できるのも、全て妻の内助があってのことです。
3.彼女が会社を辞めたのは、きっと何かわけがあってのことだろう。
4.そりゃあ、お金も欲しいけど、「命あっての物種」って言うじゃないか。
5.お客あっての商いだということを忘れてはいけない。
【例題】
1) ○○先生(あるからの/あっての)私です。(お/ご)恩は(いつも/いつまでも)忘れません。
2) 専務があなたをこのパーティ( )招待した( )は、きっと何か考えがあって( )ことですよ。
002) ~如何だ/~如何で/~如何によらず
名詞: × + (の)如何だ ①
(の)如何で
(の)如何によって
名詞: × + (の)如何にかかわらず ②
(の)如何によらず
【会話】
小孫:模擬試験の結果の如何によらず、志望校を受験したいんですが、間に合うでしょうか。
先生:君のこれからの努力如何で決まる思うよ。まだ、2ヵ月以上もあるからね。
小孫:ということは、可能性があるということですね。最善を尽くしてみます。
【解説】
「如何」は「どうであるか」を意味する漢語で、根拠を示す助詞の「~で/~によって」と結びつくと「~ かどうかによって決まる」という意味を表し、「~に関係なく」を意味する「~にかかわらず」(→文型293)、「~によらず(→文型349)」や「~を問わず」(→文型472)」と結びつくと「 ~がどうかに関係なく~」という意味を表すようになります。
この「如何」は例文中のもののほかにも慣用句がいくつかありますから、一緒に覚えた方がいいでしょう。
如何せん:如何せん、もはや救う手段がない。
如何ともしがたい:こうなっては如何ともしがたい。
如何にかかっている:成功するかどうかは、努力如何にかっている。
【例文】
1.その会社に就職するかどうかは、給料如何ですねえ。
2.酒というのは飲み方如何で、毒にもなり薬にもなる。
3.今後の君の態度如何では、懲戒解雇もあり得ることを忘れるな。
4.理由の如何を問わず(⇔如何によらず/如何にかかわらず)、暴力はよくない
5.今更そんなことを言われても、もう、手遅れだ。如何ともしがたいよ。
【例題】
1) 勝敗(が/の)如何(によって/にかかわらず)、両チームの健闘は讃えられる(はず/べき)だろう。
2) 業績如何( )降職も(ある→ )得る人事制度が企業に(導入される→ )始めた。
003)~(よ)うが/~(よ)うと/~かろうが/~かろうと
名詞 :だろう/であろう + と
動詞 :未然形<~(よ)う> が
イ形容詞:<ー[い]→かろう>
ナ形容詞:<ー[な]→だろう/であろう>
(注:動詞の「ない形」はイ形容詞と同じく「~なかろう」になる)
【会話】
良子:あなた、この小平の学校の成績を見てよ。小平ったら、野球ばかりにかまけて、この始末よ。
李 :多少成績が悪かろうと、元気でのびのび育ってくれた方いいじゃないか。
良子:あなたがそんなに甘いから、私がいくら口を酸っぱくして叱ろうと、小平は勉強しようとしないのよ。
【解説】
動詞や形容詞の未然形と「が/と」が結びついた形で、「~ても、関係なく~」を表します。まず未然形の作り方を復習しましょう。動詞:行く→行こう/食べる→食べよう
する→しよう/来る→来ようイ形:美しい→美しかろうナ形:元気だ→元気だろう/元気であろう名詞:雨だ→雨だろう/雨であろう
この文型は前件と無関係を強調する逆説の「~ても」なので、次のような用例では使えません。その点、「~ても」はどんな場合でも使えます。
歩いて行っても(×行こうが)、十分で着く。
【例文】
1.何があろうと、決して驚いてはいけないよ。
2.人に何と言われようが、気にすることはない。
3.どんなに高かろうと、どうしても手に入れたいんだ。
4.私が誰と結婚しようが、あなたにとやかく言われる筋合いはないわ。
5.何をしようと君の自由だが、僕の邪魔だけはしないでくれ。
【例題】
1) どんなに時代が(変わる/変わろう)と、どんなに世界が(変わる/変わろう)と、人の心は(変えない/変わらない)。喜びに悲しみに、今日もみんな生きている。 (テレビドラマ「水戸黄門」の主題歌)
2) 僕は少しぐらい部屋( )(汚い→ )が、あまり(気になる→ )方なんだ。
~(よ)うが~まいが/~(よ)うと~まいと
名詞 :だろう/であろう + と~まいと
動詞 :未然形<~(よ)う> と~(よ)うと
イ形容詞:<ー[い]→かろう> が~まいが
ナ形容詞:<ー[な]→だろう/であろう> が~(よ)うが
【会話】
李 :おい、あそこで若い女性が、やくざ風の男に絡まれてるぞ。二人で行って助けてやらないか。
山田:馬鹿言うなよ。命あっての物種だよ。笑われようが軽蔑されようが、「君子危うきに近寄らず」だ。
李 :あらら、あいつ薄情な男だなあ。すたこらさっさと逃げちゃったよ。逃げ足の早いこと!待ってくれ~っ。
【解説】
「~(よ)うが~(よ)うが/~(よ)うが~まいが」など、これらの文型はどれも「前件(A、B )とは関係なく、後件が成立する」という意味を表します。「~(よ)うが/~(よ)うと」(→文型437)から作られた文型なので、「~ても~ても、関係なく/~ても~なくても、関係なく~」と無関係を強調します。
注意するのはAの場合もBの場合も成立することを表す「AにしろBにしろ/AにせよBにせよ」(→文型319)との違いですが、意味の違いが、用法の違いを生むことがあります。
行こうが行くまいが(・行くにせよ行かないにせよ)、参加費はもらうよ。
結婚しようとすまいと(×結婚するにせよしないにせよ)、私の自由よ。
【例文】
1.あんな奴、死のうが生きようが、俺の知ったことか!
2.大地震があろうがなかろうが、備えあれば憂いなしだ。
3.まあ彼はいようがいまいがあまり関係ない、いわば会社でも影の薄い存在です。
4.たとえ救出が困難であろうと危険であろうと、敵軍に包囲された自軍を見殺しにはできない。
5.ごろごろ寝ていようと、ぶらぶらしていようと、休みの日ぐらい俺の自由にさせてくれ。
【例題】
1) 彼はビールで(ある/あろう)が、焼酎で(ある/あろう)が、酒と名のつくもの(に/で)は目がない。
2) 人に(笑われる→ )と(嘲られる→ )と気にはしない。僕は信じる道をただ進む( )( )だ。
004)*~(よ)うにも~できない/*~に~できない
動詞:未然形 <~(よ)う> + にも + 動詞:ない形
動詞: 原形 + に + 動詞:ない形
(注:これらの文型はほとんど文末で可能形の否定と呼応する)
【会話】
李 :あんなに我も我もと自説を主張していては、新機軸を打ち出そうにも打ち出せないよ。「船頭多くして船山に登る」だよ。あれじゃ、単なる意地の張り合いだね。
山田:もう止めようにも止められないよ。
李 :でも、傷口が広がらないうちに止めないと、みんな引くに引けなくなり、チームが分解しちゃうよ。
【解説】
「~(よ)うにも~(でき)ない」は「~しようと試みても~(でき)ない」、「~に~(でき)ない」は何か周りの事情があってできない、「~たくても~(でき)ない」は望んでもできないと、少しずつ意味は違いますが、類義文型になります。
買おうにも買えない。 <意志>
買うに買えない。 <事情>
買いたくても買えない。<希望>
なお、「言うに言われぬ/見るに見かねて/泣くに泣けない」などは慣用表現なのでそのまま語彙として覚えましょう。
【例文】
1.進むに進めず、退くに退けず、まさに進退に窮した。
2.もう逃げようにも逃げられぬ「まな板の鯉」だ。
3.こんな小さなミスで全プランが頓挫するなんて、泣くに泣けない思いです。
4.この辞典が完成するまでには、言うに言われぬ苦労がありました。
5.痛くもない腹を探られたが、弁明しようにもその機会も与えられず、断腸の思いだった。
【例題】
1) 最近疲れが(ひどくて/ひどいから)、今朝は(起きる/起きたい)に(起きなかった/起きられなかった)。
2) 彼の行き先が(わからない→ )、連絡を(取る→ )にも(取る→ )ようがなかった。
005)*~限りだ
数詞・名詞: × + 限りだ ①
限りで
感情形容詞:連体形<ーい/ーな> + 限りだ ②
【会話】
李 :田中教授の家は箱根に別荘があって、夏休みは家族そろって、そこで過ごすんだって。
良子:羨ましい限りだわ。お金って、ある所にはあるものね。「金は天下の回りもの」って言うけれど・・・。
李 :僕たちの所には回ってこないね。あ~あ、夏の休暇も今週限りだけど、どこにも行けそうにないなあ。
【解説】
「~限りだ」は日時について「~までだ」<期限>、数量について「~だけだ」<限定>を表します。「限り」は名詞なので、「限りで~/限りの<名詞>」の形も使われます。
また、「~限りだ」は感情形容詞につくと、「非常に~だ」という程度表現になります。多くの類義表現がありますが、代表的なものを挙げると、名詞に直接接続する「~極まる/~の極みだ/~極まりない」(→文型069)や、「~と言ったらない/(→文型219)」、「~のなんのって」(→文型358)や「~てたまらない/~てしかたがない」(→文型183)などです。
苦しい限りだ。
苦しいのなんのって。
苦しいと言ったらなかった。
苦しくてたまらない。
【例文】
1.この資料の貸し出しは、三日間限りです。
2.今日限りで、皆さんともお別れです。色々お世話になりました。
3.君と10年ぶりに再会できて、うれしい限りだ。
4.あんな奴に負けたなんて、くやしい限りだ。
5.根も葉もない噂をたてられ、腹立たしい限りだ。
【例題】
1) 一夜(限り/限って)の恋の(つもり/わけ)だったが、(いつしか/いつか)僕たちは深い仲へと発展し(ていった/てきた)。
2) 娘が(嫁ぐ→ )からというもの、わが家はまるで火( )消えた(ようだ→ )静まり返り、寂 しい限りです。
006)~が最後/~たら最後
これ・それ・あれ: × + が最後
動詞 :た形(希に原形)
動詞 :た形 + ら最後
【会話】
佐藤:アメリカに2、3年行かないかって言われて、迷ってるんだ。行ったが最後、しばらく帰してもらえない気がしてね。
真理:出世コースじゃないの。このチャンスを逃したら最後、二度と回って来ないわよ。
佐藤:君も一緒に行ってくれないか?どう?
【解説】
「~が最後/~たら最後」は「~が最後で、もう終わりだ」など、絶望的な結果になることを表します。文末で可能形の否定(「~できない/~(ら)れない」)が多く現れます。
類義文型に後件で悪い結果が発生することを強調する仮定表現「~(よ)うものなら」(→文型448)がありますが、「~が最後/~たら最後」は確定事実であることが強調されていて、「もし/もしも/万一」といっしょに使えません。しかし、「もし~(よ)うものなら」は成立します。→例題1)
そんなことを 言ったが最後、 この国では刑務所行きだ。
言ったら最後、
言おうものなら、
【例文】
1.あの男はこの業界の顔役で、彼ににらまれたら最後だ。
2.今度の仕事は少しでもミスをしたが最後、取り返しがつかないことになる。
3.彼は言い出したら最後、一歩も後へ引かない。
4.あいつはマイクを握ったが最後、離そうとしないカラオケ狂だ。
5.あんな女につかまったら最後、骨の髄までしゃぶられてしまうぞ。
【例題】
1) 万一大地震でも(起ころう/起こった)(が最後/ものなら)、この地域は地盤沈没の(嫌い/恐れ)がある。
2) 一旦(落後する→ )が最後、なかなか(はう→ )上がれない( )がこの競争社会だ。
007)~かたがた
名詞: × + かたがた
【会話】
山田:打ち合わせを早めに切り上げて、工場見学かたがたお花見に行かないか。夕日を浴びながらのお花見。たまにはのんびりしようじゃないか。
佐藤:おやおや、お花見かたがたの工場見学と言った方が正確じゃないの?困った方々だなあ。
山田:行きたいなら、がたがた言わないこと!
【解説】
「~かたがた」は「AかたがたB」の形をとり、同一主語文で使われ、同一時間帯のなかで「Aをする機会を使って、Bをする」並行動作を表します。丁寧な語感なので、手紙や公式の会話で多く使われます。同義表現に「~がてら」(→文型038)があり、こちらは日常会話で 多く使われます。どちらも動作Aが主で動作Bが従の関係にあります。
散歩かたがた(・がてら)、話しましょう。
「AついでにB」(→文型163)も似た意味を表しますが、Bは付け足しの行為で異なる時間帯の動作です。→例題1)
【例文】
1.夕涼みかたがた、図書館に寄ってみた。
2.墓参りかたがた、幼友だちに会って来ようと思う。
3.お願いかたがた、近況御報告まで。 敬具
4.近くに来るついでがございましたので、先日のお礼かたがた、お伺いしました。
5.上海出張かたがた、足を伸ばして黄山に登ってきた。
【例題】
1) 近日中に(お/ご)挨拶(のついでに/かたがた)、(お /ご)伺い(になりたい/したい)と思っ(ております/ていらっしゃいます)。
2) お寺参り( )かたがた、浅草へ(遊ぶ→ )に(行く→ )みませんか。
008)~かたわら
名詞: の + かたわら
動詞:原形
【会話】
課長:新聞でも紹介されていたけど、田中さんは仕事のかたわら、自治会の会長としても地域で大活躍だね。李 :奥さんも、中国帰国者に日本語を教えているボランティアグループのリーダーらしいです。
課長:有能な男のかたわらに良妻ありというところだな。君も地域活動で中国語を活かしてみたら?
【解説】
「AかたわらB」は「Aする一方でBする」とほぼ同義表現ですが、動作Aと動作Bは異なる時間帯で行われ、しかも習慣的な行為に用いることが多いでしょう。この点がAとBが同一時間帯で行われる並行動作を表す「~ながら」(→文型269)と異なっています。→例題1)
歩きながら(×かたわら)タバコを吸う。
その他、「かたわら」には会話中の「男の傍(かたわ)ら」や「母が料理を作るかたわらで、子供たちが遊んでいる」のように「側」という場所も表します。
【例文】
1.彼は会社に勤めるかたわら、英語学校で勉強している。
2.A社は不動産業のかたわら、飲食店も経営している。
3.あの人は農業のかたわら、農閑期は演奏活動もしているシンガー・ソング・ライターよ。
4.あいつは嫌な奴だ。本人の前では胡麻をするかたわら、裏で陰口をたたいている。
5.子育てのかたわら書きつづった随筆が、ベストセラーになった。
【例題】
1) 休日(ぐらい/ほど)は、音楽でも(聴きながら/聴くかたわら)、のんびり過ごしたい(こと/もの)だ。
2) 留学生の(多い→ )は大学( )通うかたわら、学費を稼ぐ( )( )にアルバイトもしている。
009)~がてら
名詞: × + がてら
動詞:[ます]形
李 :夕涼みがてら、井の頭公園でも散歩しないか。
【会話】
良子:男の人って優雅でいいわねえ。女の私はどこへ行くにも買い物がてらよ。
李 :わかった、わかった。ついでに吉祥寺の街に出て、夕食の材料も買って来よう。荷物は僕が持つからさ。
良子:ねえ、夏物の服も買っていいかしら?
【解説】
「~がてら」は「Aをしている時間を使って、Bをする」と言う意味を表す表現で、同一時間帯のなかで、主たる動作Aに並行して、従たる動作Bをすることを表現します。
また、同義表現の「~かたがた」(→文型035)、「~ついでに」(→文型163)も併せて参照してください。なお、このふたつの文型は同時並行動作は表せません。
散歩がてら(・かたがた/・ のついでに)本屋に寄る。
散歩がてら(・かたがた/×のついでに)話をしよう。
【例文】
1.神社のお祭りを見物がてら、夜店でものぞいてこようよ。
2.中国旅行がてら、教え子に会って来ようかと思う。
3.私は毎朝この道をジョギングがてら、思い浮かんだことを俳句にしている。
4.市場調査がてら都内の繁華街を冷やかして歩くのが、まあ、私の道楽のようなものです。
5.料理を作りがてら、聞くともなく聞いていたラジオから、 懐かしい歌が流れてきた。
【例題】
1) A君は病気療養中との(こと/もの)だから、見舞い(ながら/がてら)、家に寄って(みる/みよう)よ。
2) (散歩する→ )がてら、古本屋に(寄る→ )、本を数冊(買う→ )来た。
010)~が早いか
動詞:原形 + が早いか
【会話】
李 :小平のしつけがなってないなあ。座るが早いか、「いただきます」も言わないで夕食に食らいついたぞ。
良子:あなたって家に帰ってくるが早いか私に小言ですか。あなたにも半分は責任があるのよ。
李 :坊主、雲行きが怪しいと思ったのか、食事が終わるが早いか逃げ出していったよ。
【解説】
「~が早いか」は「~すると、すぐ~」を意味します。「~が早いか」は動作の同時発生を強調する点に特徴があり、以下のような自然現象や状態発生に使うと不自然になります。また、現実に起こった既定事実描写なので、後件で「~たい・~つもりだ・~だろう」などの意志・推量表現は使えません。→例題1)
家に帰るか帰らないうちに(?帰るが早いか)、雨が降りだした。
帰ったとたんに(×帰るが早いか)、涙が出てきた。
同義表現は多くありますから、「~か~ないかのうちに」(→ 文型042)の項を参照してください。
【例文】
1.ベルが鳴るが早いか、彼は教室を飛び出した。
2.彼女は卒業するが早いか、結婚してしまった。
3.バスが着くが早いか、乗客は先を競って乗り込んだ。
4.主人の足音を聞くが早いか、子犬は駆け寄ってきた。
5.店が開くが早いか、お客はバーゲン会場に殺到した。
【例題】
1) (まもなく/ただちに)取引先からの電話がある(はず/つもり)なので、(入ったとたんに/入り次第/入るが早いか)、(まもなく/ただちに)教えてください。
2) 隊員たちは「○○地区で火事が発生!」( )の連絡を受けるが早いか、消防車に(乗る→ )込み、現場( )と急いだ。
011)~からある/~からする/~からの
数詞: × + からある からする からの + 名詞
【会話】
山田:例の他社から引き抜かれて来た彼、懸案だった○○物産を見事に開拓しちゃったよ。やはり凄腕だよ。
李 :「営業の鬼」と言われる人物だけあるねえ。今まで10人からの営業が当たっても無理だったのにねえ。
山田:その報賞として、社長から金一封と50万円からする時計をもらったそうだ。
【解説】
これらの文型の用法は「~を越える~」「~以上ある~」という意味を表します。話者とって数量がとても多いと感じられるとき使われる文型で、距離・重量・高さなどには「~からある」、金額には「~からする」、人数には「~からの人」が使われます。
例えば実際は二万円でも、その数量をどう感じるかで表現は異なります。
二万円ぽっちの時計 <その時計をとても安いと感じている>
二万円しかない時計 <その時計を安いと感じている>
二万円ばかりする時計<その時計を少し高いと感じている>
二万円からする時計 <その時計をとても高いと感じている>
【例文】
1.彼は50キロからあるバーベルを軽々と持ち上げた。
2.この骨董品は明代の物で、買うとなると50万円からします。
3.この前の地震では、二万人からの人々が家を失い、五千人からの人が死にました。
4.この湖は、深いところは三百メートルからあります。
5.数名しか採用しない会社の社員募集に、五百人からの人が応募した。
【例題】
1) 二億円から(ある/する)絵画をぽんと買っていく(なんか/なんて)、一体どんな人なん(だい/かい)?
2) 日本人が中学まで( )習う教育漢字だけで881字からある。非漢字圏の学生たちから、とても(覚える→ )切れないという悲鳴( )聞こえてくる。
012)3 ~嫌いがある
名詞: の + 嫌いがある
動詞:原形/ない形
【会話】
李 :深刻な顔して、何を考え込んでいるんだい?
良子:妹にいい就職先が見つかるかどうか心配で・・・。
李 :まだ、五月だよ。一年も先の事じゃないか。「来年のことを言うと鬼が笑う」ってさ。
良子:あなたは現実を甘く見る嫌いがあるわね。もう会社まわりしてるクラスメートもいるのよ。
【解説】
「~嫌いがある」は「~という良くない傾向がある」という意味を表します。ほとんどは人が主語の文ですが、仮にもの・ことが主語になるときも背後に人の責任が存在している場合に使われます。ですから自然現象や、単に回数が多いことを表すときは使われません。その点、同義語に「~がちだ」(→文型037)は、回数・傾向・自然現象まで広範に使えます。どちらも「ともすれば/よく/しばしば」などの副詞と呼応することが多いので、一緒に覚えておきましょう。→例題1)
年の暮れは交通事故が多発しがちだ(・多発する嫌いがある)。
明日の天気は曇りがちになる(×曇る嫌いがある)。
【例文】
1.この消費社会は、物を使い捨てにする嫌いがある。
2.彼は協調性はあるが、決断力に欠ける嫌いがある。
3.最近の小説は、内容が浅薄な嫌いがある。(「ナ形」の例)
4.どうも彼は結論だけ言って、丁寧に説明しようとしない嫌いがあるようだ。
5.若者は、その理想主義から、ともすれば過激な行動に走る嫌いがある。
【例題】
1) 君は(もしかすると/ともすると)、独断専行に走り(がちだ/嫌いがある)から、もっと周りに気を配る(ように/みたいに)心がけた方がいい。
2) 日本の企業( )は学歴偏重( )嫌いがあるが、これでは国際競争に(生き残れる→ )まい。
013)~極まる/~極まりない/の極みだ
名詞・名詞句: × + 極まる
ナ形容詞 : × 極まりない
の極みだ
【会話】
李 :小学校の同窓会の折りに、6年の時の担任の先生が感極まって泣き出してね。
良子:先生に昔のお礼をちゃんとしたの。カラオケに夢中だったら、失礼極まりないわよ。
李 :そんなことするはずないだろ。先生が僕のことよく覚えてくれていて感激の極みだったよ。
【解説】
この三つの表現は形は違っていますが、どれも程度が極度であることを表す点で共通です。漢語名詞やナ形容詞の語幹と結びつくことがほとんどで、いいことにも悪いことにも使われます。同義表現に「名詞+の至りだ」(→文型355)がありますが、いいことに使われます。しかし、どちらも文章語ですから、特に改まった場での会話でない限り、口語として使われることはほとんどありません。
【例文】
1.酒・麻雀・女遊びと、君の生活は不健康極まりない。
2.どうして自殺なんて!そんなに苦しんでいたのなら、なぜ一言、僕に話してくれなかったのかと、残念極まる。
3.テレビはつけっぱなし電気もつけっぱなし、不経済極まる。
4.不眠不休で子供を看護をした母も、とうとう疲労の極みに達した。
5.女性一人で、真夜中に見知らぬ外国の街を出歩くなんて、危険極まりないことだ。
【例題】
1) 目上の人(について/に対して)「さん」づけもしないで呼び捨てにする(なんか/なんて)、無礼の(極まる/極みだ)。
2) 老人を食い物( )する霊感商法の手口は、詐欺そのもの( )。(卑劣だ→ )極まりない。
014)~如し/~如く/~如き
名詞・副詞:の /が + 如し
動詞 :普通形 如き + 名詞
如く + 動詞・形容詞
【会話】
李 :今度の日曜、結婚記念日だよね。もう十年か、「光陰、矢の如し」とはよく言ったものだ。
良子:色々なことがあったけれど、楽しいことばかり思い出すわ。小平が生まれて生き甲斐もできたし。
李 :僕は何から何までないないずくしだった、あの二人だけの新婚の頃を今更の如く思い出すなあ。
【解説】
「~如し」は現代語の「~ようだ」に相当する古語ですが、用法的には慣用的なものに限られています。接続も例文4のように動詞に「が」をつけて用いられることもあります。会話や作文では「ようだ」を使えば十分でしょう。
速きこと風の如し(如し・ようだ)
風の如く速し (如く・ように)
風の如き速さ (如き・ような)
なお、例文2のように人称を表す語と接続するときは、「あいつら如き/田中如き」のように「~如き(者)が/如き(者)に」のように「者/人間」が省略されることもあります。→例題1)
【例文】
1.その男は鬼の如き形相で、私をにらみつけた。
2.あいつら如き駆け出しの若造に負けてなるものか。
3.その娘は蝶の如く軽やかに、花の如くあでやかに舞った。
4.彼は眠るが如くやすらかに、最期の時を迎えた。
5.今まで述べてきた如く、今回のことにつきましては、当社は無関係でございます。
【例題】
1) 彼はお前(如き/如く)が(勝つ/勝てる)相手ではない。今彼と闘うのは、むざむざ(死ぬ/死に)に行くようなものだ。
2) 今回の作戦の失敗は起こるべくして起こったと(言う→ )。当初から指摘されていた(如し→ )、この作戦にはそもそも無理が(ある→ )のだ。
015)*~ことだから/~こととて/~こともあって
名詞 : の + ことだから
動詞・形容詞:普通形<ナ形ーな> ことだし
こととて
こともあって
【会話】
良子:小平がお隣の柿を盗み食いしたらしいの。お隣さんも子供がやったことだし、大目に見てくれたけど、恥ずかしいと言ったらありゃしないわ。
李 :僕も子供の頃に似たような経験をしていることもあって、注意しにくいなあ。
良子:蛙の子は蛙っていうわけね。
【解説】
どれも原因・理由の表現で、「他でもない~<ひと・こと・もの>だから」とそれ自身が持っている固有の理由を取り上げることに特徴があります。「なにしろ/なにせ~(ことだ)から」と副詞と一緒に使うといいでしょう。
「~ことだから」は話し言葉で多く使われ、「~こととて」は手紙や書き言葉で多く使われると言う違いはありますが、例文1~4のように同じように使えます。なお、「~こともあって」は「~て」系の理由表現(→資料、)なので、文末で意志・推量表現が使えないという制約があります。
注意しなければならないのは、「~こととて」には例文5のように「~ことであっても」と逆説条件の用法があることで、この場合、「~ことだから/~ことだし/~こともあって」は使えません。
【例文】
1.慣れぬこととて時間ばかりがかかり、少しもはかどらない。
2.何しろ一刻を争う時のことだったから、上司の判断を待っている余裕はなかったんです。
3.病弱なこともあって、少年は読書を友として育った。
4.天候も不順なことですし、くれぐれもお体にお気をつけください。
5.いくら子供がやったこととて(×ことだから)、謝って済まないこともある。
【例題】
1) 社長不在の(ことだし/こととて)、この件については日を改めてご返事(して/させて)(いただき/いただけ)ませんか。
2) 遅刻常習犯の彼の( )( )だから、今日も(遅れる→ )来る( )決まっている。
016)*~ことなく/~ことなしに/~ことなくして~ない
動詞:原形 + こと(も)なく
ことなしに
ことなくして ~ ない
【会話】
山田:よく「万里の長城を見ることなくして、中国を見たと言うなかれ」って言われるね。
李 :そんなことで、中国を見たことにはならないよ。
山田:どういう意味?
李 :広大な内陸部の農村地帯を見ることなしに、中国も中国の抱える悩みも見えないってことさ。
【解説】
「~ことなく」は「~しないで~する」、「~ことなしに」は「~しない状態で~する」という意味を表します。置き換えが可能な場合が多いのですが、「~ことなく」は「~ことなしに」より広範に使えます。
箸を使うことなく(?ことなしに)、スプーンで食べた。
ご飯を食べることなく(・ことなしに)、学校へ行った。
「~ことなくして~ない」は常に文末で否定形(「ない」形)や否定を意味する語と呼応し、「~しなければ、~決して~ない」という意味を表します。例えば、例題1)も「~ことなくして」を使うと、後件は「社会を変えていくことは不可能だ」となります。
【例文】
1.彼は雨の日も風の日も、休むことなく働き続けた。
2.相手の心を傷つけることなしに、間違いを正すことは難しいことだ。
3.原則を変えることなく、現実に柔軟に対応することが大切だ。
4.犠牲を払うことなくして勝利を得ることは不可能だ。
5.額に汗して働くことなしに手に入れた泡銭は、身に付かぬものだ。
【例題】
1) 暴力(による/に基づく)こと(なしに/ないで/なくしては)、社会を変え(てくる/ていく)ことは可能だ。
2) 心( )( )お二人の前途を祝福いたします。いつ( )( )も変わること( )( )お幸せに。
017)~始末だ
こ・そ・あ:この/こんな + 始末だ
動詞 :原形/ない形
【会話】
係長:息子にもう少し根性があるといいんだがな。一時間も勉強しないうちに、居眠りを始める始末でね。
李 :うちの子供にも呆れます。忘れ物を注意すれば、今度は落とし物をする始末です。
係長:あっ、しまった!僕も会社に大事な書類を忘れてきた。大人も子供のことは言えないなあ。おーい、お勘定!
【解説】
「始末」という名詞は、例文1のように「処理」、例文2のように「(よくない結果に至った)事情・経過」という意味を表しています。
そこから、「~始末だ」という文型が生まれますが、例文3~5のように「こ・そ・あ」や動詞について「~というよくない結果や事態になった」という意味を表します。後件でいい結果になったことが表せませんから、注意しましょう。
○受ける大学の全てに不合格になる始末だ。
×努力して○○大学に合格する始末だ。
【例文】
1.お前は自分のやったことの始末も自分でできないのか。全く始末に負えない奴だ。
2.ことの始末は、今まで述べたとおりです。
3.何だ、この始末は!一体、自分の責任をどうとる気だ。
4.あの二人は犬猿の仲で、ちょっとしたことでも、すぐ口論になる始末だ。
5.借金に借金を重ねたあげく、ついには夜逃げまでしでかす始末だ。
【例題】
1) お宅のお嬢さん(に/で)は手を焼いています。いつも男の子を殴っ(て/ては)(泣く/泣かせる)始末です。
2) 最近( )は、遊ぶ金(ほしい→ )に、売春( )走る女子中学生まで出る始末だ。
018)~ずくめ
名詞 : × + ずくめ
一部の「ナ形」:<ナ形ー×>
【会話】
李 :彼の話はいつも結構ずくめだが、どこまで信用できることやら。彼と一緒に出張してどうだった?
山田:彼のことは別にして、充実した一週間だったよ。仕事の外に、従弟の結婚式に出席できたし・・・。
佐藤:結婚式と言えば、あの黒ずくめの集団は異様だよね。前から来ると、思わず道をあけるよ。
【解説】
「~ずくめ」は「全て~ばかりだ/全て~一色だ」を表す接尾語で、良いことにも良くないことにも使われます。注意してほしいのは類義語の「だらけ」(→文型155)との違いです。
間違いだらけの作文
間違いずくめの作文
「だらけ」は「間違いがが普通以上にたくさんある」こと、「ずくめ」は「最初から最後まで、全てまちがいばかり」という点にあるでしょう。→例題1)
また、「だらけ」は常に良くないことに使われますから、「楽しいことだらけ/幸せだらけ」という表現はありません。しかし、「~ずくめ」を使って「楽しいことずくめ/幸せずくめ」と言うことができます。
【例文】
1.この学校は規則ずくめで、窮屈でしかたがない。
2.楽しいことずくめの毎日なんて、あるはずがないだろ。
3.幸せずくめに見えた彼女にも、人知れぬ悩みがあったんだね。
4.昇進したし、子供も生まれたし、今年はいいことずくめだった。
5.社長の話は、最初から最後まで小言ずくめで、もう聞いててうんざりしたよ。
【例題】
1) (この/こんな)誤字(だらけ/ずくめ)の作文を書いて、君、(恥ずかしい/恥ずかしくない)かい?
2) このところ、何をやっても(失敗→ )ずくめ( )、自分が嫌に(なる→ )ちゃうよ。
019)*~ないではおかない/*~ずにはおかない
動詞:[ない]形 + ないではおかない
ずにはおかない
【会話】
良子:お隣の奥さんって凄いわよ。小二の子どもを毎晩十時まで勉強させないではおかないらしいのよ。
李 :お前だって大したものさ。毎晩疲れて帰って来る俺に、家事を手伝わせずにはおかないじやないか。
良子:もしそんなことを外で言ったら、ただじゃおかないわよ。帰って来る家はないと思いなさい。
【解説】
「~ないではおかない/~ずにはおかない」は動作動詞に付くと、例文1、2のように「~しなければ、自分の気が済まない/必ず~てやる」という強い決意を表します。また、心理・感情を表す動詞に付くと、例文3~5のように「必然的に/思わず~させてしまう」という自然・自発の感情を表します。
この文型は動詞の使役形と結びつくことも多く、強制的に或いは自然にある状況・心理状態に追い込むことを表します。その場合、「~ないではいられない/~ずにはいられない」(→文型261)と主語が好対照の文型になります。
その映画は私を感動させずにはおかなかった。(映画は・私)
私はその映画に感動せずにはいられなかった。(私は・映画)
【例文】
1.あいつは生意気な奴だ。一度、あいつの鼻っ柱をへし折ってやらないではおかない。
2.彼らがこのような内政干渉をつづけるなら、我々はいかなる手段をもってしても、撃退せずにはおかない。
3.大臣のその一言は、波紋を呼ばずにはおかなかった。
4.彼の言動は、私を不安にさせずにはおかなかった。
5.その子の学校に対する抗議自殺は、大人達を反省させずにはおかなかった。
【例題】
1) A紙が我々に根も葉もない中傷を加えた(以上/からこそ)、謝罪(しない/させない)では(いられない/おかない)。
2) 彼女の献身的( )母親を看護する姿は、見る人を(感動する→ )ずには(おく→ )。
020)~ないでは済まない/~ずには済まない/~なしでは済まない
動詞:[ない]形 + ないでは済まない
ずには済まない
名詞: × + なしでは済まない
【会話】
百恵:この前の約束、どうしたの。私、ずっと待っていたのよ。一杯おごっていただかないでは済まないわよ。
山田:あーあ、会社でも失敗しちゃって、始末書なしでは済まないだろうっていうのに・・・。
李 :お前、厄年じゃないのか。どうだい今晩あたり、厄払いに一杯。
【解説】
「~ないでは済まない/~ずには済まない/~なしでは済まない」は、どれも「~しなければ、問題は解決しない」「~しなければ、許されない」という意味を表します。「~なければならない」と基本的には同じ意味と考えていいでしょう。
類義文型に「~ざるを得ない」(→文型106)がありますが、意味上次のような違いが生じます。
謝らないでは済まない ≒ 謝らなければならない
謝らざるを得ない ≒ 謝るしかない
【例文】
1.このことは、君が直接、彼に謝らないでは済まないぞ。
2.人から借りた金を、返せないでは済まないよ。
3.これだけの被害者を出したとあっては、刑事責任を問われずには済まないだろう。
4.潔く自分の非を認めなさい。知らぬ存ぜぬでは済まされない。
5.君も料理人の端くれなんだから、客から注文された品を作れませんでは済まないよ。
【例題】
1) どこかで妥協(する/しない)ことには、交渉は決裂(せずには済まない/せざるを得ない)。円満解決にはこちらも一歩譲歩せずには(済むまい/いられまい)。
2) 部下の失敗で(ある→ )と、上司としての君が責任を(問われる→ )には(済む→ )よ。
021)*~さえ/~すら
名詞 : × + さえ
格助詞:に・で・と・から・の すら
動詞 :て形/ます形
【会話】
李 :雑談には乗ってくれたけど、肝心の商売の話はきっかけすらつかめなくてねえ。
山田:君でさえ説得できないのだからね。でも、彼は聞く耳は持ってるから、最後まで諦めるなよ。
李 :今でさえこんなに競争が激しいから、年度末には八掛け二割り引きはおろか、半値すら登場するよ。
【解説】
「~さえ/~すら」は接続が複雑ですが、よく使われる形を次項で取り上げています。名詞に直接接続し、格助詞「が/を」の位置で使われるとき、「~でさえ」の形もあります。どちらも極端な一例を取り上げて、「だから、他はもちろん~だ」という意味を表します。強い「~も」と考えてもいいでしょう。
ただし、「~さえ」はいいことにも良くないことにも使えるのですが、「~すら」は軽視・蔑視の感情を含んでいるため、良くないことに使われます。
小学生なのに、高校の数学問題さえ(?すら)できる。
高校生なのに、小学校の数学問題さえ(⇔すら)できない。
【例文】
1.一年も日本語を勉強していながら、カタカナすら読めないのか。恥ずかしいとは思わないのか。
2.なぜ黙っている?この私にさえ話せないようなことなのか。
3.足し算すらろくにできないんだよ。微分積分がわかるはずがないじゃないか。
4.腰が痛くて、じっと寝ているのさえ辛い。
5.あきれてしまって、怒る気にさえなれない。
【例題】
1) 私の生まれたところは、駅からタクシー(に/で)(乗るさえ/乗ってさえ)、一時間は(かける/かかる)山村です。
2) 毎日の御飯( )すら、ろくに(食べられる→ ) 人がいるというのに、ぜいたくを言うんじゃない。罰( )当たるぞ。
022)~そばから
動詞:原形 + そばから
【会話】
山田:稼ぐそばから奥さんが使ってしまい、いつまでもその日暮らしだと、彼の嘆くこと嘆くこと・・・。
佐藤:でも、彼もよくないですよ。給料が入るそばから、競輪・競馬場通いですから。似たもの夫婦ですよ。
山田:二人で使ってるんじゃ、世話ないや。「目くそ、鼻くそを笑う」といった類だね。
【解説】
「~そばから」は完了形(「た」形)と接続する例も希にありますが、ほとんど動詞の原形に接続して「~すると、すぐ~」という意味を表します。「~と、すぐ~」に属する「~なり」(→文型280)、「~や否や」(→文型428)、「~が早いか」(→文型046)や「~とたんに」(→文型148)などと同義表現ですが、同一場面で反復される事象に使われるのが特徴で、以下のような一回限りの出来事に使うと不自然になります。この文型は「~そばから、すぐ繰り返して~」と副詞を入れて作文するようにするといいでしょう。→例題1)
君たちは私が教えるそばから(×が早いか)忘れていく。
泥棒は警官を見るが早いか(×そばから)逃げ出した。
【例文】
1.もうこの子ったら、作るそばから食べちゃうんだから。
2.歳を取ると物覚えが悪くなり、聞くそばから忘れてしまう。
3.私が飲み干すそばから、またなみなみと酒がつがれた。
4.消すそばから落書きがされて、これじゃまるでいたちごっこだ。
5.私が注意するそばから、ほら、また間違って。
【例題】
1) いくら洗濯し(たら/ても)、子供たちは洗う(が早いか/や否や/そばから)服を汚し(てしまう/ている/ておく)。
2) 君たち( )はあきれるよ。私が(教える→ )そばから忘れていき、次の日になると何一つ(覚えている→ )( )きている。
023)*~だけでなく~も/* ~のみならず~も
名詞(+格助詞): × + だけでなく~も~
動詞・形容詞 :普通形 <ナ形ーな> のみでなく~も~
のみならず~も~
のみか~も~
【会話】
李 :ナイフを鞄にいつも入れて持ち歩いている中学生が、四人に一人はいるって書いてあるけど、こうなると親や学校だけでなく、社会全体でも取り組む問題だなあ。
良子:うちの小平だって、外で何してることやら。まさか喝あげなんてしていないでしょうねえ。
李 :念のために、鞄の中を調べておけよ。
【解説】
「~だけでなく~も~」は「~に限定できない。それ以外にも~」という意味を表しますが、その改まった言い方として「~のみならず~も~/~のみか~も~」文型があります。しかし、「~のみならず~も~」は文語なので、会話で使うと硬い印象になります。
また「~ばかりでなく~も~/~ばかりか~も~」(→文型363)なども同じ意味の用法で、自由に置き換えることができます。
【例文】
1.彼は優しいだけでなく、勇気もある好青年です。
2.その方法は効率的なだけでなく、経済的でもある。
3.彼女は英語のみか、フランス語・ロシア語もぺらぺらです。
4.殴った方だけでなく殴られた方にも問題はあったはずです。けんかの一方だけしかるのは不公平です。
5.口先のみでなく、実際に行動しろ。不言実行あるのみだ。
【例題】
1) 「人間の頭脳は目指す(べき/べく)目的が(与えられれば/与えられなければ)、活性化しない(だけ/のみ)ならず、退化(さえ/こそ)する」と脳学会で発表された。
2) タイのバーツ( )端( )発した金融危機は、近隣諸国のみ( )日本( )まで波及した。
024)~た‐ところで~ない
動詞・形容詞: た形 + ところで ~ ない
【会話】
佐藤:さあ、三曲終わったら、交代、交代。
李 :君がマイクを放さないものだから、もう、こんな時間だよ。女房が心配してるよ。
山田:あれ、もう12時か。今から出たところで、終電には間に合いそうもないし、サウナで一泊しないか。
李 :独身は気が楽だねえ。悪いが、僕は失礼するよ。
【解説】
「~た‐ところで」は常に文末で否定形(「ない」形)や「無駄だ/無意味だ/無理だ 」のような否定の意味の語と呼応して、「たとえ~ても、~ない」を表します。後件では「役に立たない・大したことはない・無駄だ」などの否定的な判断を表すのが特徴です。「~ても」と違って、文末で「~てください/~たい/~ほうがいい/~なければならない」などの意志表現や、「~した/~だった」などの既定表現が使えませんから、注意してください。
今更後悔しても(・後悔したところで)、仕方がないよ。
たとえ苦しくても(×苦しかったところ)で、がんばりなさい。
いくら待っても(×待ったところで)彼は来なかった。
【例文】
1.これ以上議論を続けたところで、堂々めぐりだ。
2.考えてばかりいたところで、一歩も前には進まない。
3.私が言ったところで、素直に聞くような奴じゃない。
4.この子にこんなに高価な百科事典を買ってやったところで、猫に小判ですよ。
5.たとえ失敗したところで、失うものがあるわけじゃないし、駄目でもともとさ。先ずやってみるよ。
【例題】
1) 学校の成績が少しばかりよかった(ところで/ところが)、それで将来が約束(する/される)(わけがない/わけにはいかない/わけではない)。
2) もう泣くのはおやめ、いくら(泣く→ )ところで、(死ぬ→ )息子は帰っては(来る→ )。
025)~だに
名詞(+格助詞): × + だに
動詞 :辞書形/ます形
【会話】
部長:旧い世代の私の目から見ても、彼はなかなかの人物だよ。何かやってくれそうな男だねえ。
李 :でも、周りの女性は彼のことなんか一顧だにしていませんよ。むしろ気味悪がっていますよ。百恵さんは?
百恵:あの彼と二人だけになるなんて、想像するだに恐ろしいわ。ブルドッグの方がまだましよ。
【解説】
「~だに」は極端な例を取り上げて強調する古い表現で、「~だけでも/~さえ/~すら」に相当する表現です。例えば例文2は「~だけでも」に置き換えることができますし、それ例外は「~さえ/~すら」を使うことができます。この「~だに」は今日では書面語に属しますが、一般には否定形と呼応して「~だに~ない」の形で使われることが多いでしょう。
想像だにしなかった。
→想像さえしなかった。
→想像すらしなかった。
【例文】
1.えっ?私の絵が入選したの?夢にだに思わなかったわ。
2.死ぬ前に、一目だに行方しれずの息子に会いたい。
3.まさかこんなことになろうとは、思いだにしなかった。
4.あの当時ことは、思い出すだに嫌ですねえ。できれば忘れてしまいたい記憶です。
5.彼にいくら声をかけても、知らんぷりで、振り向きだにしなかった。
【例題】
1) 市場調査(だに/しか)(し/せ)ず、商品開発ができる(わけがない/わけにはいかない/わけではない)。
2) 溺れる子供を(助ける→ )んがため、身の危険だに(顧みる→ )ず、彼は荒れ狂う海に(飛ぶ→ )込んだ。
026) ~たりとも~ない
名詞・数詞: × + たりとも ~ ない
な
(注:否定形の他に、禁止表現「動詞の原形+な」もよく現れる)
【会話】
佐藤:今の取り組み体制では、期限内に終わらせる自信はありません。
部長:ところで君達、昼飯から戻ってきたのは何時だった?これからは一分たりとも無駄にしないことだ。
山田:おいおい、佐藤、そんなに落ち込むなよ。一睡たりともするなって言われなかっただけ、まだましだよ。
【解説】
「~たりとも」は文末で否定の表現と呼応して「~であっても、決して~ない」という全面否定を表します。強い「~も~ない」に相当すると考えればいいでしょう。前に来る語は「一」と結びついた数詞が多く、また文末で禁止の「~な」と呼応することも多いでしょう。なお、下の例はどれも同じ意味を表しています。
ほんとうの商人は、一円
たりとも
であっても
であろうと
も、決して
粗末にしたりはしない。
【例文】
1.私は母に「御飯の一粒たりとも無駄にするな」と厳しく叱られたことがある。
2.一瞬たりとも彼から目を離すな。動きがあれば報告せよ。
3.油断大敵、小敵たりとも侮るなかれ。
4.一刻たりとも時間を浪費するな。今は一秒一刻を争う事態なのだ。
5.女・子供たりとも見逃すな。不審な行動をするものがいたら、連行せよ。
【例題】
1) 彼は刑事の取り調べ(について/に対して)、一言(なりとも/たりとも)語ら(ぬ/ず)、完全黙秘を貫いた。
2) 沖縄の反戦地主達は、「一坪たり( )( )米軍に(渡す→ )な」を合い言葉( )している。
027)~たる者/~ともあろう者が/~としたことが
名詞(人・組織): × + たる者 ・
ともあろう者が ・
としたことが ・
【会話】
百恵:今朝、課長ともあろう者が、混んだ電車の中で、競艇新聞を広げていたのよ。
佐藤:当社の課長たる者、せめて一般新聞にしてほしいとは思わない?
百恵:それって社長の台詞みたい。失礼だけど、一介の平社員たるあなたの口から聞くとは思わなかったわ。
【解説】
これらの文型は「<人や国・会社など擬人化できる対象>は当然~であるべきだ」という社会的常識・評価を共通の認識にしています。
「~たる者」はほとんどの場合、「~なければならない/べきだ」と呼応し、当然あるべき姿はどうかという判断を後件で表します。「ともあろう者が」は、「当然そうあるべきなのに、実際はそれに反して~」と矛盾した事態を述べる表現で、非難・批判・疑問を強く表します。
一方、「~としたことが」は自分を含めて「~がそんな過ちをするはずがないのに、どうして~んだろう?」と不注意や思慮不足の結果、予想しなかった過ちを犯したときに使われます。
【例文】
1.仮にも医者たる者は、「医は仁術」と心得るべきだ。
2.教師たる者、生徒のお手本にならなければならない。
3.政治家ともあろう者が、金儲けのために目の色を変えるとは何事か!
4.警察官ともあろう者が、暴力団に捜査情報を流していたとは、許し難いことだ。
5.私としたことが、どうしてこんなミスをしたんだろう。
【例題】
1) 日頃、何事にも慎重な彼(としたことが/たる者/ともあろう者が)、このようなミスをする(とは/というのは)、全く予想(しか/だに)できないことだった。
2) 信用第一の銀行( )( )あろう者( )、焦げ付き債権の事実を(隠す→ )続けていた。
028)~つ~つ
動詞A:[ます]形 + つ 動詞B:[ます]形 + つ
【会話】
李 :どうしたの?目が兎みたいに赤いよ。
佐藤:謝ろうかどうしようかと、彼女の家の前を行きつ戻りつしているうちに、東の空が白んできちゃってね。
李 :君たち二人はどうなってるの。いつも二人で順番に振りつ振られつじゃないの。
佐藤:そろそろ年貢を納めて、プロポーズしようかなあ。
【解説】
「~つ~つ」は「~たり~たり」(→文型158)とほぼ同じ意味を表しますが、同一場面・同じ時間帯の中で起こっていることを表すのが特徴で、下のような例には使えません。
昨日の日曜日は漫画を読んだり、洗濯をしたりしてのんびり過ごした。
人生、泣いたり笑ったり、いろいろあるものだ。
これらは異なる場面を例示しているからです。逆に「~つ~つ」文型は、どれも「~たり~たり」を使って表せます。
抜きつ抜かれつの接戦 →抜いたり抜かれたりの接戦
【例文】
1.昨日のマラソンは、実に手に汗を握る抜きつ抜かれつの大接戦でしたねえ。
2.人間は持ちつ持たれつの関係ですよ。
4.雲間から富士山が見えつ隠れつしていた。
5.追いつ追われつ、彼ら二人はすばらしい勉強面のライバルです。
7.気のおけない仲間達と、差しつ差されつ飲む酒の味は格別だ。
【例題】
1) 地図を片手(に/で)、行きつ(来/戻り)つして探したが、(やっと/とうとう)彼の家は見つからなかった。
2) まるで木の葉の( )( )に、小舟が波間で(浮く→ )つ(沈む→ )つしている。
029)~っ放し
動詞:[ます]形 + っ放しだ
っ放しで
っ放しの + 名詞
っ放しにする
【会話】
山田:最近、佐藤は真理さんにお熱みたいだね。昨日、飲みに行ったんだろ?噂だと近々結婚するらしいけど。
李 :ああ、でも、彼と飲みに行ったりするんじゃなかったよ。のろけ話を聞かされっ放しで、当方被害甚大さ。
百恵:ふっふ。でも、彼ったら彼女に押されっ放しだって、もっぱらの噂よ。彼女に頭が上がらないんだって。
【解説】
「~っ放し」は放置・放任の表現で、動詞の[ます]形と結びついて、「~したまま、放っておく」という意味を表します。「~したまま」(→文型406)を使っても表せますが、「~っ放し」はいい意味で使われることはなく、よくない評価にたっている点に特徴があります。もう一点注意してほしいのは、「~まま」は「~ないまま/N+まま」の形もありますが、「~っ放し」には名詞や否定形と結びつく形はないことです。→例題1)
五時間も座ったまま(・座りっ放し)だったので、腰が痛い。
今日は座ったまま(×座りっ放しで)話します。
【例文】
1.あいつは俺から金を借りっ放しで、催促しても返そうとしない。
2.水道の水は出しっ放しにしないで、必ず蛇口を閉めること。
3.何だ、このあり様は。部屋中、散らかしっ放しじゃないか。
4.靴は脱ぎっ放しにするんじゃありませんよ。きちんとそろえておきなさい。
5.このままやられっ放しじゃ、腹の虫が治まらない。
【例題】
1) 仕事もやり(まま/っ放し)、後かたづけもしない(まま/っ放し)帰るなんて、無責任(極みだ/極まる)。
2) 日本( )は、子供の教育を母親に(任せる→ )っ放し( )している父親がほとんどだ。
030)~であれ/~であろうと
名詞・ー格助詞 : + であれ ・
ナ形容詞 :<ー×> であろうと
疑問詞や副詞など: であれ~であれ ・
であろうと~であろうと
【会話】
李 :今度の連休に中国へ行くんだって?中国は広いから、どこへ行くか迷ったんじゃない?
真理:ええ、でも、たとえ一時間であろうと無駄にしないよう予定を詰め込んじゃったから、超過密なの。
李 :寝る時間もないようなスケジュールであれ、行けさえすれば幸せなんだろ、君の中国語を試す時だからね。
【解説】
「~であれ/~であろうと」は「~でも/~であっても」を意味する点で同じです。「AであれBであれ」また「AであろうとBであろうと」と繰り返されると、「A、Bのどちらの場合でも」という意味を表すようになります。
学生だ ・ 学生でも
学生である ・ 学生であれ/学生であっても/学生であろうと
「である」は文語的・論文調の「だ」に相当しますから、名詞のほかにも広範な語と結びつきます。「元気だ/きれいだ」(ナ形容詞)、「私にだ/私とだ」(名詞+格助詞の形)、「ゆっくりだ/少しだ」(副詞)など、この「だ」は全て「である」で置き換えられ、この文型は この「~である」の形から作られます。
【例文】
1.誰であれ、欠点の一つや二つは持っています。
2.いかなる天才であれ、人知れぬ努力はしているものだ。
3.彼ときたら、ビールであれウイスキーであれ、およそ酒と名のつくものには目がない。
4.たとえ困難であろうと、やると決めたからには途中で投げ出すような真似はしない。
5.学生であろうと教師であろうと、学問の前には平等でなければならない。
【例題】
1) 本当にお腹が空いた時は、一杯の粥(であれ/であれば)、何物(にもまして/にもかかわらず)おいしい(ことだ/ものだ)。
2) そのことを私( )であれ、事前( )話してくれていたら、こんな失敗は(避けた→ )のに。
031)~てからというもの/ここ~というもの
動詞: て形 + からというもの ・
ここ/この + <期間を表す語> + というもの ・
【会話】
山田:李君は昔は三日にあげず酒や麻雀で忙しく、いつも寮に戻るのは午前様だったんだよ。
佐藤:息子ができて、父親になってからというもの、まるで伝書鳩みたいですね。
山田:自分も肝臓を壊してからというものはお酒は控えてるけど、あんな伝書鳩にはなりたくないやね。
【解説】
形式名詞「もの」のつくる慣用文型で、「ここ一週間というもの/この五年というもの」のように期間を表す数詞と結びついて、「~の間ずっと~」を表します。動詞とは「~てからというもの」の形で接続し、「~てから、ずっと~」を表す強調表現になります。
同義文型の「~て以来」(→文型178)と「~てからというもの」を比べたとき、前者は客観的・無感情ですが、後者は話者の喜怒哀楽の感慨・感情が現れる点に特徴があります。
【例文】
1.この一週間というもの、ろくに睡眠もとっていません。
2.ここ一、二年というもの、いつも仕事に追われ、妻と二人でゆっくり旅行をする時間もなかった。
3.退職してからというもの、何か心に穴が空いたようだ。
4.子供が生まれてからというもの、妻は子供のことにかかりっきりで、私のことなど放ったらかしです。
5.あなたに会ってからというもの、僕の心は千千に乱れ、 何も手につかなくなった。
【例題】
1) (ここ/そこ)一ヶ月という(こと/もの)、客足が遠のいていて、御覧(の/×)通りの有り様です。
2) よほど辛い( )だろう。(離婚する→ )からというもの、彼は酒と博打( )明け暮れている。
032)~でなくてなんだろう/~と言わずしてなんだろう
名詞・名詞句: × + でなくてなんだろう
でなくてなんだ
引用句 : × + と言わずしてなんだろう
と言わずしてなんだ
(注:口語では断定を強めた「だろう→だ」の形も現れる)
【会話】
李 :お前、最近やけに嬉しそうだね。廊下を歩いてるときなんか、まるでスキップしてるみたいだぞ。
佐藤:彼女のことが頭から離れない。ああ、これが愛でなくてなんだろう。
李 :馬鹿を言うのも休み休みにしたら。僕に言わせりゃ、女の何たるか、「知らぬが仏」と言わずしてなんだろう。
【解説】
この文型は反問表現で、どちらも「正に~こそ、~である」という強い断定になります。会話で使われることはあまり多くなく、書面語と言えます。
「~でなくてなんだろう」は広範な語と結びつきますが、「~と言わずしてなんだろう」は格言や一般によく使われる言葉を引用する場合がほとんどです。
また類義語の「~そのものだ」(→文型126)や「~にほかならない」(→文型341)と比べたとき、「~でなくてなんだろう」「~と言わずしてなんだろう」は、より話者の感嘆・感動などの感情が表れるのが特徴でしょう。
これこそ、ほんとうの愛だ。
→これこそ愛そのものだ。
→これこそ愛にほかならない。
→これが愛でなくてなんだろう。
→これを愛と言わずしてなんだろう。
【例文】
1.武力で自国の「正義」を他国に押しつけるようなやり方が、覇権主義でなくてなんだろう。
2.環境破壊が近代産業社会の産物でなくてなんだろう。
3.よく見てみろ。これが偽作でなくてなんだと言うんだ。
4.この奥深い味を、匠の味と言わずしてなんだろう。
5.平凡な暮らしの中にこそ幸せがあると言わずしてなんだろう。
【例題】
1) 人権(とか/と)正義(とか/と)、大義名分をつけてはいるが、アメリカの中東介入の真の目的が、石油利権(でなくて/でないで)なんだろう。
2) 彼らの(如し→ )友情( )刎頚の交わりと(言う→ )ずしてなんだろう。
033)~ではあるまいし/~ではあるまいに
名詞・名詞句: × + ではあるまいし
じゃあるまいし
ではあるまいに
じゃあるまいに
(注:「~じゃなかろうし」「~じゃなかろうに」の形もある)
【会話】
佐藤:おい、今晩空いてないか?チケットが二枚あるんだけど、いま評判のあの映画、見に行かないか?
李 :さては振られたな。彼女も子どもじゃあるまいし、君の気持ちに気づいてもよさそうなものを。
佐藤:「女心と秋の空」でもあるまいに、なに考えてるのか、てんで見当がつかなくて、振り回されてばかりだよ。
【解説】
「~で(は/も)あるまいし」(「~で(は/も)なかろうし」も同じ意味)は、例文1~4のように「~ではないのだから」に相当する原因・理由の表現を作ります。会話では「~じゃあるまいし」が多く使われるでしょう。
一方「~ではあるまいに」は「~ではないのに」に相当する逆説表現です。強い失望・残念・不満・反発の感情を表すのが特徴で、したがっていい事態については使えません。この逆説「のに」に相当する助詞の「に」は、今もときどき文では見かけますので、覚えておきましょう。→例題1)2)
もう夜の10時になるというに、子ども達は帰ってこない。
【例文】
1.神や仏じゃあるまいし、何から何まで完全な人間なんているはずがないじゃないか。
2.十四、五の小娘じゃあるまいし、めそめそ泣くな。
3.君一人が悪いわけではあるまいし、そんなに落ち込むことはないよ。
4.悪意があってしたんじゃなかろうし、そんなに怒らなくてもいいじゃないか。
5.子供じゃあるまいに、親のすねかじりなんて恥ずかしくないか。
【例題】
1) 小中学生じゃあるまい(し/に)、こんなことも親に相談し(てからでないと/てはじめて)(決め/決められ)ないのか。
2) 子供の使いじゃあるまい( )、手ぶらでこんな大切なことを(頼む→ )には(行く→ )ないよ。
034)~てやまない/~てやまぬ
動詞:て形 + やまない
やまぬ
【会話】
李 :うちの部長、今度、子会社に社長として出向するらしいよ。社長だったら、思う存分に腕を振えるよな。
佐藤:人柄といい仕事ぶりといい、私の尊敬してやまない方だったので、お別れするのがとても残念だよ。
李 :残念なことは残念だが、またいつか御一緒できるさ。
佐藤:そうだね。近いうちに送別会を開こうよ。
【解説】
「や(止/停)む」は「雨が降り止んだ」のように使われる動詞です。この「~てやまない/~てやまぬ」は「止む」の否定形「止まない」から作られていて、「ずっと~ている」「永遠に~する」という話者のひたすら思い続けている感情を表すようになります。この文型は今日では書面語に属するもので、前につく動詞もある程度限られています。口語では「ずっと~している/~し続けている」を使えばいいでしょう。
彼は私が 尊敬してやまない(≒ずっと尊敬している)政治家だ
私が愛してやまない(≒ 愛し続けている)祖国
【例文】
1.先生の一日も早い御健康の回復を念願してやみません。
2.彼が求めてやまぬ権力とは、果たしてどれほどの価値があるものなのか。
3.御結婚おめでとうございます。お二人の末永いお幸せを願ってやみません。
4.どこまでも社長の座を争ってやまぬ二人は、ますます亀裂を深めていった。
5.オリンピックにおける諸君の活躍を期待してやまない。
【例題】
1) 自殺(する/した)あの歌手は、うちの娘も憧れ(てたまらなかった/てやまなかった)若者達のヒーロー(です/でした)。
2) 大使館に(閉じこめる→ )ている人質の方々が無事(救出する→ )ことを(祈る→ )やみません。
035) ~と相まって
036)~とあって/~とある
名詞 : × / だ + とあって ・
動詞・形容詞:普通形<ナ形ー×/だ> とある ・
(注:広く句と結びつく。「~だ」は省略することが多い)
【会話】
李 :大き目のテントを買ってきたよ。大は小を兼ねるし。
良子:里帰りの道すがらだけど、小平は久しぶりのキャンプとあって大喜びよ。
李 :一平に会えるとあって、ご両親も楽しみにされてるようだね。手紙にも「早く一平の顔が見たい」とあるけど、目に入れても痛くないほど可愛い初孫だからねえ。
【解説】
「ある」は事物の存在や、「~てある」(→資料。)の形で人為動作の結果、残っている状態を表したりします。この「ある」が「と」と結びついたのが「~とあって」で、「~という事態なので」という意味を表します。これは「~ので」系(→資料、)に属するする原因・理由の表現で、すでに起こったことを表しますから、文末で「~でしょう/~かもしれない/~つもりだ/~たい/~(よ)う」などの意志・推量表現が使えません。
なお、「~とある」という形は、例文5のように「~と書いてある/~と書かれている」という意味を表します。
手紙に「来年、帰国する」とあった(・と書いてあった)。
【例文】
1.夏休みが始まるとあって、子ども達はうれしそうだ。
2.まもなく大学入試とあって、学生たちの表情にも緊張の色が隠せない。
3.優勝した横綱を一目見たいとあって、駅前は押すな押すなの人だかりだった。
4.土地や家屋の値下がりが続いているとあって、不動産業者は四苦八苦している。
5.立て札に「芝生内に立ち入るべからず」とある。
【例題】
1) (もうすぐ/早速)正月(とあって/とあれば)、人々の足どりもせわしく(して/なって)きた。
2) 年( )一度のお祭り( )あって、街には露店が並び、大変な(にぎわう→ )ようだ。
~とあれば/~とあっては
名詞 : × / だ + とあれば
動詞・形容詞:普通形<ナ形ー×/だ> とあっては ~ ない
(注:広く句と結びつく。「~だ」は省略することが多い)
【会話】
良子:ねえ、折り入ってあなたにお願いがあるんだけど。
李 :あなたの頼みとあれば、たとえ火の中、水の中・・・。それで、何、折り入っての頼みとは?
良子:じゃ、言うけど、私、働きに出てもいいかしら?
李 :えっ?突然、何を言い出すんだい。
良子:一平の教育資金もいるし、広い部屋にも移りたいし。
【解説】
「~とあれば/~とあっては」は「~(の)であれば」という意味の条件の表現で、書面語です。会話では「たら/なら」を使えばいいでしょう。
あなたのためとあれば、私は死ぬことだってできます。
→ あなたのためなら、私は死ぬことだってできます。
→ あなたのためだったら、私は死ぬことだってできます。
なお、「~とあれば」は広く使えますが、「~とあっては」は常に文末で「~しないわけにはいかない/~するほかない/~しかない」などの否定表現と呼応します。→例題1)
あなたのためとあれば(・とあっては)、協力しないわけにはいきません。
あなたのためとあれば(×とあっては)、喜んでいたしましょう。
【例文】
1.あなたのためとあれば、私は死ぬことだってできます。
2.必要とあれば、いかなる援助もいたしましょう。
3.この子の命が助かるとあれば、私は自分の命を投げ出したって惜しくない。
4.この妥協案すらのめないとあっては、交渉の決裂は避けられまい。
5.スポンサーが反対だとあっては、この企画はあきらめるしかない。
【例題】
1) 電話(で/が)済む(とあれば/とあって)、わざわざ行く(までもない/しかない)だろう。
2) 住民の賛同( )(得られる→ )とあっては、ごみ処理場の建設は(あきらめる→ )ざるを得ない。
037)~といい~といい/~といわず~といわず
名詞A:× + といい + 名詞B:× + といい
といわず といわず
【会話】
李 :君の着てるドレス、色といい柄といい申し分ないね。
良子: どうせ誉めるなら、ドレスといいモデルといい申し分ないと言うの!肝心のことを忘れてるわ。
李 :「馬子にも衣装」って言葉があったよね。
良子:あなた、何が言いたいの?
李 :いやいや、こちらの話し。触らぬ神に祟りなし。
【解説】
「~といい~といい/~といわず~といわず」はA・Bを例示することで「AもBも、全部~」ということを表しています。両者の違いは次のような例で現れます。
手と言い足と言い血だらけだった。 <手足の至る所>
手と言わず足と言わず血だらけだった。<手足だけでなく体の至る所>
つまり、「AといいBといい」は取り上げたA・Bに焦点があり、「AといわずBといわず」は「A・Bを含めて、他のCもD…も」全体に焦点があるということになります。→例題1)
【例文】
1.この陶器は、その渋い色といい素朴な形といい、実にすばらしい。
2.君といい妻といい、どうして女はそんなに現実的なんだろうねえ。
3.彼女は容姿といい知性といい、申し分のない女性だ。
4.山といわず野といわず、一面雪におおわれた。
5.彼は昼といわず夜といわず、つきっきりで妻の看病をした。
【例題】
1) 彼はウイスキー(といい/といわず)ビール(といい/といわず)、酒であれば、何に(も/でも)目がない。
2) 学歴(という→ )将来性(という→ )、願ってもない(相手→ )のに、どこが(気に入る→ )の?ほかに好きな人でもいるの?
038)~というところだ/~といったところだ
名詞・数詞 : × + というところだ
動詞・形容詞:普通形<ナ形ー×> といったところだ
ってところだ<口>
(注:広く句と結びつき、およその数量・程度を表す)
【会話】
良子:ねえねえ、このワンピースはお買い得だわ。買おうかしら。ねえ、あなたどう思う?
李 :見た目はいいけど、こんな安物はすぐに飽きるよ。二、三回着たらおしまいってところだな。
良子:「安物買いの銭失い」といったところかしら。じゃあ、もっと高いの、買ってもらおうっと!いいでしょ?
【解説】
形式名詞「ところ」には程度を表す場合があって、そこから作られた「~というところだ/~といったところだ」は「~と言ってもさしつかえないだろう/だいたい~程度と言えるだろう」という自己の状況判断や評価を表します。口語では「~ってところだ」が多く用います。なお、下の例はどれも同義と考えていいでしょう。
二人の力はほとんど同等だと思う。
→二人の力は同等といったところだ。
→二人の力は同等といってもさしつかえない。
【例文】
1.この車は高くても五百万円といったところだろう。
2.両者の勢力は伯仲していて、ほぼ互角ってところだ。
3.君の成績は、合格ラインすれすれというところかな。
4.彼は指導者というより、全体のまとめ役といったところだ。
5.最悪の事態は脱したというところだが、まだまだ予断を許さない。
【例題】
1) この調子で進めば、(年内に/年内は)工事(が/を)完成するのは、ほぼ間違いない(というものだ/というところだ)。
2) 彼の財力( )もってすれば、次期首相の座( )左右することも、不可能ではないといった( )( )( )だろう。
039)~と言えど(も)
名詞 : × / だ + と言えど(も)
動詞・形容詞:普通形<ナ形ー×/だ>
(注:広く句と結びつく。「~だ」は省略することが多い)
【会話】
李 :大工仕事だって、小平もやらせればちゃんとできるじゃないか。子供と言えども馬鹿にできないな。
良子:でも、あなたも老いたりと言えど、昔とった杵柄というところね。見直したわ。
李 :まだ三十歳そこそこの僕に、「老いたり」はないぜ。おい、小平、そこの釘と金槌をとってくれ。
【解説】
「~と言えども」は書面語で、「~ても/~であっても/~と言っても」を表す「~ても」系の逆説表現です。この表現は「たとえ/いくら/いかに/いかなる~と言えども」のように副詞と呼応させて使うことが多いでしょう。そして、この文型は「~ても、例外なく全て~」という強い語感を持っています。
子供と言えども、馬鹿にはできない。
→子供でも、馬鹿にはできない。
→子供といっても、馬鹿にはできない。
【例文】
1.当たらずと言えども遠からず。(慣用表現)
2.一粒の米と言えども、粗末にしてはいけない。
3.いかなる人と言えども、許可のない者を通すわけにはいかない。
4.いかに親しき仲と言えど、わきまえるべき礼儀はある。
5.いかなる困難が待ちかまえていると言えども、わが決心は微動だにせず。
【例題】
1) 「風邪は万病の元」。軽い風邪(と言えば/と言えども)、(用心する/用心した)(に過ぎない/に越したことはない)。
2) 景気の先行き( )まだ不安があると言えども、手をこまねいて、嵐の(通る→ )過ぎる( )を待っている( )( )では、わが社の活路は開けない。
040)*~と言ったら/~ったら/~ったらありゃしない
名詞 : × + といったら ・
動詞・形容詞:普通形<ナ形ー×> ったら<口>
といったらない ・
ったらない<口>
ったらありゃしない<口>
【会話】
山田:この十月に佐藤と結婚するんだって?おめでとう!羨ましいったらありゃしない。
真理:山田さんったら、よく言うわね。いつかの彼女とうまくいってるんでしょ。
山田:それが、彼女ったら外にも彼がいてさ、ばかばかしいったらないよ。僕はいつも損な役回りの道化役さ。
【解説】
「~と言ったら」(口語形は「~ったら」)は話題提示で、「~と言うと」(→文型210)や「~と言えば」(→文型217)と同じく「~に関して語ると <≒は>」という意味を表しますが、感動・感嘆・驚き・失望など話者の感情を強く打ち出すのが特徴です。
ここから例文3、4のように「~と言ったらない/~と言ったらありゃしない/~ったらありゃしない」などの形で名詞・形容詞・感情を表す動詞について、「言葉で表せないほど~だ/最高に~だ」という驚きや感情を強く強調する程度表現や、例文5のように「Aと言ったらA」という形で「絶対~だ/する」を強意の表現が生まれます。「~と言ったら」は感情強調の話題提示と言えるでしょう。→例題1)
【例文】
1.そのときの悔しさと言ったら、もう口では表せません。
2.その女性の美しさと言ったら、まるでこの世の人とは思えないほどだったよ。
3.何よこれ。この部屋の汚いと言ったらありゃしないわ。まるで足の踏み場もないじゃないの。
4.毎日が同じことの繰り返しで、退屈ったらないよ。
5.行かないと言ったら絶対に行かない。もう、私の気持ちは変わらないわ。
【例題】
1) その時の彼の(驚く/驚き)よう(と言ったら/と言うと)なかったよ。もう目を白黒(して/させて)たよ。
2) いやだと言ったら絶対に( )( )よ。(死ぬ→ )だって、あんな男と結婚する( )はいやよ。
041) *~かと思うと/*~かと思いきや/~かと見ると
名詞 : × + かと思うと/かと思えば
動詞・形容詞:普通形<ナ形 ー×> かと思ったら
かと思いきや
かと見ると/かと見れば
(注:「~(の)かと思うと」のように「の」が入ることもある)
【会話】
真理:さっきのお客さん、入ってきたかと思ったら、いきなり大声で文句を言い始めたんだから。
李 :ゆゆしき一大事かと思いきや、結局はどういうこともなかったね。よかった、よかった。
百恵:そうかと思うと昨日みたいに、言葉少なでも迫力があって恐いお客さんもいるわね。
【解説】
これらの文型は「~(だろう)かと思ったら、意外にも~した/だった」という予想外の事態の発生を表します。どれも既定事実の表現なので、文末は完了形(「た」形)になります。「~かと見ると・~かと見れば」は視覚判断が強調されていますが、「~かと思うと・~かと思えば」と基本的な意味は同じです。なお、「~かと思いきや」は「~かと思うと」の文語的表現です。
「か」のない「~と思うと/と思ったら/と思いきや」の形も使われますが、そのときの接続は次の通りです。
名詞 : だ と思うと
動詞 : 普通形 + と思ったら
形容詞:普通形<ナ形ーだ> と思いきや
【例文】
1.静かなので勉強してるのかと思うと、ぐうぐう寝ていた。
2.右かと見れば左から、左かと見れば右から、そのボクサーは多彩なパンチを繰り出した。
3.怒るのかと思いきや、なんと笑い出したではないか。
4.もう出かけたかと思ったら、まだ家でぐずぐずしていたのか。急がないと遅れるぞ。
5.一つ解決したかと思うと、また一つと、次から次に問題が出てくる。
【例題】
1) この子(って/ったら)、さっき(まで/までに)泣いてたかと思ったら、(もう/まだ)笑ってるわ。
2) 彼は(怒る→ )出した( )と思いきや、突然(立つ→ )上がり、私に握手を求めてきた。
042)~ときたら/~ときては/~ときている
名詞 : × + ときたら ・
ときては
名詞 : × + ときている ・
動詞・形容詞:普通形<ナ形ー×/だ>
【会話】
李 :小平ときたら、僕に叱られて、さっきまで泣いてたかと思ったら、もう笑ってるよ。
良子:とても立ち直りが早いのよ。悪く言えば気まぐれなのね。誰に似たのかしら?
李 :気まぐれさでは君にはかなわないよ。君ときたら、気まぐれな上に、わがままときている。
【解説】
「~ときたら/~ときては」は話題提示で、「~と言うと」(→文型210)、「~と言えば」(→文型217)や「~と言ったら」(⇔文型219)と同じく「~に関して語ると <≒は>」という意味を表しますが、相手に対する非難・批判・不満・怒りや、自分に向けられるときは自嘲などの感情を込めた表現を作るのが特徴です。
その助動詞用法が「~ときている」で、やはり、非難や・怒り・不満などの感情を強く含んでいる断定の助動詞「だ」に相当します。そのため会話では「~ときたら~ときている」のように使われることが多く、一緒に覚えた方が便利でしょう。
注意してほしいのは「~ときたら」と「~と言ったら」(⇔文型219)の用法上の違いですが、「そのおいしさと言ったら、ほっぺたがおちそうだった」のように、後件でいい事態を表すときは「~と言ったら」を使わなければなりません。→例題1)
【例文】
1.最近の新入社員ときたら、不平不満ばかり言って少しも働かない。
2.あいつときたら、何にでも口を挟みたがる。
3.あ~あ、俺ときたら、どうしてこんなに馬鹿なんだ。
4.最近の若者ときたら、目上に対する言葉の使い方ひとつ知らないときている。
5.うちの部長ときては、まったく融通の利かない石頭ときている。
【例題】
1) 彼(と言ったら/ときたら)口先(ばかりで/ばかりに)、自分の発言に責任をとった例しが(ある/ない)ときている。
2) この子( )きたら頭は悪い( )、おまけに愚図( )きている。
043)*~ところに/*~ところを
名詞 : の + ところに ・
動詞・イ形容詞: 普通形/ている形 ところを ・
【会話】
李 :あの地震は、明け方、住民がまだ眠っているところを襲ったんだそうだ。
良子:慌てて布団から飛び起きた人も多かったでしょうね。
李 :しばらくは大阪支社に電話しても通じなくてね。みんながやきもきしているところに、インターネット経由で現地の情報が入ってきたんだ。
【解説】
時や場面を表す「ところ」は「に/で/へ/を」など助詞と一緒に使われます。例えば、「~ところに」は「ちょうど~の時に」と同じ意味で、後件では「行く・来る・~がある・~が起こる」などが使われます。助詞は後ろに来る動詞によって決まります。
難しいのは「~ところを」の用法です。「AところをB」の用例のほとんどは、Aが進行中の場面で、それを中断する予想外の事態が発生したことを表すもので、逆説の「~のに」に近い用法になります。意味から言えば、「~時だったが、(運良く・運悪く・偶然・意外にも)~」や「~時なのに、~」を表すでしょう。よく使われる「~ところをすみません/~ところをありがとう/~ところを申し訳ありません」などは、そのまま慣用表現として覚えた方がいいでしょう。→例題2)
【例文】
1.いいところに来たね。ちょうど一杯やってたところだ。
2.私から連絡をとろうと思っているところに、ちょうど当人から電話がかかってきた。
3.人が話しているところに、口を挟まないでください。
4.お忙しいところを、わざわざお出向きいただき、誠にありがとうございました。
5.カンニングしようとしたところを、運悪く先生に見つかってしまった。
【例題】
1) 危ないところ(に/を)(助かって/助けて)いただき、お礼の(申す/申し)ようもございません。
2) あのう、お(話す→ )中のところ( )すみませんが、この近く( )公衆電話はないでしょうか。
044)Aとしたところで/としたって/にしたとことで/にしたってB
意味 AとしてもB. AにしてもB。 AでもB
045)~というのは/~とは ・
名詞 : × + というのは
動詞・形容詞:普通形<ナ形ー×/だ> とは
って<口>
((注:広く句と結びつく。口語形は全て「~って」となる)
【会話】
李 :仕事って先輩から盗むものだと教えられてきたけど、最近の新入社員は欲がないねえ。
山田:欲がないわけじゃあないよ。会社というのは給料をもらえばいい所で、生涯をかける所ではないんだよ。
真理:確かにそうね。でも、何に生涯をかけたらいいのかもわからないのが実状じゃないかしら。
【解説】
「~というのは」(口語形は「~って」)の用法は、大きく二つに分けることができます。ひとつは例文1、2のように物事や語の意味・内容を説明するもので、文末には「~ことだ/~意味だ/~略だ」などが多く現れます。これは「~とは」を使っても表せます。
しかし、「~とは」は断定的で、また驚き・失望・感嘆を伴うのが特徴なので、微妙な使い分けが生じます。例えば、例文3、4のように「~というのは」が伝聞内容を引用したり、例文5のように婉曲な言い回しのときは「~とは」が使えません。この婉曲表現の時は「~かもしれない/~ようだ/~でしょうか」などの推量表現が文末に現れることが多いでしょう。
なお、「~とは」には別の用法もあるので、「~とは」(→文型242 )も併せて参照してください。→例題1)
【例文】
1.週刊誌というのは(⇔とは)、週一回発行される雑誌のことだ。
2.「手紙」というのは(⇔とは)、中国語でトイレットペーパーという意味だってこと、君、知ってた?
3.この投資が危険だというのは(×とは)、何かわけがあってのことでしょうか。
4.李さんが学校を辞めるというのは(×とは)、本当ですか。
5.結婚というのは(×とは)、いわば恋愛の墓場のようなものですかねえ。
【例題】
1) 夢(とは/というのは)、心の中で思い描いている間(が/は)一番いい(の/こと)かもしれませんねえ。
2) あなたが(見る→ )という( )は、もしかしてUFOじゃないんです( )。
046)*~とは言え/*~とは言っても/~とは言うものの
名詞 : × / だ + とは言え
動詞・形容詞:普通形<ナ形ー×/だ> とは言っても
とは言うものの
とは言いながら
【会話】
李 :日本は島国だとは言っても、一万年以上前は大陸と地続きだったらしいから、日本人も元々は大陸の住人だったかもしれないよ。
良子:モンゴル語・朝鮮語・日本語は同一母語とも言われているから、そうかもしれないわ。
李 :とは言え、民族としては分化してるね。
【解説】
これらの文型は同一主語文で使われ、「Aであるとは言えるが、<実は/やはり/まだ>Bという問題がある」と、Aの内容は認めながら、いろいろ問題点や説明不足をBで付け足す表現です。異主語文では使えませんから、注意しましょう。
兄は成績が優秀だが(×とはいえ)、弟は劣等生だ。 <異主語>
兄は成績が優秀だが(・とはいえ)、少し協調性に欠ける。<同一主語>
「~とは言え」は中立的で、「~とは言っても」が一番逆接の語感が強いですが、どちらも文脈上「~けれども」「~ても」の両方の逆接を表すことがあります。一方、「~とはいうものの/~とはいいながら」は婉曲な言い回しで、「けれども」の逆接しか持っていません。→例題1)
【例文】
1.中国語ができるとは言っても、日常会話程度なんです。
2.いくら気丈だとは言え、やはり彼女は女ですからね。
3.駅から近いとは言え、歩けば二十分はかかります。
4.三月とは言うものの、北国の春はまだ遠い。
5.知らぬこととは言いながら、誠に失礼いたしました。どうか御容赦ください。
【例題】
1) (いくら/たとえ)刺身が好きだ(とは言っても/とは言いながら)、とてもこんなには(食べ切りません/食べ切れません)よ。
2) 男女雇用機会均等法が(制定した→ )とは言うものの、男女平等( )はまだほど遠いと(言う→ )ざるを得ません。
047)~と言わんばかり/~とばかり
名詞 : × / だ + と言わんばかりに ・
動詞・形容詞:普通形<ナ形ー×/だ> と言わんばかりの
とばかり(に)
とばかり思う ・
(注:広く句と結びつく。「~だ」は省略されないことが多い)
【会話】
百恵:最近の山口さん、どうしたの?何だか目が空ろで、おどおどしていて元気がないわね。
山田:本当だね。つい最近までは、もっと年俸を上げろとばかりにしゃにむに仕事をしていたのに。
李 :課長から会社を辞めろと言わんばかりに海外勤務を言い渡されたらしいよ。
【解説】
この文型中の「~んばかり」(→文型487)は動詞の「ない形」と結びついて、「今にも~しそうだ」と同じ意味を表します。
今にも泣き出しそうな顔 = 泣き出さんばかりの顔
ここから「~と言わんばかり」が生まれていますから、「今にも言いそうだ」、つまり、「(実際にはそう言っていないが)今にも~しそうな様子・態度・表情で」という意味を表します。「~とばかりに」はその省略形です。
注意してほしいのは、例文5のように「~とばかり思っていた」の形で前に来る語や句を強調する文型を作ることがあります。この「~とばかり」は省略しても意味は変わりません。形は同じでも、上の「~と(言わん)ばかり」とは全く異なる文型です。
【例文】
1.死ねと言わんばかりに(⇔とばかりに)殴りつけた。
2.顔も見たくないとばかりに(⇔と言わんばかりに)、彼女は顔を背けると、部屋を出て行った。
3.黙れと言わんばかりの(⇔とばかりの)顔で、彼は私をにらみつけた。
4.「いい気味だ。ざまを見ろ」とばかりに(⇔と言わんばかりに)、彼は私を笑った。
5.え?試験は今日なの?僕は明日だとばかり思っていたよ。
【例題】
1) 最初(は/に)冗談で言ってる(とばかり/と言わんばかり)思っ(ている/ていた)が、実は彼は本気だった。
2) 彼はそれを口に入れるか(入れる→ )うちに、まずい( )ばかり( )吐き出した。
048)~と(も)なく/~と(も)なしに
疑問詞(+格助詞): × + と(も)なく
動詞 :原形 と(も)なしに
【会話】
良子:近所に中国帰国者の方が引っ越してきたの。
李 :言葉で困ってるだろうなあ。
良子:ええ、でも子供たちって二カ月もしないうちに話せるようになって、今では親の通訳をしてるんだって。
李 :子供というのは、語学の天才だね。誰から習うともなく言葉を覚えてしまうんだから。
【解説】
「~と(も)なく/~と(も)なしに」は疑問詞(疑問詞+助詞)につくときは、「<いつ・どこで・誰が・何を>かよくわからないが、~」という不確かさを表します。また、感覚・知覚・思惟などを表す動詞 を反復し、「見るともなく見る/聞くともなく聞く」のように「~しようというつもりはなく、ただ、なんとなく~する」という無意識で行われた動作を表します。日本語の不作為・無意識の行為を表す代表がこの「~ともなく/~ともなしに」だと言えるでしょう。
【例文】
1.彼は夕焼けの空を見るともなく、ただぼんやりと見つめていた。
2.電車の中で聞くともなしに隣の女子高校生たちの話を聞いていたが、余りのどぎつさに唖然とした。
3.読むともなく週刊誌をめくっていると、なんと昔なじみのA君のことが載っているではないか。
4.どこからともなくいい匂いがしてきた。
5.誰言うとなく、彼のことを阿Qと呼ぶようになった。
【例題】
1) (聴く/聴いた)ともなしに(聴いた/聴いていた)有線放送から、昔懐かしい歌が(流して/流れて)きた。
2) 彼は誰に語る( )もなく「さようなら」とつぶやく( )、まるで風の(如し→ )、どこ( )ともなく去って行った。
049)~と(も)なると/~と(も)なっては
名詞 : × + と(も)なると
動詞・形容詞:普通形 <ナ形ー×> と(も)なれば
と(も)なっては~ない
【会話】
課長:年末ともなると、何かと気ぜわしいな。ボーナスもいいけど、右から左へ飛んでいくだけだしなあ。
真理:でも、課長ともなれば、ボーナスもドカンと出るんでしょう。羨ましいですわ。
課長:家のローンもあるし、この歳ともなると老後の心配もしないわけにはいかないし、楽じゃないんだよ。
【解説】
「~と(も)なると/~と(も)なれば」は「~という状況・場合になると」という意味を表し、後件でどんな結論になるかを述べます。「~と(も)なると」は当然の結果という気持ちが現れます。一方、「~と(も)なれば」には推量の気持ちが含まれていて、文末で「~だろう」などの推量の表現が多く現れます。
「と(も)なっては~ない」は例文4、5のように常に後件で良くない結果になることを強調するのが特徴で、文末で否定形か否定の意味を表す語と呼応します。失望、残念といった感情が強く現れる表現でしょう。→例題1)
【例文】
1.ゴールデンウイークともなると、観光地は人で溢れる。
2.安楽死問題ともなれば、様々な問題があり、一朝一夕に答えは出せません。
3.口では勇ましいことを言っていながら、いざ実行となると、しり込みしてしまう者が続出する始末だ。
4.今となっては、もう手の打ちようがないですねえ。
5.校内暴力もこれほどとなっては、もはや教師だけでは手に負えません。
【例題】
1) 彼は人には面倒な仕事を(する/させる)くせに、いざ自分がやる(となると/となっては)(嫌だ/嫌がる)。
2) 現代医学( )もってしても(治せる→ )難病とも( )( )と、ご両親の心痛は察するに余りある。
050)*~ないではおかない/*~ずにはおかない
動詞:[ない]形 + ないではおかない
ずにはおかない
【会話】
良子:お隣の奥さんって凄いわよ。小二の子どもを毎晩十時まで勉強させないではおかないらしいのよ。
李 :お前だって大したものさ。毎晩疲れて帰って来る俺に、家事を手伝わせずにはおかないじやないか。
良子:もしそんなことを外で言ったら、ただじゃおかないわよ。帰って来る家はないと思いなさい。
【解説】
「~ないではおかない/~ずにはおかない」は動作動詞に付くと、例文1、2のように「~しなければ、自分の気が済まない/必ず~てやる」という強い決意を表します。また、心理・感情を表す動詞に付くと、例文3~5のように「必然的に/思わず~させてしまう」という自然・自発の感情を表します。
この文型は動詞の使役形と結びつくことも多く、強制的に或いは自然にある状況・心理状態に追い込むことを表します。その場合、「~ないではいられない/~ずにはいられない」(→文型261)と主語が好対照の文型になります。
その映画は私を感動させずにはおかなかった。(映画は・私)
私はその映画に感動せずにはいられなかった。(私は・映画)
【例文】
1.あいつは生意気な奴だ。一度、あいつの鼻っ柱をへし折ってやらないではおかない。
2.彼らがこのような内政干渉をつづけるなら、我々はいかなる手段をもってしても、撃退せずにはおかない。
3.大臣のその一言は、波紋を呼ばずにはおかなかった。
4.彼の言動は、私を不安にさせずにはおかなかった。
5.その子の学校に対する抗議自殺は、大人達を反省させずにはおかなかった。
【例題】
1) A紙が我々に根も葉もない中傷を加えた(以上/からこそ)、謝罪(しない/させない)では(いられない/おかない)。
2) 彼女の献身的( )母親を看護する姿は、見る人を(感動する→ )ずには(おく→ )。
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